“真”と“偽”が入り乱れる異例の聖杯戦争――最後に立つのは?
『Fate/strange Fakeの全サーヴァント』を徹底比較し、宝具・戦闘描写・相性・作中での格まで強さを検証。
ギルガメッシュ【偽アーチャー】は本当に最強なのか? それともアルケイデス【真アーチャー】が覆すのか?
ギルガメッシュと互角に渡り合ったエルキドゥ【偽ランサー】や主人公のリチャード1世【セイバー(偽/真)】、ペイルライダー【偽ライダー】、さらには規格外のフワワ【真バーサーカー】まで――。
強さランキング対象キャラ
- ギルガメッシュ【偽アーチャー】
- 無銘の女暗殺者(失敗ハサン)【偽アサシン】
- アレクサンドル・デュマ【偽キャスター】
- ペイルライダー【偽ライダー】
- エルキドゥ【偽ランサー】
- ウォッチャー※真ランサー代理
- リチャード1世【セイバー(偽/真)】
- アルケイデス【真アーチャー】
- ヒッポリュテ【真ライダー】
- フランソワ・プレラーティ【真キャスター】
- ハサン・サッバーハ(幽弋のハサン)【真アサシン】
- フワワ【真バーサーカー】
- ジャック・ザ・リッパー【偽バーサーカー】
※作中登場順
果たして真と偽を含めた最強キャラは誰なのか――その結論を、本ランキング形式で明かします。
Fate/strange Fake 全サーヴァント強さランキング
第13位:アレクサンドル・デュマ【偽キャスター】
Fate/strange Fake公式サイト
「お前らが最後まであいつを信じ抜きゃ、たかだか本物にすぎねぇ伝説の一つや二つ、いくらでも覆してやれるだろうよ」
| マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| オーランド・リーヴ | C | D | E | EX | A | B |
⚔️強さ・能力
偽キャスターであるアレクサンドル・デュマの本質は、「原典を超える贋作」を成立させるという特異な昇華能力にあります。
生前に語った“本物超え”の思想を起源とし、宝具の複製を創造しながら、そこへ原典以上の性能を付与するという極めて異質なスキルを有しています。
これは通常の贋作とは一線を画し、単なる模倣ではなく“再解釈による強化”という創作者ならではの概念操作といえるでしょう。
クラススキル「道具作成」は宝具によって強化され、「道具作成(改)」へと変質。これにより疑似宝具を生み出すことが可能となっています。彼の能力は戦闘支援のみならず情報戦にも及び、工房に居ながら秘匿情報を抽出・解析することが可能です。
劇中では、オーランドが隠していた事実や本人すら認識していなかった情報を読み上げ、強い警戒心を抱かせる場面も描かれました。情報収集能力の高さは、キャスターとして極めて戦略的価値が高い要素です。
純粋な白兵戦能力については、作家系サーヴァントとしては低水準と見られていましたが、後に公開されたステータスでは筋力C、耐久Dを有していることが判明しています。これはキャスターとしては比較的高水準であり、同程度の戦闘能力を持つのがジェロニモ級とされる水準です。
軍人の父を持つ血統的背景や王侯の狩猟に同行していたという経験が、肉体的基盤を形成している可能性も考えられます。創作者でありながら一定以上の近接適性を持つ点は、戦局において軽視できません。
🛡️宝具の性能
♦︎銃士達よ、風車に挑め(マスケティアーズ・マスカレイド)
この宝具は、対象の人生そのものに対して“執筆・改稿”を行うという、極めて文学的かつ概念的な支援宝具です。
対象に自身の体験や創作上の英雄譚を上書きすることで、能力を数倍から数十倍にまで引き上げます。単なる強化ではなく、「物語を書き換える」ことで存在の格を押し上げる点が最大の特徴です。
発動は召喚中に限定回数のみ可能であり、基本的に“強大な力へ挑む人間”を対象とするため、通常は人間にしか効果を発揮しません。
対象者はデュマの体験や数多の英雄譚を体感時間で約10時間追体験することになり、それが精神的覚醒と能力増幅へ直結します。
劇中では協力者をサーヴァントと近接戦闘可能な水準まで強化し、さらに偽バーサーカーのスキル強化にも成功しています。ただし魔術的干渉への耐性までは補強されないため、強化状態を逆利用される展開も見られました。
身体能力の底上げに特化した宝具であり、防御的補強や概念耐性の付与は含まれない点が戦術上の課題となります。
♦︎遥か終わらじの食遊綺譚(グラン・ディクショネール・ド・キュイジーヌ)
この宝具は、共著や改稿の経験、遺作『料理大辞典』の執筆、さらに発掘調査や博物館統括といった実績に由来しています。
既存の物品へ新たな逸話を創作し、疑似宝具へと昇華させる能力であり、「道具作成(改)」の中核を担う宝具です。
既存物の逸話を書き換えることで宝具化するため、ゼロから創造する投影魔術とは性質が異なります。あくまで“既に存在するものへ手を加える”ことが原則です。
作成された宝具は使用者が使い込むほどに完成度が増し、最終的には真名解放も可能になります。ただし、初期段階でランクA以上の完成された逸話を持つ物品は改変不能とされています。
武器に限らず、情報端末すら宝具化可能であり、劇中ではネット上に存在しない極秘情報を抽出するスーパーアーカイブとして機能しました。さらには作業台を豪奢なダイニングテーブルへ変貌させるなど、応用的な空間演出も可能です。
戦闘支援、情報戦、環境操作を同時に成立させる極めて汎用性の高い宝具と評価できます。
第12位:ジャック・ザ・リッパー【偽バーサーカー】
Fate/strange Fake公式サイト
「本質が『人』である限り……君はただの力持たぬ『殺人鬼』に狩られる事になるだろう。」
| マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| エスカルドス | − | − | − | − | − | B |
⚔️強さ・能力
偽バーサーカーであるジャック・ザ・リッパーの最大の特性は変身能力にあります。潜入や攪乱に優れ、状況適応力は非常に高いものの、本人の発言にもある通り、純粋な戦闘力は英雄級には及びません。
19世紀末という比較的新しい時代の神秘に属する存在であることも影響し、神秘の濃度自体は高くないと考えられます。
単体での基礎戦闘力は低めに設定されていますが、その真価は宝具による戦場支配力にあります。
都市環境や人心の動揺を利用する性質上、状況依存型の戦闘スタイルを取るサーヴァントといえるでしょう!
