こちらの記事では、2023冬アニメの総合ランキングを執筆いたしました。
※注意/あくまで個人的主観が含まれておりますが、忖度なしで出来る限り正確なレビューを心がけておりますので是非最後までご覧ください。
2023年冬アニメ : 作品情報一覧 – アニメハック (eiga.com)
↑こちらの記事では作品の主な詳細が記載されておりますので、参考になさってください。
評価基準
- 95pt以上~神作
- 90pt以上~名作
- 85pt以上~傑作
- 80pt以上~良作
- 70pt以上~佳作
- 60pt以下~凡作
- 50pt以下~駄作
以下省略
ランキング対象タイトル〈五十音順〉
- あやかしトライアングル
- 痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2
- 犬になったら好きな人に拾われた。
- 大雪海のカイナ
- お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件
- お兄ちゃんはおしまい!
- 解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ
- 虚構推理 Season2
- 最強陰陽師の異世界転生記
- シュガーアップル・フェアリーテイル
- スパイ教室
- ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん
- 転生王女と天才令嬢の魔法革命
- トモちゃんは女の子!
- TRIGUN STAMPEDE
- とんでもスキルで異世界放浪メシ
- Buddy Daddies
- 冰剣の魔術師が世界を統べる
- ブルーロック
- 便利屋斎藤さん、異世界に行く
- 僕のヒーローアカデミア(第6期)
- もういっぽん!
- 弱虫ペダル LIMIT BREAK
以上、23タイトル対象になります。
早速ですが、ランキング(本編)の方どうぞ……!
- 【私的2023冬アニメ総合ランキング】
- 第23位:冰剣の魔術師が世界を統べる 評価: 46.7pt/星1.8
- 第22位:犬になったら好きな人に拾われた。評価:51.2pt/星2.1
- 第21位:最強陰陽師の異世界転生記 評価: 56.5pt/星2.5
- 第20位:解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ 評価: 66.3pt/星2.9
- 第19位:ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん 評価:67.9pt/星3.0
- 18位:痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2 評価:68.5pt/星3.0
- 第17位:スパイ教室 評価:69.6pt/星3.1
- 第16位:大雪海のカイナ 評価:70.6pt/星3.2
- 第15位:お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 評価:71.4pt/星3.1
- 第14位:あやかしトライアングル 評価:72.5pt/星3.3
- 第13位:とんでもスキルで異世界放浪メシ 評価:73.6pt 星3.2
- 第12位:転生王女と天才令嬢の魔法革命 評価:76.4pt/星3.4
- 第11位:便利屋斎藤さん、異世界に行く 評価: 76.5pt/星3.4
- 第10位:シュガーアップル・フェアリーテイル 評価:77.7pt/星3.4
- 第9位:虚構推理 Season2 評価: 79.2pt/星3.5
- 第8位:TRIGUN STAMPEDE 評価:79.5pt/星3.6
- 第7位:弱虫ペダル LIMIT BREAK 評価:80.0pt/星3.5
- 第6位:Buddy Daddies 評価:82.2pt/星3.6
- 第5位:トモちゃんは女の子! 評価:83.4pt/星3.7
- 第4位:もういっぽん! 評価:86.9pt/星3.8
- 第3位:お兄ちゃんはおしまい! 評価:88.2pt/星4.0
- 第2位:ブルーロック 評価:90.0pt/星4.0
- 第1位:僕のヒーローアカデミア(第6期) 評価:90.8pt/星4.0
- 総括
【私的2023冬アニメ総合ランキング】
第23位:冰剣の魔術師が世界を統べる 評価: 46.7pt/星1.8
冰剣の魔術師が世界を統べる スコアカード
タイトル/冰剣の魔術師が世界を統べる
評価/46.7pt
★★☆☆☆(1.8)
おすすめ度/D
2023冬アニメ(第23位)

脚本
作画
キャラ
音楽
声優
良かった点
SNSでもネタで覇権だと言われていたりしていましたが、そういう方の気持ちが凄く分かるくらいぶっ飛んでいて存分に愉しめる内容でした笑
基本的に70ptを下回る作品は他人におすすめはしませんが、この作品は”例外”です。一周回ってとても面白かったです。
悪かった点
ロングショットの際のキャラクターの作画が絵コンテかと感じる程に適当であり、主人公のレイのキャラクター性もブレていて、もとより真剣に観ずそういう常軌を逸した展開を愉しむ作品でこういうアブノーマルな作品は1クールに1つは欲しいと感じています。
第22位:犬になったら好きな人に拾われた。評価:51.2pt/星2.1
犬になったら好きな人に拾われた。 スコアカード
タイトル/犬になったら好きな人に拾われた。
評価/51.2pt
★★☆☆☆(2.1)
おすすめ度/D
2023冬アニメ(第22位)

脚本
作画
キャラ
音楽
声優
良かった点
犬視点のアオリアングルでスカートの下を覗くというのが男性からすれば夢が詰まっていて色っぽかったです。
個人的に月城うさぎちゃんは可愛らしくて本作でも唯一の癒しでした。
良くなかった点
キャラクターに全く感情移入出来なかったところです。ギャグアニメとはいえ女の子は犬に対してああいう反応は普通しません。
現実世界におこるリアリティラインの低さが少々気になりました…。
第21位:最強陰陽師の異世界転生記 評価: 56.5pt/星2.5
最強陰陽師の異世界転生記 スコアカード
タイトル/最強陰陽師の異世界転生記
評価/56.5pt
★★☆☆☆(2.5)
おすすめ度/D
2023冬アニメ(第21位)

