⇓今”超”話題のおすすめ記事です!是非ご訪問ください♪

【ネタバレ】みいちゃんと山田さん全登場人物一覧 各キャラの結末まで徹底解説!

ネタバレ考察

「みいちゃんと山田さん」の物語の全貌を知りたくありませんか?

本記事では、登場人物一人ひとりのその後と物語の最後までを徹底解説・考察していきます。各キャラクターが辿った運命や結末を深掘りし、ファン必見の情報をお届けします。

ストーリーの裏側を知ることで、さらに楽しみが広がりますよ!

※本記事、みいちゃんと山田さんの重大な【ネタバレあり】が含まれますので、未読の方はご注意ください。


始めに:みいちゃんと山田さんの詳細

この作品の作者は亜月ねねさん。彼女は以前、Web漫画のユニット「ダイアナ」で作画を担当しており、本作をきっかけに商業デビューを果たしました!

元々はX(旧Twitter)で連載されていましたが、2024年9月からは「マガジンポケット」に舞台を移し、設定を改編したうえで連載がスタート。2025年9月時点では、コミックスが4巻まで刊行されています(レーベルはシリウスKCデラックス)。

X版はすでに全削除されていますが、連載の進行に合わせて、作者のXアカウントに再度アップロードされる予定です。

なお、「夜のことばたち」第7章「それぞれの夜職」の一編、『幸福のために最低限必要なもの』は、本作のプロトタイプとなるエピソードであり、登場人物は異なりますが、本作のルーツともいえる内容です。

単行本には描き下ろしの漫画が収められており、そこでは1話限りの登場だったゲストキャラクターがその後どうなったのかに焦点を当てることが多いです。

2025年11月頃からネットミームとして話題になり、その後、予想を裏切るシリアスな展開で一気に注目を集めました。

こうした話題性と意外性が、この作品の大きな特徴の一つです。


みいちゃんと山田さんのあらすじ

舞台は2012年、新宿・歌舞伎町。物語は、キャバクラで働く山田マミが中心となり、新人の中村実衣子(通称・みいちゃん)がその店に入店してくるところから始まります。

みいちゃんはやる気に満ちていますが、どこか空回りしてしまい、周囲からは冷ややかな態度を取られてしまいます。

そんなみいちゃんを見て、彼女の姿にかつての自分を重ねる山田さんは、次第に彼女に興味を抱くようになります。

時が流れ、数年後。物語は東北地方のある墓地へと舞台を移します。

ここに佇む女性は、かつての同僚たちと過ごした日々を懐かしく思い出しながら、墓石の前で一人立っています。

――これは、みいちゃんが命を落とすまでの12ヶ月を描いた物語です。

この作品は、キャラクターの成長や関係性の変化に焦点を当てつつも、その背後に潜む暗い運命が徐々に明かされていくという展開が特徴です。

登場人物たちの心情や人間ドラマが丁寧に描かれており、次第にどっぷり引き込まれていきます。

主要キャラクター一覧(ネタバレあり)

山田マミ

みいちゃんと山田さん / マガポケ

「私が描いたものを誰かに読んでもらって楽しんでもらうこと
それが私の”幸せ”なんだ」

© KODANSHA LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

本作の主人公であり、語り手でもある山田マミ。2012年1月時点で21歳の大学3年生で、歌舞伎町のキャバクラ「Ephemere」で働いています。

彼女の「山田マミ」は源氏名で、本名は作中では明かされていません。実は、最初の源氏名は「マミ」だったのですが、みいちゃんに本名を聞かれて咄嗟に名乗った「山田」がそのまま定着し、以後店内でも「山田さん」と呼ばれています。

作中では、みいちゃんとの関係や、彼女を通じて変わっていく心情、そして母親との確執に焦点を当てたエピソードが描かれます。

金髪のロングヘアが特徴で、アンニュイな雰囲気の美人ですが、ある出来事をきっかけに、ロングヘアをショートヘアに変えたことが描かれています。

みいちゃんと山田さん / マガポケ

山田は読書が趣味で、控室ではよく本を読んでいます。また、絵を描くのも好きで、幼少期からスケッチブックに絵を描いたり、家には液タブが置かれていたりします。

そんな彼女は、過去に母親から過干渉や教育虐待を受けて育ち、学生時代には傷つきながら過ごしてきたため、心の傷が今も残っています。その影響で、摂食障害を抱えているなど、過去のトラウマに悩まされているのです。