🛡️宝具の性能
♦︎悪霧は倫敦の暁と共に滅び逝きて(フロム・ヘル)
「切り裂きジャック=地獄から来た悪魔」という説を基盤とする宝具で、自身を悪魔的存在へと変貌させます。ただし真性悪魔ではなく、幻想種としての仮初の存在に過ぎません。
顕現する空間は疑似的な“地獄”であり、深い霧、青黒い未知の植物、人面の蝙蝠、小鬼の炎といった異形が出現します。
これは人々が抱く「悲劇や悪意を悪魔のせいにしたい」という歪んだ願望が具現化したものです。
半径5km圏内の人口密度により威力が変動するのが最大の特徴で、無人地帯では大型猛獣程度ですが、都市部では武闘派サーヴァント級に匹敵します。
攻撃手段は双眸からの熱線と鋭利な爪。人間が想像する“天敵としての悪魔”を体現するため、人間特攻の性質を持ちます。名称は警察宛の手紙に記された「From hell」に由来します。
♦︎其は惨劇の終焉に値せず(ナチュラルボーンキラーズ)
「ジャックは単独犯ではなく集団犯だった」という説を反映した対軍宝具です。マスターの魔力量に応じ、多数の分身を生成可能であり、最後に残った個体が自動的に本体となります。
分身が破壊されても実際のダメージは本体に及ばず、消費されるのは魔力のみという特性を持ちます。
最大数は魔力量依存ですが、通常状態で512体の分身生成が確認されています。さらに前述の宝具や変身能力と併用可能であり、劇中では200体以上の同時運用も描写されました。
強大な姿へ変貌するほど分身体数は減少するというトレードオフ構造を持ちます。
総じてジャック・ザ・リッパーは、基礎能力こそ低水準ながら、環境依存型の爆発力と分身戦術による消耗戦に特化した存在です。
都市型戦闘においては極めて危険度が高く、条件が整えば上位サーヴァントに迫る脅威となり得ます。
第11位:ヒッポリュテ【真ライダー】
Fate/strange Fake公式サイト
「貴様は、貴様だけは、そのような真似は決してせぬ男だと思っていた!」
| 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| エルメロイ教室 | B | B | A | C | D | A |
⚔️強さ・能力
真ライダーであるヒッポリュテは、天馬『カリオン』を駆る高機動型サーヴァントであり、弓と槍を自在に使い分けることで遠近双方に対応する総合戦闘能力を有しています。
騎乗戦を前提とした立ち回りは極めて洗練されており、機動力と打撃力を両立したバランス型の英霊といえるでしょう!
特筆すべきは宝具「戦神の軍帯」による自己強化です。神の力を宿すことで身体能力が飛躍的に向上し、アニメ版では不意打ちとはいえ拳の一撃のみで真アーチャーを大きく吹き飛ばすほどの破壊力を示しました。
これは単なる筋力強化に留まらず、神性の上昇による格そのものの底上げを意味しています。
また騎乗中の回避性能も極めて高く、原作では負傷を負いながらも真アーチャーの矢や偽アーチャーの王の財宝の雨を凌いでいます。
アニメ版ではこれらの狙撃を一発も受けずに回避しており、騎乗技術の高さとカリオンとの連携が際立っています。
弓術においてはアーチャークラスではないにもかかわらず、真アーチャーの矢を相殺し、決定打には至らなかったものの後頭部へ正確に命中させる精度を見せました。
さらに槍術では神の力を併用した投擲によって、偽アーチャーが展開した六枚の盾を一挙に破壊しています。攻撃の質・威力ともに高水準であり、総合的な戦闘能力は決して低くありません。
それでもなお、偽アーチャーからは「英霊としての格が違う」と厳しい評価を受けています。これは純粋な戦闘技量ではなく、神話的象徴性や伝承の規模といった“霊格”の差を示唆するものであり、ヒッポリュテの実力を否定するものではありません。
実戦能力においては上位陣と互角に渡り合える水準に達していると評価できます。
🛡️宝具の性能
♦︎戦神の軍帯(ゴッデス・オブ・ウォー)
ランクAの対人から対城まで対応可能な自己強化宝具です。父であるアレスの分体たる軍章旗を帯状に改めたもので、二の腕に装着されています。
発動により神性と筋力・耐久・敏捷・魔力といった基礎パラメータが大幅に引き上げられます。
ただし、現代社会における神秘の希薄化という制約により、無制限の強化は不可能です。神代に近い環境であればさらなる出力が見込める可能性があります。
なお、バーサーカーのペンテシレイアも類似装備を身に着けていますが、同一の品かどうかは明らかになっていません。最大捕捉数についてはマテリアルに記載がなく、現状不明とされています。
♦︎傲慢覆す怒り(ヒュブリン・アナトレポーン・エリーニュエス)
詳細なランクや種別は不明ですが、戦神の軍帯で極限まで強化した状態で、馬上から自身の身長に匹敵する巨大戦斧を振るうという極めて単純明快な宝具です。
しかしその威力は桁違いで、マスターの支援も加味した総合出力は「約束された勝利の剣」に次ぐほどと評され、台風そのものを両断する破壊力を示しました。
複雑な概念効果を持たない代わりに、純粋な物理的破壊力を極限まで高めた一撃必殺型宝具であり、ヒッポリュテの戦闘スタイルを象徴する存在です。
第10位:無銘の女暗殺者(失敗ハサン)【偽アサシン】
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「異端の魔術師は……排除する……」
| マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ジェスター | C | B | A | C | D | B+ |
⚔️強さ・能力
偽アサシンである無銘の女暗殺者は、歴代ハサンが行使した十八種もの「ザバーニーヤ」を修得している点が最大の特徴です。
唯一、同期にあたる十九代目のザバーニーヤのみ未修得とされていますが、それでも手数と対応力は圧倒的であり、状況適応力は極めて高水準にあります。
しかしその反面、過剰な自負心と狂信的性格により、戦況や勝算を度外視して正面から突撃するという重大な欠点を抱えています。命令を聞かない傾向が強く、戦略的運用は事実上困難です。
宝具を出し惜しみなく連発するため、マスターへの魔力負担は極めて重く、実質的にはバーサーカーに近い運用難度を持つアサシンといえます。
一方で、自身の状態や周囲の状況を的確に把握する能力自体は高く、理解したうえであえて無視するという選択を取っている点は特筆に値します。
本来のザバーニーヤ使いと比較して派手な使用法が目立ちますが、それは彼女の性質が色濃く反映された結果と考えられます。
さらに、髪を自在に操る切断能力や精神支配の歌声など、無差別被害に発展しかねない宝具も存在します。
聖杯戦争と無関係な者を巻き込むことに躊躇がなく、マスターが令呪を強制使用した場合の危険性は極めて高いといえます。
🛡️宝具の性能
♦︎幻想血統(ザバーニーヤ)
ランクEからAまで変動する対人・対軍宝具です。肉体を自在に変質させ、十八の御業を再現します。
生前は過酷な肉体改造を伴っていましたが、英霊化によって自在変質能力へと昇華しました。威力がオリジナルを上回るか否かは個別の業によって異なります。
なお、新たなザバーニーヤを使用する瞬間にわずかな硬直が生じると指摘されています。最大捕捉数はマテリアル未記載のため不明です。
♦︎妄想心音(ザバーニーヤ)
ランクCの対人宝具。いわゆる『呪腕』の御業であり、擬似心臓を握り潰すことで対象を呪殺します。
オリジナルが右腕を置換していたのに対し、彼女は背中に移植し第三の腕として行使しています。
♦︎空想電脳(ザバーニーヤ)
敵の頭部を爆弾へと変質させる能力です。詳細なランクや種別は不明ですが、過去作で描写された業を再現しています。
♦︎夢想髄液(ザバーニーヤ)
可聴域を超えた歌声により対象を操ります。大人数に対しては脳や魔術回路を揺さぶり暴走を引き起こし、単体に限定すればサーヴァントすら膝をつかせ、人間であれば完全支配が可能です。人体発火を誘発する描写も確認されています。
♦︎狂想閃影(ザバーニーヤ)
髪を自在に伸縮させ、捕縛や切断を行う能力です。オリジナルは数里先から気付かれずに斬首可能だったとされ、極めて暗殺向きの業です。
♦︎断想体温(ザバーニーヤ)
皮膚を『魔境の水晶』の如く硬化させ、銃弾を弾く防御能力を得ます。物理耐性に優れる一方、魔力強制排出のような特殊攻撃には弱点があります。
♦︎妄想毒身(ザバーニーヤ)
ランクCの対人宝具。自身の全身を猛毒と化しますが、彼女の場合は無差別被害を避けるため毒性が抑制されています。主に血液へ毒を集中させ一時的に使用します。
♦︎瞑想神経(ザバーニーヤ)
ランクEX。魔力や水、風、電気といったエネルギーの流れを完全知覚する能力です。実在性や詳細は不明点が多いものの、極めて高位の感知能力と推測されます。
♦︎非想巡霊(ザバーニーヤ)
濃霧を媒介に幽精を具現化・使役します。巨獣や大蛇、巨人など多様な形態を持ち、自我も備えています。
支配ではなく協調に近い形で従うため、マスターへの服従が不完全になる可能性を孕みますが、令呪の強制効果を緩和する利点にもなり得ます。
♦︎異想追憶(ザバーニーヤ)
煙で相手や世界を“酔わせ”、境界を曖昧にして攻撃を透過させる能力です。オリジナルは長期間持続可能でしたが、彼女の場合は数秒間が限界です。
無銘の女暗殺者は十八の宝具を自在に扱う圧倒的手数を誇りながら、その精神性ゆえに制御困難という致命的な弱点を抱えています。
運用次第では上位サーヴァントにも匹敵する爆発力を持つ一方、統率を欠けば戦局を不安定化させる危険な存在といえるでしょう!
第9位:ペイルライダー【偽ライダー】
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トオウ、アナタガ、ワタシノマスターカ
| マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 繰丘椿 | E | A | B | A | C | EX |
⚔️強さ・能力
ペイルライダーは、固定された肉体を持たない極めて特異な存在です。本体をマスターである椿の傍らに留めたまま、分身を偵察や攻撃へ差し向けることが可能であり、通常のサーヴァントとは一線を画す戦術運用を実現しています。
分身体であっても実害を伴うため、索敵と侵攻を同時並行で行える点は大きな強みです。
最大の脅威は「病」による侵食能力にあります。対象を感染させることで魔力を吸収し、昏倒させるだけでなく、椿の意思次第では夢の世界へと引きずり込むことさえ可能。
これは単なる状態異常ではなく、精神領域への干渉を含む複合的な攻撃といえるでしょう!