脚本
作画
キャラ
音楽
声優
良かった点
内容的に独自性には欠けるもののキャラクターデザインが非常に可愛らしく、音楽面もオープニングに関しては陰陽師特有の禍々しさが伝わってきて良かったです。
ヒロインのイーファが凄くヒロインしていた点も好印象でした。
良くなかった点
主人公に魅力を感じなかったところです。
凡百な恋愛ものにありがちなのはヒロインは魅力的だけど男キャラクターの方に全く魅力がないこと。
イーファなどヒロイン側はとても純粋で可愛らしいのに男の方はただカッコつけて無双しているだけでヒロインが主人公に次々に惚れていく展開はひたすらに残念でした…。
第20位:解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ 評価: 66.3pt/星2.9
解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ スコアカード
タイトル/解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ
評価/66.3pt
★★★☆☆(2.9)
おすすめ度/D
2023冬アニメ(第20位)

脚本
作画
キャラ
音楽
声優
良かった点
「無職転生」や「涼宮ハルヒの憂鬱」然り杉田さんの演技にユーモアセンスが感じられて演技面に関してはひたすら面白い♪
ヒロインのマリーカもとても可愛らしく男主人公にも不快感が全く無くてこの2人組の恋愛が見ていて微笑ましく感じました。まさかマリーカが赤ん坊を産むとは思わず当時は驚かされました。
良くなかった点
良くも悪くも量産型アニメという印象でした…。スローライフなだけあって物語にもほとんど山場はなく少々退屈に感じたのが痛かったです。
第19位:ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん 評価:67.9pt/星3.0
ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん スコアカード
タイトル/ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん
評価/67.9pt
★★★☆☆(3.0)
おすすめ度/D
2023冬アニメ(第19位)

脚本
作画
キャラ
音楽
声優
良かった点
実況の遠藤くんと解説の小林さんがゲーム内のバッドエンドを回避していくという設定には独自性があって初見時は興味をそそられました。
リーゼロッテやフィーネは勿論、遠藤くんと小林さんも好きになれるエピソードが3話できて現実側のキャラを立たせたのが良かったです。
良くなかった点
最終話で別れがきたにも関わらずすぐに再開がきてキャラクターの泣き顔に感情がついていけませんでした…
実況と解説の部分が本作の軸となる部分なので其処にもっと面白さを見出して欲しかったです。
18位:痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2 評価:68.5pt/星3.0
痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2 スコアカード
タイトル/痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2
評価/68.5pt
★★★☆☆(3.0)
おすすめ度/D
2023冬アニメ(第18位)

脚本
作画
キャラ
音楽
声優
良かった点
1期と変わらずメイプルの破茶滅茶さがしっかりでていて観ていて痛快でした。
アクションシーンも迫力満点でエフェクトアニメーションは抜群にカッコよかったです!
良くなかった点
1期と変わらないというのは一見良く聞こえますが、本作の場合はこの路線を継続すると間違いなくマンネリ化します。もとより1期の後半から失速していたので…。
何か「楓の木」に新キャラを加えるだとか新たな設定を付け加えるだとかしてマンネリ化を防ぐ工夫を施して欲しかったというのが正直な感想です…。
CGが2期になってもの凄く多用されたことでとても安っぽく見えてしまったところも勿体なかった…。
第17位:スパイ教室 評価:69.6pt/星3.1
スパイ教室 スコアカード
タイトル/スパイ教室
評価/69.6pt
★★★☆☆(3.1)
おすすめ度/D
2023冬アニメ(第17位)

脚本
作画
キャラ
音楽
声優
良かった点
第3話のラストでエルナの存在を種明かしして第4話でopを解禁する構成は良かったです。いい意味で視聴者を裏切る展開もいくつかあって観ていてあまり飽きませんでした。
終盤でグレーテがかなり目立っていて彼女が優遇されてるように感じましたが、個人的に灯火の中だとかなり好きなキャラクターなので嬉しかったです。
巷ではおっ◯い教室だと言われていて不意に笑ってしまいましたが、リリィのバストサイズはまさに”極上”でした。
良くなかった点
序盤は特に戸惑うシーンが多く見受けられました。
第2話で不可能任務がスタートしましたが、まだキャラクターが固まっていない中、それまでの過程をすっ飛ばして進行したのにはやや戸惑いました…。
小説では光っていたトリックを巧く映像で表現できなかった点などやっぱりファンタジー系のラノベ作品は映像化が難しいとつくづく痛感させられました。
第16位:大雪海のカイナ 評価:70.6pt/星3.2
大雪海のカイナ スコアカード
タイトル/大雪海のカイナ
評価/70.6pt
★★★☆☆(3.2)
おすすめ度/C
2023冬アニメ(第16位)

脚本
作画
キャラ
音楽
声優
良かった点
雄大な雪海や移動要塞国家等冒険心をくずぐられる世界観が大変魅力的でそそられました。CGのアニメーションや音響部分も非常に高クオリティで映像面は相当凝っていました。
良くなかった点
TV版だけだと消化不良な要素が多かったのが勿体なかった印象…。
かなり壮大な内容で大風呂敷を広げていた割に長篇にありがちな引き伸ばしで冗長に感じてしまったのが惜しかった…。
第15位:お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 評価:71.4pt/星3.1
お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 スコアカード
タイトル/お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件
評価/71.4pt
★★★☆☆(3.1)
おすすめ度/C
2023冬アニメ(第15位)

脚本
作画
キャラ
音楽
声優
良かった点
真昼の可愛さに終始癒されました…。
甘々な2人の会話劇は尊く見応えもしっかりありました。
良くなかった点
後半部分で作画が崩れたり、イチャイチャ展開のまま話が進行してしまったところ。藤宮の過去のトラウマの内容もあっさりしていてもう少しストーリーに起伏が欲しかったのが正直な感想です。
第14位:あやかしトライアングル 評価:72.5pt/星3.3
あやかしトライアングル スコアカード
タイトル/あやかしトライアングル
評価/72.5pt
★★★☆☆(3.3)
おすすめ度/C
2023冬アニメ(第14位)

脚本
作画
キャラ
音楽
声優
良かった点
豊満な太ももを強調するカットも色っぽく矢吹先生の原作絵に忠実なキャラクターデザインも大変可愛くて目の保養としてとても満足しました。
エロ系の作品はほとんどが低クオリティですが、本作はバトルシーンのアクションもかなり気合いが入っていて作画面は全く気にならなかったです。
良くなかった点
あくまでエロアニメというジャンルなのでTS要素の必要性はあまり感じられませんでした。初代ToLOVEるくらいのぶっ飛び展開が観たかったというのが正直な印象です。
第13位:とんでもスキルで異世界放浪メシ 評価:73.6pt 星3.2
とんでもスキルで異世界放浪メシ スコアカード
タイトル/とんでもスキルで異世界放浪メシ
評価/73.6pt
★★★☆☆(3.2)
おすすめ度/C
2023冬アニメ(第13位)

脚本
作画
キャラ
音楽
声優
良かった点
MAPPA制作なだけあって料理作画がとんでもないクオリティで描かれており、食レポもまるで異世界食堂を彷彿とさせる程に上手くて料理アニメの中でも相当いい作品だと感じています。
スイの見た目と木野日菜さんの演技に終始癒されました♪
良くなかった点
料理パート以外の内容にあまり惹かれなかったですね…。
ワイバーンとの死闘もあっさりしていて緊張感がなく全体的に山場がほとんど無かったのが痛かったです。
第12位:転生王女と天才令嬢の魔法革命 評価:76.4pt/星3.4
転生王女と天才令嬢の魔法革命 スコアカード
タイトル/転生王女と天才令嬢の魔法革命
評価/76.4pt
★★★☆☆(3.4)
おすすめ度/C
2023冬アニメ(第12位)

脚本
作画
キャラ
音楽
声優
あらすじ
パレッティア王国王女、アニスフィア・ウィン・パレッティアには前世の記憶がある。 魔法が当たり前に存在する世界に転生し、魔法使いに憧れるアニスフィアが夢見たのは、魔法で空を飛ぶという、破天荒で非常識なことだった。けれど、なぜか魔法が使えないアニスフィアは日夜、キテレツ王女とあだ名されながら、怪しげな研究に明け暮れるはめに。 ある夜、お手製魔女箒で空へ飛び立ったアニスフィア。暴走する箒が飛び込んだのは、貴族学院の夜会。そこでは、魔法の天才と噂される完璧公爵令嬢ユフィリアが、アニスフィアの弟・アルガルド王子から婚約破棄を宣言されているところだった。声もなく流されるユフィリアの涙を見たアニスフィアはそっと手を差し伸べる。 ──この魔法はあなたの笑顔のために。2人の少女が未来を切り開く、「転生×天才」魔法ファンタジー!
『転生王女と天才令嬢の魔法革命』公式サイト
キャスト | アニスフィア・ウィン・パレッティア:千本木彩花 ユフィリア・マゼンタ:石見舞菜香 イリア・コーラル:加隈亜衣 アルガルド・ボナ・パレッティア:坂田将吾 レイニ・シアン:羊宮妃那 ティルティ・クラーレット:篠原侑 |
スタッフ | 原作:鴉ぴえろ「転生王女と天才令嬢の魔法革命」(ファンタジア文庫刊) キャラクター原案:きさらぎゆり 監督:玉木慎吾 シリーズ構成:渡航 キャラクターデザイン:井出直美 |
良かった点
アニスフィア役の千本木さんの演技が非常に素晴らしかったです。
1話の掴みは今冬の中でもトップクラスに良くメルヘンチックなナレーションも叙情的で心に残り続ける作品でした。
本当にディオメディアさん制作?と疑うくらいアニメーションに気合いが入っていて、特に第5話のバトルシーンは大迫力でかなり魅せられました。
百合シーンも凄く本格的でターゲット層を明確にしている点も好感。
最終話の締め方も凄く素敵で大好きな作品でした🌈
良くなかった点
後半の王位継承権あたりの内容から失速してしまったのが痛かったですね…。
第9話に関しては凄く面白かったんですが、ツッコミどころは多く、アルくんがレイニを殺めかけたにも関わらず最後はユフィにビンタで済まされたところも大分違和感を覚えました。
好きな作品でしたが、忖度なしの評価となった場合、この順位に留まります。
(C)2023 鴉ぴえろ・きさらぎゆり/KADOKAWA/転天製作委員会
第11位:便利屋斎藤さん、異世界に行く 評価: 76.5pt/星3.4
便利屋斎藤さん、異世界に行く スコアカード
タイトル/便利屋斎藤さん、異世界に行く
評価/76.5pt
★★★☆☆(3.4)
おすすめ度/B
2023冬アニメ(第11位)