さらに、ペイルライダーは「病そのもの」であるがゆえに、五感による知覚はもちろん、魔力感知や通常の魔術探知でも捕捉できません。これを認識できるのは、感知の枠組みを超越した高ランクの探知能力を持つ存在に限られます。
作中では複数の人物が認識していますが、それはあくまで特例であり、一般的な魔術師の視点ではほぼ不可視の存在です。
椿を直接排除しようとする試みも無意味に近い結果に終わります。逸話上、死神と病を宿す少女は不可分の存在として描かれており、物理攻撃はほとんど効果を持ちません。
実際に手を出した、あるいは出そうとした者は例外なく命を落としています。黒きローブは象徴であると同時に、少女を守護する概念装甲の役割を果たしているとも解釈できます。
ペイルライダーはペストやコレラといった特定の疫病ではなく、「病という災厄」そのもの、さらには「死の概念」そのものを体現した存在です。ゆえに人類が病と死への恐怖を抱き続ける限り、その概念に終焉は訪れません。
滅びの概念を持たないという点において、通常の英霊とは次元の異なる存続性を備えています。
🛡️宝具の性能
♦︎来たれ、冥き途よ、来たれ(ドゥームズデイ・カム)
ランクEXの対界宝具。自らがもたらした「死」という結果を収容するため、マスターを起点に疑似的な冥界を構築する結界宝具です。緊急時には対象を肉体ごと結界内へ引き込みます。
この結界世界はマスターの内面イメージに強く影響され、典型的な地獄や天国の様相を呈する場合もあれば、完全なる虚無として魂を砕く空間となる場合もあります。
本来はより小規模な結界ですが、土地や外的要素と結びついた結果、通常召喚時を上回る規模へ拡張されています。
終末思想や冥界神話に由来する性質を内包し、死後世界を強制的に現出させる極めて危険な宝具です。
♦︎剣、饑饉、死、獣(かごめ、かごめ)
ランクAの対軍宝具であり、結界内部において「死」をもたらす象徴的存在を具現化します。名称の読みはマスターの解釈によって変化し、その内容もイメージに左右されます。
環境と条件が完全に整えば、神話的終末の再現すら可能ですが、椿が黙示録やラグナロクの知識を持たず、地獄を望まなかったため、作中ではその水準には至っていません。
それでもなお、広範囲に死を振り撒く能力は対軍戦闘において極めて強力であり、終末概念を部分的に具現化できる点で高い危険度を誇ります。
第8位:フランソワ・プレラーティ【真キャスター】
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「私も誓う。君が正しい栄光の中で聖杯を手に入れられるように、この魂をかけて正々堂々と聖杯戦争を勝ち抜く事を!」
| マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| フランチェスカ | E | D | C | A | B | A |
⚔️強さ・能力
真キャスターであるフランソワ・プレラーティは、魔術師としての正統派能力を備えた存在です。陣地作成スキルにより、自身に有利な工房や結界を構築し、戦闘環境そのものを支配下に置きます。
これはキャスターの基本でありながら、戦局を根底から左右する重要な要素です。
道具作成はBランク。魔力を帯びた器具を作成でき、継戦能力や儀式魔術の補助に活用されます。神性はE−と低ランクですが、これはとある神の血統に由来するものの、追放された存在であったことが影響しています。
さらに、ベルゼブブ召喚の伝承と結びついたことで辛うじてEランクに留まっている状態であり、神霊適性としては限定的です。
🛡️宝具の性能
♦︎螺湮城は存在せず、故に世の狂気に果ては無し(グランド・イリュージョン)
ランクAの対軍宝具。盟友にベルゼブブの姿を見せた、あるいは自身がその化身であるという伝承と、血統的要素が融合して昇華された大幻術です。
環境そのものを欺き、世界のテクスチャを騙す規模にまで達する高位魔術であり、対象を固有結界へ閉じ込めたと錯覚させることすら可能です。
ただし本質は幻術であるため、真の固有結界ほどの物理的拘束力は持ちません。それでも認識と世界認識を書き換える規模は非常に大きく、精神干渉と環境支配を両立する強力な宝具です。
♦︎螺湮城教本(プレラーティーズ・スペルブック)
ランクEXの対理宝具。生前にとある騎士へ譲渡されたため、現状では使用不能とされています。魂レベルで返還されない限り行使は不可能です。
この魔導書は、理性を飛ばした状態で魔術を行使した結果、「繋がってはならない領域」と接続してしまった経験を基に成立しました。白紙の経典へその理を記し、接続そのものを封印した唯一無二の書です。
再現性はなく、唯一の接続手段も盟友へ渡されたため、事実上封印状態にあります。
フランソワ・プレラーティは、環境改変と大規模幻術に優れた技巧派キャスターです。純粋な破壊力よりも、認識操作と世界構造への干渉を主軸とする戦術型サーヴァントであり、条件が整えば戦場の前提そのものを覆す潜在力を秘めています。
第7位:フワワ【真バーサーカー】
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| マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ハルリ・ボルザーク | A++ | A++ | C | A | D | A |
⚔️強さ・能力
フワワは、ハルリと行動を共にするフィリアによる影響か定かではありませんが、姿・音・魔力のいずれも遮断する光学迷彩能力を有しています。口から業炎を吐き、右腕と推測される部位から衝撃波を放つことも可能。