脚本
作画
キャラ
音楽
声優
あらすじ
今までの人生、ずっと平々凡々と生きてきた。 運動も、勉強も、そこそこ。決して一番になれない普通の人間……それが、斎藤さん。 職業“便利屋”の斎藤さんは、ある日、異世界に転生する。 そこで出会ったのは、強く美しいツンデレ戦士。ラエルザ。 呪文を忘れる最強魔法使い。で、エロじじいの モーロック。 姿はかわいいが守銭奴の妖精。ラファンパン。 斎藤さんは個性的すぎる仲間たちとダンジョン攻略に挑む。 鍵開けのノウハウで、宝箱を開けたり、カバン修理のスキルで、仲間の防具を直したり。 元の世界で身につけた“便利屋”の経験を異世界で活かす。 異世界でも斎藤さんは決して「特別」ではない。 しかし、必要とされることを知り「ありがとう」を知る。 斎藤さんは充実していた。
『便利屋斎藤さん、異世界に行く』公式サイト
キャスト | サイトウ:木村良平 ラエルザ:ファイルーズあい ラファンパン:東山奈央 モーロック:チョー メヴェナ:大橋彩香 ギブングル:相馬康一 リリーザ:花守ゆみり ギーブル:田所陽向 フランリル:青木瑠璃子 ニニア:田所あずさ カインズ:松岡禎丞 ライチ:芹澤優 モンプイ:本多力 キスルギ:笠間淳 プリマス:井澤詩織 ラーヴェラ:斎藤千和 |
スタッフ | 原作:一智和智 監修:桝田省治 監督:窪岡俊之 シリーズ構成・脚本:猪原健太 キャラクターデザイン:たなべようこ |
良かった点
私の大好きなジャンル(ハートフルコメディ)だったので純粋に観ていて愉しかったです。
チート能力が”0”だからこそ「便利屋」で培った手先の器用さで物事を解決する展開が独創的で実に面白かった。
仲間の絆の深さに染みるシーンも多くて、個人的に1話のラストはとりわけ感動しました。
テロップの演出も特徴的でこういう遊びごころのある脚色は大好物です。
良くなかった点
構成(特に序盤)の観づらさが目立ちました。話の内容はかなり良かった分ギャグと感動がごちゃ混ぜで感情の置き場に困ったのが痛かったです。
(C)一智和智・KADOKAWA刊/「便利屋斎藤さん、異世界に行く」製作委員会
第10位:シュガーアップル・フェアリーテイル 評価:77.7pt/星3.4
シュガーアップル・フェアリーテイル スコアカード
タイトル/シュガーアップル・フェアリーテイル
評価/77.7pt
★★★☆☆(3.4)
おすすめ度/B
2023冬アニメ(第10位)

脚本
作画
キャラ
音楽
声優
あらすじ
人間が妖精を使役し、砂糖菓子が幸運をもたらすと信じられている世界――。 そこで聖なる砂糖菓子を作る特別な砂糖菓子職人は、“銀砂糖師”と呼ばれていた。 一流の銀砂糖師だった母を亡くした少女・アンは、跡を継いで、自らも銀砂糖師になることを決意する。 そのためには、年に一度開催される王都の品評会で、職人としての腕前を認められなくてはならない。 王都へ向かう途中、アンは護衛として戦士妖精のシャルを雇う。 シャルは戦士としての腕は確かだが、口が悪く、人間を信用しないせいで、アンとの喧嘩が絶えない。 けれど、そんなシャルと旅をするうちに、友達になりたいと願いはじめるアン。 種族や立場の違い、そして、困難な状況を乗り越えながら人間のアンと妖精のシャルが、ともに紡いでいく未来とは――?
『シュガーアップル・フェアリーテイル』公式サイト
キャスト | アン・ハルフォード:貫井柚佳 シャル・フェン・シャル:水中雅章 ミスリル・リッド・ポッド:高橋李依 ヒュー・マーキュリー:前野智昭 キャット:寺島拓篤 ジョナス・アンダー:川島零士 キース・パウエル:上村祐翔 エリオット・コリンズ:興津和幸 ブリジット・ペイジ:真野あゆみ キャシー:山根綺 ベンジャミン:鈴木みのり オーランド・ラングストン:岡本信彦 キング:沖野晃司 ヴァレンタイン:田丸篤志 ナディール:千葉翔也 グラディス/ラファル・フェン・ラファル:斉藤壮馬 ノア:石見舞菜香 |
スタッフ | 原作:三川みり(角川ビーンズ文庫刊) 原作イラスト:あき 監督:鈴木洋平 シリーズ構成:水上清資 キャラクターデザイン:飯塚晴子 サブキャラクターデザイン:古木舞 |
良かった点
第1話の掴みは非常に良かったです。
「カカシに対してカラス」という言い返しが面白く、アンとシャル、2人の会話劇にずっぽりハマり楽しめました。
世界観も独創性があって興味深く砂糖菓子を作る際の作画も凄く工程を丁寧に作画されていてとても好印象でした。
アンの頑張り屋で情の深い人物像にとても惹かれます。
良くなかった点
女性向け作品なだけあってイケメンが壁ドンや寸止めキスをしてきたりしてきて男性にとっては戸惑うシーンも多少含まれていました。とはいえ全体的に高クオリティなので男性の方でも十分愉しめる内容となっています。
(C)2023 三川みり・あき/KADOKAWA/「シュガーアップル・フェアリーテイル」製作委員会
『シュガーアップル・フェアリーテイル』公式サイト
『シュガーアップル・フェアリーテイル』公式Twitter
第9位:虚構推理 Season2 評価: 79.2pt/星3.5
虚構推理 Season2 スコアカード
タイトル/虚構推理 Season2
評価/79.2pt
★★★☆☆(3.5)
おすすめ度/B
2023冬アニメ(第9位)

脚本
作画
キャラ
音楽
声優
あらすじ
“怪異”と呼ばれるものたちは、この世に確かに、当たり前に存在している。 “怪異”たちの“知恵の神”である少女・岩永琴子のもとには、今日も“怪異”にまつわる悩みごとが持ち込まれていた。そんな琴子の隣に立つのは、一目惚れした相手であり、“怪異”にさえ恐れられる男・桜川九郎。 これは、普通ではない2人が力を合わせ、“怪異”たちの引き起こす理外的でミステリアスな事件に【虚構】で立ち向かっていく物語。 2人が挑む奇想天外な新事件の行方と、その恋の進展は――!? [恋愛×伝奇×ミステリ]再び!!
キャスト | 岩永琴子:鬼頭明里 桜川九郎:宮野真守 雪女:悠木碧 室井昌幸:古川慎 桜川六花:佐古真弓 紺野和幸:土屋神葉 沖丸美:市ノ瀬加那 嶋井多恵 :宮寺智子 化け猫:杉田智和 音無剛一:家中宏 吹雪:川田紳司 |
スタッフ | 原作:城平京(講談社タイガ刊) 漫画:片瀬茶柴(講談社『月刊少年マガジン』、『月刊少年マガジン R』連載) 監督:後藤圭二 シリーズ構成:高木登 キャラクターデザイン・総作画監督:松本健太郎 |
良かった点
雪女編がかなり良かっただけに中盤以降は多少冗長に感じたものの、簡単に事件を解決せずに二枚舌を使い幾度となく捻るストーリーラインに興味がつきませんでした。
最終的には1期を僅かながら上回る評価となりました。
良くなかった点
後半の会話劇の多さに視聴カロリーを使うところや21話の作画の崩れ具合がかなり目立ちました。
スパイ教室と同様小説の方がいいと言っている方の気持ちが凄く分かるくらい会話シーンが冗長に感じます。
(C)城平京・片瀬茶柴・講談社/虚構推理 2 製作委員会
第8位:TRIGUN STAMPEDE 評価:79.5pt/星3.6
TRIGUN STAMPEDE スコアカード
タイトル/TRIGUN STAMPEDE
評価/79.5pt
★★★★☆(3.6)
おすすめ度/B
2023冬アニメ(第8位)

脚本
作画
キャラ
音楽
声優
あらすじ
砂嵐吹き荒れる大地。 そこは地球よりはるか遠く、5つの月が輝く、灼熱の星・ノーマンズランド。 人類の生き残りは、あらゆる物質をゼロから生み出す生態動力炉“プラント”を頼りに異形の生物蠢く不毛の地で、血肉を削り暮らしていた。 その過酷な世界に一人、 懸賞金600万$$を懸けられた、“関われば必ず災厄に見舞われる” 人間台風(ヒューマノイドタイフーン)と呼ばれるトラブルメーカーがいた。 名を、“ヴァッシュ・ザ・スタンピード”という#### ──。 新人記者のメリル・ストライフは、飲んだくれのベテラン記者・ロベルト・デニーロと共に人間台風という一大スクープを求め、1人の深紅のコートに包まれたガンマンにたどり着くが、出会ったのは「決して人を殺さない」、誰よりもお人よしの風来坊だった!? 無頼の葬儀屋ニコラス・D・ウルフウッドを道連れに、悪に染まったヴァッシュの双子の兄ミリオンズ・ナイヴズを追う旅が始まる。 立ちはだかる無数の刺客たちと、ナイヴズの恐るべき計画とは。 全ての謎が明らかになる時、世界を賭けた戦いが始まる!
キャスト | ヴァッシュ・ザ・スタンピード:松岡禎丞 メリル・ストライフ:あんどうさくら ロベルト・デニーロ:松田賢二 ニコラス・D・ウルフウッド:細谷佳正 ミリオンズ・ナイヴズ:池田純矢 レガート・ブルーサマーズ:内山昂輝 ザジ・ザ・ビースト:TARAKO ウィリアム・コンラッド:中尾隆聖 ヴァッシュ・ザ・スタンピード(幼少期):黒沢ともよ ミリオンズ・ナイヴズ(幼少期):花守ゆみり レム・セイブレム:坂本真綾 チャック・リー:杉田智和 ネブラスカ:千葉繁 ゴフセフ:乃村健次 E・G・ザ・マイン:高木渉 エレンディラ・ザ・クリムゾンネイル:村瀬歩 グレイ・ザ・ナインライヴス:藤沼建人 ロロ:潘めぐみ モネヴ・ザ・ゲイル:小林親弘 リヴィオ・ザ・ダブルファング:室元気 ブラド:諏訪部順一 ルイーダ:折笠富美子 |
スタッフ | 原作:内藤泰弘(少年画報社 ヤングキングコミックス刊) 監督:武藤健司 ストーリー原案:オキシタケヒコ 構成・脚本:稲本達郎 岡嶋心 上田よし久 コンセプトアート・キャラクター原案:田島光二 チーフデザイナー:大津直 キャラクターデザイン:渡邊巧大 諸貫哲朗 阿比留隆彦 佐藤秋子 二宮壮史 天野弓彦 |
良かった点
毎週映画を観ているような素晴らしいCGクオリティ、音響やアフレコ部分なども気合いを入れて制作されていることが随所から伝わり圧巻でした。
特に3話の救いのない壮絶な展開は今でも忘れられないくらい印象に残っています。
良くなかった点
これはチェンソーマンと一致しますが、元々初代トライガンにあった泥臭い雰囲気が美麗なアニメーションによって失われているところです。個人的には今期の綺麗なトライガンもほとんど気にはならないんですが、作風的にはボンズやtriggerの方がトライガンらしいアニメーションになっていたかも知れませんね。
(C)2023 内藤泰弘・少年画報社/「TRIGUN STAMPEDE」製作委員会
第7位:弱虫ペダル LIMIT BREAK 評価:80.0pt/星3.5
弱虫ペダル LIMIT BREAK スコアカード
タイトル/弱虫ペダル LIMIT BREAK
評価/80.0pt
★★★☆☆(3.5)
おすすめ度/A
2023冬アニメ(第7位)