時間の経過やマスターの意思に応じて、周囲の機械や瓦礫を取り込みながら巨大化し、ケーブルやワイヤーを触手のように振り回して戦います。
加えて光輪からは厄災の魔力を投射でき、飛来するミサイルを50km以上離れた地点から迎撃可能です。放たれる虹色の輝きは疫病、熱波、戦争といった災厄の概念を凝縮したエネルギーであり、一撃で都市の一角を破壊する威力を有しています。
厄災の光は炎の竜巻や寒波による氷壁なども生み出せ、さらにその中に病疫といった別の災厄を組み込むことも可能で、多層的な攻撃手段を有しています。
🛡️宝具の性能
現時点では不明。
第6位:ウォッチャー※真ランサー代理
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| マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| シグマ | − | EX | − | EX | − | EX |
⚔️強さ・能力
ウォッチャーは、人類に対する特定のスキルを変化させた存在です。母胎から生まれた生命に対して幸運値を操作し、試練を与えることができますが、運命を完全に操作できるわけではなく、主に契約したマスターに影響します。その結果、マスターは高確率で死に至ります。
また、ウォッチャーは不滅性を持つことが示唆されています。現行世界の法則と矛盾するため、通常のサーヴァントのように肉体を完全に顕現することはできません。
顕現可能なのは、条件が揃った瞬間に限られ、0.00001秒未満の時間で肉体の一部だけを現出させることが可能です。
🛡️宝具の性能
現時点では不明。
第5位:ハサン・サッバーハ(幽弋のハサン)【真アサシン】
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「汝が信念を失わぬ限り、我は汝の影となろう」
| マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ファルデウス | D | C | C(影での移動時A+) | D | E | EX |
⚔️強さ・能力
幽斎のハサンは、気配遮断スキルがEXランクと規格外の性能を誇ります。世界そのものと同化してしまうほどで、攻撃態勢に入るとランクはA+まで低下するものの、それでも他のアサシンの非戦闘時能力を凌駕するレベルです。
潜入能力は極めて高く、「35層にわたる強固な結界、防衛機構、悪霊、上空攻撃や地盤破壊に対応する巨大魔術工房」でも警告を発せずに内部まで侵入し、暗殺を遂行できます。
ターゲットへの暗殺は、事故死や突発的な病死(脳梗塞や心筋梗塞など)を装う方法で行われ、外部からの介入が難しい自然な死因として成立します。
成田良悟氏によれば、特性に比して通常ステータスは低めですが、マスター狙いのアサシンとしては問題にならないレベルです。
さらに「影灯籠」のスキルにより、影を具現化・実体化した刃を攻撃に使用可能です。この刃は厚みの概念を持たず、盾や戦車の装甲すら貫通します。
影の中に対象を隠せば、不可視の刃が無数に全方位から襲い掛かるため、防御はほぼ不可能です。
🛡️宝具の性能
♦︎瞑想神経(ザバーニーヤ)
ランクEX。自身の『死』を引き金に世界の影と同化し、擬似的な死の概念として対象を冥界へと引きずり込む自己犠牲型宝具です。発動条件はサーヴァントとしての自身の消滅が確定した場合に限られ、マスターの死亡も含まれます。
膨大な影は周囲を闇で覆い、敵を逃がさず追い詰めますが、無差別攻撃ではなく、敵対者のみを対象とします。
事実上の自爆技であるため、敵を倒しても自らは戦線を離脱します。そのため、聖杯戦争の勝利条件とは相性が悪く、イシュタルからも「聖杯戦争向きではない」と評されるほどです。
後世では、この宝具は魔力・水・風・電気などのエネルギーの流れを完全知覚する業として伝承されましたが、種別は明記されていません。
第4位:リチャード1世【セイバー(偽/真)】
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「盟約は為された。今は互いの言葉を鬨合わせとし――俺も、侵攻を開始する」
| マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| アヤカ・サジョウ | B | B | EX(B〜A++) | B | C | A |
| 藤丸立香 | B | B | EX | B | C | A |
⚔️強さ・能力
『Fateシリーズ』において、リチャード1世はステータスが判明しているサーヴァントの中で初めて「敏捷EX」を保持する存在です。従来の高速型サーヴァントであるギリシャの英雄や、狂化によって加速されたクランの猛犬、NOUMINですらA+が上限であり、A++を誇る剣術無双クラスでさえ最高ランクでした。
しかし、リチャードの速さは単純な瞬発力とは異なり、戦闘を継続するほどスキル「神速」の効果により、速度が際限なく上昇する特性を持っています。
平時ではBランク相当であり、初速は目立たないものの、条件を満たすことで無限に加速可能という点が特徴です。ただし、加速の上限や戦闘中断時のリセットなど、詳細はまだ不明な部分が多く残されています。
またスキル「驥足百般」により、物事の習得速度が極めて高く、わずか1日の潜伏期間で現代式拳闘術やギター演奏を実戦レベルで習得するなど、学習能力の高さも顕著です。