脚本
作画
キャラ
音楽
声優
あらすじ
1年目のインターハイで見事、総北高校を総合優勝へと導いた小野田坂道。 今泉や鳴子と共に2年生へと進級し、キャプテン・手嶋たちと新チームで連覇を目指す! そして迎えた夏のインターハイ。 昨年の雪辱に燃える王者・箱根学園は、新キャプテン泉田を中心に次々とリザルトを獲得し、快進撃を見せる。王者の風格を取り戻した箱根学園を前に、総北は再び挑戦者となり、苦境に立たされる。 そんな中、遂にレース最終日がスタート! 2日目のゴールを制した京都伏見・御堂筋も新たなフェイズへと動き出す……。 各チームが闘志を燃やす中、坂道は仲間と繋いてきた絆を信じ、栄光のゴールを掴み取れるのか――!?
キャスト | 小野田坂道:山下大輝 今泉俊輔:鳥海浩輔 鳴子章吉:福島潤 手嶋純太:岸尾だいすけ 青八木一:松岡禎丞 鏑木一差:下野紘 真波山岳:代永翼 泉田塔一郎:阿部敦 黒田雪成:野島健児 葦木場拓斗:宮野真守 銅橋正清:小野大輔 新開悠人:内田雄馬 御堂筋翔:遊佐浩二 岸神小鞠:福山潤 金城真護:安元洋貴 巻島裕介:森久保祥太郎 田所迅:伊藤健太郎 福富寿一:前野智昭 新開隼人:日野聡 荒北靖友:吉野裕行 東堂尽八:柿原徹也 |
スタッフ | 原作:渡辺航(週刊少年チャンピオン) 監督:鍋島修 脚本:砂山蔵澄 キャラクターデザイン:番由紀子 |
良かった点
坂道対真波のファイナルバトルも胸熱でしたが、個人的には今泉対御堂筋の雨中の決戦が最も激アツでした。やっぱり御堂筋という男が本作を最大限に盛り上げてくれていますね。
横断幕を自転車で飛び越えるシーンや速度を落とさず滑りながらレーンを曲がるシーンには流石に驚かされました。
最終話の手嶋の賭けのくだりも良かったですね。自分のゼッケンより優勝を優先して坂道たちにゴールを託す回想が最高に胸アツでした…!
良くなかった点
終盤の坂道と真波の回想や黒田の過去等最後とはいえかなり引き伸ばしていたことは明白でした。やっぱり構成上このインターハイ3日目を2クール使ってやること自体が良くなかったかと…。
あとは1年目のインターハイと結果がほとんど一緒だったことが個人的には意に染まなかったです。
3年目のインターハイでは坂道、真波、御堂筋の3強でゴール争いするような夢の展開を希望します。
(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル05製作委員会
第6位:Buddy Daddies 評価:82.2pt/星3.6
Buddy Daddies スコアカード
タイトル/Buddy Daddies
評価/82.2pt
★★★★☆(3.6)
おすすめ度/A
2023冬アニメ(第6位)

脚本
作画
キャラ
音楽
声優
あらすじ
殺し屋バディの子育て奮闘記!? 狙ったターゲットは逃さない。 そんな男2人の殺し屋バディが、4歳の女の子を引き取るハメに。 新たに始まったのは、ホット&クールな男2人組と天真爛漫な女児との家族生活。 どんな仕事もこなす2人でも、1人の娘に悪戦苦闘。食事の世話から遊びの相手、保育園の送迎などに大慌て。それでも仕事の依頼は断れない。 さらに、女の子は2人が始末した極悪マフィアボスの隠し子だったのだ…! 果たして、仕事と育児の両立は可能なのか? そして、仮初めの家族に幸せは訪れるのか? オリジナルアニメーションを数多く制作してきたP.A.WORKSと、練り込まれたシナリオで定評のあるニトロプラスがタッグを組んだ新作オリジナルアニメーション。痛快アクション&ホームコメディ!
キャスト | 来栖一騎:豊永利行 諏訪零:内山昂輝 海坂ミリ:木野日菜 九棋久太郎:森川智之 |
スタッフ | 原作:KRM’s HOME 監督:浅井義之 ストーリー原案:下倉バイオ(ニトロプラス) シリーズ構成:柿原優子、下倉バイオ(ニトロプラス) キャラクター原案:エナミカツミ キャラクターデザイン/総作画監督:佐古宗一郎 総作画監督:さとう沙名栄 |
良かった点
掴みこそ良くなかったものの3話から怒号の巻き返しで評価は鰻登りでした。
殺し屋要素なんて要らない、ずっと家族の絆で魅せてほしいと強く感じるほどにホームコメディの部分が凄く面白かったです。
遠足、運動会、ありふれた内容だけどそれがいい!
回を増すごとに娘(ミリ)の大切さを知っていくカズキとレイの描写が胸に響きました…。
良くなかった点
先程も執筆しましたが1話の掴みが良くなかった…。本当にその一言に尽きます。3話以降から凄く面白くなったからこそなんでこんな始まり方にしたのかと悔やむ作品でした。序盤で切った方が多いかと思われるのでそれだけが心残りです。
(C)KRM’s HOME / Buddy Daddies製作委員会
第5位:トモちゃんは女の子! 評価:83.4pt/星3.7
トモちゃんは女の子! スコアカード
タイトル/トモちゃんは女の子!
評価/83.4pt
★★★★☆(3.7)
おすすめ度/A
2023冬アニメ(第5位)

脚本
作画
キャラ
音楽
声優
あらすじ
ボーイッシュな女の子×鈍感な幼なじみが織り成す、青春ラブコメディ。 世界からの熱いラブコールを受け、まさか待望のアニメ化決定! 2015年、Twitterでの連載開始以来、ボーイッシュな主人公と幼なじみの織り成す不器用ながらも真っ直ぐな恋愛模様が多くの読者に支持され、2019年に惜しまれつつ完結したコミック『トモちゃんは女の子!』。 「第2回 次にくるマンガ大賞」Webマンガ部門第1位受賞し、今なお多くのファンの根強い人気を誇り、国内に留まらず、海外のファンからも熱い支持を集める本作が遂に待望のアニメ化! 幼なじみの久保田淳一郎に恋するボーイッシュな女子高校生・相沢智(トモちゃん)は、淳一郎に“女の子”として見てもらいたいがいつも空回り。果たして、トモちゃんの不器用な乙女心は淳一郎に届くのか…!? 観ればきっと、あなたも二人の恋を応援したくなる――。 2023年――トモちゃんと個性豊かな仲間たちが繰り広げる“青春ラブコメディ”が世界を虜にする!
『トモちゃんは女の子!』公式サイト
キャスト | 相沢 智:高橋李依 久保田淳一郎:石川界人 群堂みすず:日高里菜 キャロル・オールストン:天城サリー 御崎光助:天﨑滉平 田辺達巳:松岡禎丞 |
スタッフ | 原作:柳田史太(星海社COMICS) 監督:難波日登志 副監督:橋本能理子 シリーズ構成:清水恵 キャラクターデザイン:平岩栞 |
良かった点
ギャグセンスが終始光っていましたね。とても面白かったです!特にみすずとキャロルが本格的に絡み始めてから一気に面白くなりました…!
みすずが時折みせるトモへの複雑な心境を見せることで恋愛ものとしての深みが増していました。
最後はハッピーエンドでスッキリ着地したのも良かったです!
ギャグ、シリアスともに満足度が高くラブコメとしても良作でした。
高橋李依さんの演技幅の広さにも本当に驚かされました。
良くなかった点
序盤に関しては多少チープに感じられる場面もありました。淳一郎が幼馴染なのにずっとトモのことを男だと思っていたという設定は淳一郎があまりに脳筋すぎて笑いました。
後半以降は悪いところが見当たらず最後まで面白く突き抜けてくれました。
(C)柳田史太・星海社/トモちゃんは女の子!製作委員会
第4位:もういっぽん! 評価:86.9pt/星3.8
もういっぽん! スコアカード
タイトル/もういっぽん!
評価/86.9pt
★★★★☆(3.8)
おすすめ度/S
2023冬アニメ(第4位)

脚本
作画
キャラ
音楽
声優
キャスト | 園田未知:伊藤彩沙 滝川早苗:安齋由香里 氷浦永遠:三浦千幸 南雲安奈:稗田寧々 姫野紬:永瀬アンナ 夏目紫乃:内山夕実 |
スタッフ | 原作:村岡ユウ『もういっぽん!』(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載) 監督:荻原健 シリーズ構成:皐月彩 キャラクターデザイン:武川愛里 |
良かった点
超王道ながら基本をきっちり抑えていて終始安定感がありました。
試合の中でもキャラクターのドラマや葛藤がぎゅっと詰まっていて、ずっと熱中して楽しめます。個人的には南雲がチームの役に立ちたいが為に未知たちのストレッチにつきあったり、夜中まで相手チームのデータを分析している描写がとても染みました…。
あとは「青春」を感じさせる劇伴や台詞が凄く良くて清々しいくらいのカタルシスを感じました。脚本面は今期の中でもトップクラスに優れていましたね。
良くなかった点
大きく分けて2つありました。
1つ目は展開がかなりスピーディーだったこと。今期の弱虫ペダルにも凄く共通する部分ですが、もっと此処をじっくり描いていればより感動できたと思うところがあり特に7話で姫野先輩が部活を復帰するまでの流れがちょっとあっさりしていた点が気になりました。
2つ目は日常パートになってからの作画の緩み具合です。裏を返せば柔道パートとの緩急のメリハリが効いていて良かったんですが、2話に関しては当時はちょっと不安にさせるクオリティだったので、最終的に最後まで作画が安定したことがとにかく嬉しかったです。
(C) 村岡ユウ(秋田書店)/もういっぽん!製作委員会
第3位:お兄ちゃんはおしまい! 評価:88.2pt/星4.0
お兄ちゃんはおしまい! スコアカード
タイトル/お兄ちゃんはおしまい!
評価/88.2pt
★★★★☆(4.0)
おすすめ度/S
2023冬アニメ(第3位)