『FGO』では、光を纏い神速かつ連撃主体の剣術や徒手格闘を駆使し、エクストラアタックでは宝具『永久に遠き勝利の剣』を使用します。第1再臨では枝、第2再臨ではギターなど、戦況や手元の状況に応じて戦力を柔軟に変化させる戦闘スタイルを有しています。
さらに『円き十字に獅子を奏でよ』による従者支援も強力です。ロクスレイはマントの裏から光の矢を放ち、ピエールは剣撃後に遠距離から光の矢で支援、ニミュエは剣に水を纏わせ突進と共に水渦を生み、ウィルフレッドは正拳突きの後に光の散弾を投射するなど、戦況を立体的に補助します。
🛡️宝具の性能
♦︎永久に遠き勝利の剣(エクスカリバー)
ランク:D〜A+。手にするあらゆる武具に「聖剣エクスカリバー」の概念を付与し、雷撃の如き光の斬撃を放つ宝具です。
生前、アーサー王に憧れ、身の回りの武具全てに「エクスカリバー」と名付けていた逸話と、本人が持つ神秘が融合した結果、作中では徒手や枝、ギターなど、あらゆる得物で使用可能となっています。
ただし使用する武具が脆ければ威力は低下し、破損する場合もあります。魔力供給が十分であり、耐えうる武具を使用すれば連発も可能で、作中では最低20撃以上の連続使用例が描かれています。あくまで「模倣」としての宝具であるため、本物の星の聖剣の威力には及びません。
♦︎円き十字に獅子を奏でよ(ラウンズ・オブ・レオンハート)
ランク:A。生前の縁ある者たちの魂を従者として同行させる宝具です。現界時にリチャードが同行を希望する者を選びますが、最終的に従者となるかは対象の意志に委ねられます。
召喚人数は状況に応じて変動し、今回の現界では7人が従者として付随しています。これら従者はリチャードの魔力を介して「技」や「魔術」を発動可能であり、形態としてはスキル限定の『王の軍勢』や格闘ゲームの援護キャラに近い運用が可能です。
♦︎獅子吼よ詠え、颯颯たる煉獄を(ユートピー・ピュルガトワール)
ランク:A。『FGO』で追加された宝具で、リチャードの軍略家としての才覚と戦場を駆け抜ける俊敏性を宝具化したものです。
煉獄の炎に包まれた状態で現れる獅子たちは、イングランド王室の紋章と関連している可能性が示唆されるものの、本人も詳細は把握していないようです。
獅子心王としての戦闘能力と王としての威光がそのまま宝具として具現化された、極めて象徴的な宝具と言えます。
第3位:アルケイデス【真アーチャー】
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「ああ、そうだ。我が骨肉、我が魂こそは、神になり下がった愚者の影法師よ!」
| マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| バズディロット | A | B | A | A | B | A++ |
⚔️強さ・能力
アルケイデスは、20km以上離れた距離から音速を超える矢を放ち、対象を正確に射抜く狙撃能力を有します。矢は英霊ですら上半身を吹き飛ばす威力を持ち、ギルガメッシュの黄金の鎧の手甲すら一撃で破壊可能。
精度も驚異的で、雷撃並みの速度で迎撃されても次弾は人類の限界を超える速度で命中するなど、狙撃手として圧倒的な戦闘力を誇ります。
さらに「王の財宝」では、数十発の宝具を左手で振り回す攻撃や、数千発に及ぶ全方位斉射を宝具で無効化するなど規格外の耐久力と戦闘能力を示しています。
本来なら生命ストックを使い果たすヒュドラ毒も、泥の力によりある程度抑制され、通常のヘラクレスでは不可能な戦術も実行可能です。
ただし、神の祝福を失った影響で、複数の生命や神性スキルの喪失、魔力消費の増大といった弱点も抱えています。
🛡️宝具の性能
♦︎十二の栄光(キングス・オーダー)
ランク:C~A++。「十二の試練」の成就を象徴する偉業を宝具として具現化し、自身の武器として使い潰すことが可能。
聖杯の理そのものを押さえ込むため、魔力消費は通常の数倍に達しますが、作中のマスター・バズディロットは数万人の人間を贄にして生成した魔力結晶によって、数ヶ月間全力で戦える魔力を得ています。
♦︎射殺す百頭(ナインライブス)
ランク:C~A+。手にした武具や徒手空拳を武器として使う技能を宝具化したものです。状況に応じて対人、対軍、城攻めまで多彩な戦術を可能とし、『Fake』では毒矢9本をヒュドラのように襲い掛からせる攻撃を行います。
復讐者と化したアルケイデスの矢は、泥の呪いと膨大な魔力が組み合わさり、ビルほどの太さを持つ毒蛇や邪竜のような形状となります。
♦︎天つ風の簒奪者(リインカーネーション・パンドーラ)
ランク:EX。アヴェンジャークラスとしての特性により、相手の宝具や逸話由来の権能を奪うことが可能な宝具です。
奪った力は霊基に融合し、敵から回収することはほぼ不可能で、神獣の権能すら対象となります。現状、ランク以外のステータスは未公開ですが、圧倒的な戦力変換能力を秘めています。
第2位:エルキドゥ【偽ランサー】
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───ああ。なんて、罪深い。
| マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 銀狼の合成獣 | − | − | − | − | − | A++ |
| 藤丸立香 | ? | ? | ? | ? | ? | A++ |
⚔️強さ・能力
たおやかで優美な佇まいとは裏腹に、エルキドゥは極めて苛烈な戦闘能力を有しています。彼が扱う「意志を持つ宝具」は、英雄王ギルガメッシュの全盛期に匹敵する力を発揮しました!
叙事詩に記されるギルガメッシュとの戦いでは、互角の戦闘力を示しており、『Fake』においても開幕直後から同様に互角の戦闘を繰り広げます。
神々がエルキドゥを創造した際、ハードウェアを重視した結果、ソフトウェアを持たない純粋なハードとして生み出されました。そのため、エルキドゥの人格は身体に「道」として刻まれており、現在の彼の意識は魂ではなく肉体に宿っているとされます。
また、童話の化身と同様に、彼の身体そのものが宝具であり、魔力を注ぐことで聖杯の代替として機能することも可能です(本人によれば「真似事」程度とのことです)。
さらに、エルキドゥは「獣の言葉」を理解する能力を持ち、マスターである狼型ホムンクルスのキメラと容易に意思疎通が可能です。
加えて、最高クラスの「気配感知」を備えており、遠隔地の水源やサーヴァントの存在を察知することができます。彼の戦闘技術は多くの場合「歌」を契機として発動する描写が見られます。
本来、エルキドゥは神々によって造られた神造兵装でしたが、理性と知恵を得たことでその力の一部を失い、サーヴァントとして召喚可能な範囲まで弱体化しています。
仮にバーサーカーとして召喚されれば、理性と知恵を得る前の状態に戻り、ギルガメッシュでさえ勝ち目のない圧倒的な戦力を発揮します。しかし、この状態は聖杯システムでは事実上召喚不可能です。
奈須きのこ氏によれば、エルキドゥの基本ステータスはオールA(マスターによって微調整あり)で、スキル「変容」を使用すると筋力をA+に上げる代わりに他のステータスが−2されます。
この特性により、敏捷EXの獅子心王とも互角に渡り合うことが可能です。なお、対魔力は魔力と同じランクに設定されており、アルトリアの対魔力の高さと同様の理屈であると考えられます。
『Fake』第1巻時点では総合力は「オールA弱」とされますが、銀狼の状態で全快すればオールAも十分に現実的です。
さらに、地球そのものをマスターとした場合、変動値30を追加して全パラメータをA+に引き上げることが可能であり、この状態は「どこかの真祖の姫もこうした途方もない事を行う」と称されるほどの性能を発揮します。
元々は意思を持たない兵器として設計されていた点が、真祖の姫と共通していますが、それ以外の関連性は不明です。
エルキドゥはランサークラスとして召喚されていますが、正確には「自身が神々の作り出した宝具」と言える存在です。
聖娼の姿を選び人型を取っていますが、戦況に応じて槍や盾、斧などあらゆる武器に変形可能で、『CCC』の発言からもそれが示唆されています。
体が傷ついても高い再生能力により回復し、他者の蘇生・治療も行えます。基本的に弱点は少ないものの、「滅びの運命」や病、呪いには脆弱です。
『FGO』における戦闘では、民の叡智によって地面から光の槍を生じさせたり、手首を光の剣や槍に変化させるなど、自在な攻撃が可能です。
また、「天の鎖」を形成して敵を拘束することもできます。このように、ランサークラスでありながら槍を主武装としないサーヴァントの代表格とも言えます。
🛡️宝具の性能
♦︎人よ、神を繋ぎ止めよう(エヌマ・エリシュ)
ランク:A++→EX。エルキドゥ自身の体を一つの神造兵器に変化させる能力です。アラヤやガイアなどの抑止力の力を光の楔として流し込み、膨大なエネルギーを世界が認識できる形で相手に叩き込みます。星や人類への破壊行為に反応して威力が増大する点が特徴です。型月において「対粛正宝具」と分類される唯一の存在で、最強の防御「対粛正防御」と何らかの関連があると考えられますが、詳細は未公開です。
♦︎民の叡智(エイジ・オブ・バビロン)
大地そのものを自在に変形・操作できる能力です。普段の攻撃もこの力で行われ、真名解放や詠唱を必要としない基本武装として機能します。
また、言の葉に霊基の欠片を乗せることで、その真価を発揮します。スキルとしてのランクはA+ですが、宝具としてのランクは現状未公表です。
第1位:ギルガメッシュ【偽アーチャー】
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「慢心せずしてなにが王か!」
| マスター | 筋力 | 耐力 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 言峰綺礼 | B | C | C | B | A | EX |
| 遠坂時臣 | B | B | B | A | A | EX |
| 岸波白野 | B | C | C | A | A | EX |
| ティーネ・チェルク | B | B | B | A | A | EX |
| 藤丸立香 | B | C | C | B | A | EX |
⚔️強さ・能力
ギルガメッシュの能力を端的に表すなら、「金に飽かした最強装備」と言えるでしょう。世界の全てを手中に収めた王として、彼はほとんどの実体を持つ宝具、正確にはそれらの伝説の元となった「宝具の原典」を所持しています。
これらはすべて自身の宝具「王の財宝」に収められており、空間を介して自由に取り出すことが可能です。単体でも絶大な威力を誇る原初の宝具を雨あられのように撃ち出すことができ、その火力はサーヴァント五体分に匹敵します。
ギルガメッシュは単に火力が高いだけではなく、相手の弱点となる宝具や防御系の宝具も自在に引き出せるため、攻防のいずれにおいてもほぼすべての敵や状況において優位に立つことができます。この点こそ、「王の財宝」の真の強みです!
『Fate』シリーズにおける戦闘は、単なる力比べではなく「自分ルールのぶつけ合い」が重視されると原作者が語る通り、相性の有利不利が勝敗を決する重要な要素です。
多種多様な宝具を、その根幹となる「原典」の形で取り出せる「王の財宝」は、ほとんどの相手に対して常に優位を確保できると言えます。並のサーヴァントでは太刀打ちできません!