脚本
作画
キャラ
音楽
声優
あらすじ
引きこもりのダメニートな緒山まひろは、ある日目覚めると“女の子”になっていた!? 鏡に映る美少女が自分だと分からず混乱するまひろのもとに、飛び級で大学に入学した天才科学者である妹・緒山みはりが現れ、飲み物に怪しげな薬を盛られていたことが判明する…! もう2年も外に出ないで いかがわしいゲーム三昧… たまには働いてもらわなきゃ! みはりによる“女の子になる薬”の経過観察として、突如女の子として暮らすことになったまひろにとって、トイレやお風呂、スカートやブラジャーなど“女の子の生活”は知らないことばかり…。 さらに、みはりの中学時代の同級生である穂月かえでやその妹・もみじ達とも知り合い、 まひろの日常はどんどん賑やかさを増していく。苦難の連続に、果たして“元”お兄ちゃんの運命やいかに…!?
キャスト | 緒山まひろ:高野麻里佳 緒山みはり:石原夏織 穂月かえで:金元寿子 穂月もみじ:津田美波 桜花あさひ:優木かな 室崎みよ:日岡なつみ |
スタッフ | 原作:ねことうふ(月刊ComicREX/一迅社刊) 監督:藤井慎吾 シリーズ構成:横手美智子 キャラクターデザイン:今村亮 |
良かった点
本作に関しては褒めてもキリがないぐらい素晴らしい作品でした。
歴代の日常作品でもトップクラスのクオリティと面白さ、非常に見栄えのいいキャラクターデザインと中毒性満載の音楽、まひろ役の高野麻里佳の迫真の演技、どれをとっても超高パフォーマンスで”今期の主役”であり”台風の目”だったことは一目瞭然でした。
元々PV時点での期待値も今冬の中ではトップクラスに高かったんですが、しっかりその期待値に応えてくれた作品でしたね。
本作の1番の魅力は「兄妹愛や友愛の尊さ」です。特に9話のクリスマス回のイルミネーションシーンでは特に魅力は最大限に発揮し、私たち視聴者を虜にしました🎄 4人の情景を映すサイレント演出がより尊さを引き立てていて、もうこのイルミネーションのシーンだけで1時間以上観てみたいと感じるくらい至高のひと時でした…。
ここまで「魅力的」だと感じる日常作品は希少で、特に6話の学園編に入ってから更に本作の魅力が爆発してより良くなっていきました。
無職転生に続きおにまいもここまで大成功させたスタジオバインドさんは令和の京アニに十分なりうる存在だと思っています。
良くなかった点
TSものの宿命ではありますが、どうしても人を選ぶ作品だったこと。
あとはARIAのような尊い系やわたてんやうざメイドのような可愛い系が苦手な方にはおすすめし辛い作品でした。
(C)ねことうふ・一迅社/「おにまい」製作委員会
第2位:ブルーロック 評価:90.0pt/星4.0
ブルーロック スコアカード
タイトル/ブルーロック
評価/90.0pt
★★★★☆(4.0)
おすすめ度/SS
2023冬アニメ(第2位)

脚本
作画
キャラ
音楽
声優
キャスト | |
スタッフ |
良かった点
2クール目、正確に言うなら二次セレクションの内容から化学反応が起き爆発的に面白くなりました。此の二次セレクションの内容は未だかつて観たことないような設定で興味が尽きませんでしたね。
特に印象的だったのは敗北感で馬狼照英が覚醒するシーン、國神をチョップフェイントと鋭角ドリブルで難なく交わし、玲王を稲妻ドリブルで交わすという神業を炸裂しゴールをもぎ取るさまはまさにキングで白熱しました。
1話1話の満足度は今期の中でも秀でておりストーリーやキャラクターの魅力が存分に発揮された第2クールでした。
良くなかった点
2クール目に至っては正直良くないところは見当たりませんでした。強いていうならメイド・バロウがグロテスクで目を逸らしたことぐらいです。
第1位:僕のヒーローアカデミア(第6期) 評価:90.8pt/星4.0
僕のヒーローアカデミア(第6期) スコアカード
タイトル/僕のヒーローアカデミア(第6期)
評価/90.8pt
★★★★☆(4.0)
おすすめ度/S
2023冬アニメ(第1位)

脚本
作画
キャラ
音楽
声優
キャスト | |
スタッフ |
良かった点
6期最大の見せ場でもあったデクvsA組のシーンは本当に素晴らし過ぎましたね。中でも飯田くんがデクの手を掴むシーン、爆豪がデクに謝罪するシーン、そして麗日が勇気を振り絞ってデクを救い出したシーン、いづれも心に滅茶苦茶響きました。
各キャラクターの魅力を底上げして遂に訪れる最終決戦、この第6期はあまりに中身が濃すぎた為、全く冗長に感じず最後まで愉しめました。
良くなかった点
強いて言えばデクvsA組に次ぐ見せ場だったレディナガン戦が1話であっさり決着が着いたことです。此の街中の遠戦がもの凄く見応えがあったので贅沢をいうならアニオリを加えてこの戦いをもっとじっくり観たかったですね。
総括
今期は豊作か不作かと問われると間違いなく後者のクールでしたが、、
個人的に不作のクールがあるからこそ豊作のクールが輝くと私は思っています!
ただ不作とはいっても今期は上位4作品はとりわけ面白くて、ブルーロックやおにまいは間違いなく今後末永く受け継がれるべき傑作だと思っています。
遂に本日から超豪華な「2023春アニメ」が始まるということで今から楽しみで仕方ありません…!
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