例えば、魔人アーチャーは神秘や神性に特効を持つスキルと宝具によりギルガメッシュに相性勝ちしていますが、それでも勝利は不可能であると明言されています。
TVアニメ『stay night』では、衛宮士郎が投影したカリバーンに対し、原典であるグラムを召喚して一蹴し、ランサーには「天の鎖」で拘束しつつ、彼の真名であるクー・フーリンの敗北を宿命づける武器カラドボルグを引き出して倒しています。
こうした戦績から「英雄殺しの英雄」「対サーヴァント戦における絶対強者」と称され、月の聖杯戦争ではあまりの強さゆえ唯一出禁となるほどの存在です。
遠距離攻撃を主力としていることから、ギルガメッシュはアーチャークラスとして召喚されています。この運用は、エルキドゥとの戦いにおいて、弾幕の速さに追いつくために初めて使用されたことに由来します。
原典のギルガメシュ叙事詩では弓を使用しているため、アーチャークラスとしての召喚に違和感はありません。なお、弓は他の英雄王が切り札として使用する場合もありますが、ギルガメッシュ自身も「王の財宝」にそれらしき宝具を収めています。
キャスター版では弩を使用しており、むしろアーチャーよりも弓兵らしい戦い方を見せることがあります。
『FGO』においては、「王の財宝」からの宝具射出を主体としながらも、多様な攻撃パターンを見せています。背後や頭上からの射出、敵を全方位から取り囲んでの攻撃も可能。
また、「天の鎖」を用いた前方への串刺し攻撃や足元からの拘束、ジグザグの軌跡を描く攻撃も披露します。エクストラアタックでは、宝物庫から剣・戦斧・槍を取り出して連続攻撃を行った後、上下から「天の鎖」を展開して拘束し、最後に「王の財宝」の一斉射でトドメを刺すといった戦術も可能です。
キャスターの評価によれば、魔力生成量もサーヴァント屈指の水準であるとされています。
『CCC』では、アトラス院最後のホムンクルスであり人類屈指の知性を誇るラニとのチェス勝負に勝利した実績があります。
主人公と契約したサーヴァントでラニに勝利したのはギルガメッシュのみです。また、『strange Fake』においてもカジノで大勝するなど、実力による活躍を見せました。
さらに、ギルガメッシュはTYPE-MOON作品における最高位の魔術師の資格「千里眼」を保有しており、あらゆる平行世界や未来まで見通すことが可能です。
その精神性は「全知なるや全能の星」として常時発動型の宝具へ昇華されており、隅々までの詳細な情報を瞬時に把握することができます。
彼の魂の色は黄金で、その比重は一般人数十万人分に匹敵するとされています。冬木の聖杯を機能させるには本来7騎分の魂が必要ですが、ランサー・キャスター・ギルガメッシュの魂だけで十分とされるほど、規格外の強大さを誇ります。
この魂は、サーヴァントにとって天敵である「この世全ての悪」さえも汚染できない強度を持ち、黒桜でさえ急速に魔力に変換せざるを得ないほどの力を秘めています。
召喚の経緯としては、ある魔術師が宝物庫の鍵を用いてギルガメッシュを召喚しましたが、現地民一族の長ティーネ・チェルクが魔術師を殺害し令呪を奪ったため、マスターはティーネへと変更されます。
ギルガメッシュ自身は聖杯に関心が薄く、霊薬で若返りを行い終盤まで高みの見物を決め込もうとしていました。しかし、エルキドゥ召喚の報を受けて参戦意欲を示し、初戦から全力で戦闘に臨むなど、その実力の凄まじさを改めて示しました!
🛡️宝具の性能
♦︎王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)
ランク:E~A++。王の財宝は、ありとあらゆる財を収める宝物庫とそれに繋がる鍵を指します。アーチャーとして召喚されたギルガメッシュは、これを用いて無数の宝具を自由自在に射出します。
その性能は極めて高く、事実上「チート級」と評されます。宝物庫は現世に存在する可能性も、別次元に存在する可能性もあり、叙事詩の伝承を通じて未来の財宝までも追加され続けるため、ほぼ無限のリソースを誇ります。扉を開く王律鍵は常に形状を変化させるため、通常の人間には扱えません。
♦︎乖離剣エア
宝物庫の最奥に眠る剣で、王の財宝の象徴的な存在です。
便宜上「乖離剣エア」と呼ばれていますが、実際は無銘の剣です。あまりに強力なため、他の財宝と同時に使用することは基本的に避けられます。
♦︎天の鎖(エルキドゥ)
ランク:?。神性に対して強力な鎖で、かつてウルクを飢餓に追い込んだ神獣・天の牡牛グガランナを捕えた実績があります。
神性の高い相手ほど威力が増す一方、神性のない相手には単なる頑丈な鎖となります。原作では、ヘラクレスを拘束する際に使用されました。
♦︎天翔ける王の御座(ヴィマーナ)
インド神話に登場する自在に空を飛ぶ乗り物です。水銀を燃料とする太陽水晶で稼働し、思考により操縦可能。
複数の迎撃宝具も搭載され、搭乗者を守ります。劇中では音速を超える速度での飛行戦力として使用されました。
♦︎原罪(メロダック)
各地に伝わる「選定の剣」伝説の原典であり、聖剣の象徴です。
「グラム」はその派生品であり、勝利すべき黄金の剣へと流れています。投影された聖剣に対して使用し、触れるものを焼き払う光の渦を放つことが可能です。
♦︎若返りの薬
不老不死を求めた旅の末に入手した霊草を用いた薬で、摂取すると少年期まで若返ります。第四次聖杯戦争終了後の潜伏に用いられました。
♦︎天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)
ランク:EX。混沌から天地を分けた究極の一撃です。乖離剣エアから放たれる空間切断で、風の断層は擬似的な時空断層まで生み出します。
♦︎天地波涛す終局の刻(ウト=ナビシュテム)
複合型の必殺技で、天の鎖で敵を引き寄せ、乖離剣で連続攻撃を行った後、「王の財宝」や「天地乖離す開闢の星」で追撃します。ゲーム中では聖杯超必殺技として扱われます。
♦︎全知なるや全能の星(シャ・ナクパ・イルム)
ランク:EX。常時発動型の宝具であり、ギルガメッシュの精神性そのものを具現化した存在です。
相手の真名や宝具はもちろん、隠された真実さえも瞬時に見通す力を備えており、総じて全知全能クラスの圧倒的な力を誇ります❗️
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↑こちらの記事も参考になりますので是非ともご覧ください!


















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