みいちゃんと山田さん / マガポケ

物語の序盤では、キャバクラの仕事にあまりやる気を見せず、学業や仕事にも積極的ではない様子が描かれます。しかし、未熟で無知な一面もあり、夜職の世界に完全に染まりきらない部分や、理不尽な男性に対しては毅然とした態度を見せる場面もあります。

こうした彼女の姿勢は、痛客の鈴木茂雄には嫌われる一方、まともな客であるタカシには話しやすいと感じられていることが描かれています。


みいちゃん/中村実衣子

みいちゃんと山田さん / マガポケ

「すごーい!じゃあさ
いつかみいちゃんのこと漫画に描いてね!」

© KODANSHA LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

みいちゃんは、山田マミと並ぶ本作の重要なキャラクターであり、歌舞伎町のキャバクラ嬢。宮城県出身で、2012年には21歳の時に山田が働いている店に体験入店します。

みいちゃんは一人称で自分を「みいちゃん」と呼び、好物はクッキーです。また、将来の夢として「大家族のママ」になりたいと語っており、就きたい職業には「小説家」「詩人」「画家」「映画監督」などを挙げています。

体験入店時点では常識が通じないレベルのドジっぷりを発揮し、そのため店長が正式採用したことが、波乱を巻き起こす原因となります。

明るい茶髪のショートカットにピンクのカラコンをつけ、小柄で可愛らしい容姿をしていますが、常識がなく、空気が読めず、全てが空回りしてしまいます。

例えば、自分の本名をあっさりと明かしてしまったり、同僚の写真を無断でSNSにアップしたりと、個人情報の管理にも無頓着です。

夜職においてこれは致命的な不注意ですが、みいちゃんはそんなことを意に介さず、自己流のマイルールで生きています。

みいちゃんと山田さん / マガポケ

一見、無邪気で人懐っこく、明るい性格に見えるものの、意外にもプライドが高く、叱られることを嫌います。

何か思う通りにいかないとすぐに癇癪を起こし、泣いたり声を荒げたりします。学歴は中卒で、漢字の読み書きにも苦労しており、自身の学力の低さをなかなか認められません。

自分を馬鹿にされていると強く感じている一方で、その原因が自分自身にあることをなかなか受け入れられません!

また、性に関する感覚もかなり緩く、安易に男性と関係を持つことが多いです。

こうした行動には、少女時代の辛い経験が影響しているのですが、現実的にはいつ性病にかかってもおかしくない状態です。

一方で、感受性が豊かで、他人の感情を敏感に感じ取ります。小学生の頃の担任である須崎先生や、中学時代の初恋の相手、そして山田に対しては素直に懐き、深い好意を抱きます。

自分に優しくしてくれる人たちには、無邪気に接する姿が描かれています。

物語が進むにつれて、みいちゃんと山田さんの関係性や、みいちゃんの内面が次第に明らかになっていきます。特に、みいちゃんが抱える感情面や精神面の問題に焦点が当たります。

みいちゃんと山田さん / マガポケ

実は、みいちゃんは知的障害を持つ兄妹から生まれた子供であり、少女時代から周囲の冷遇やいじめ、さらには失恋など、辛い経験をしてきました。物語の中盤以降、ある人物の影響でキャバクラを辞め、風俗嬢に転職しますが、そこでさらに過酷な目に遭い、心身共に追い詰められていきます。

また、遊園地に行った際の迷惑行為や注意されても反省しない姿、突発的な行動を繰り返すことから、知能面や精神面の問題が悪化していることが示唆されています。彼女がこうなってしまったのは、過去に関わった大人たちに問題があったからです。

みいちゃんと山田さん / マガポケ

しかし、そんなみいちゃんを改善しようとした大人も少なからずいましたが、結局は失敗に終わってしまいます…

さらに、みいちゃんは倫理観が大きく欠如しており、時には悪知恵を働かせて他人を犠牲にして自分の危機を回避する場面もあります。このため、100%の被害者と言い切ることはできません。

それでも、山田は彼女に色々と教え、どうしてそれをやってはいけないのか、他人がなぜ怒るのかを根気よく説明します。山田は、みいちゃんがこれからどう生きていくかを真剣に考え、彼女に真摯に向き合いました。

みいちゃんと山田さん / マガポケ

しかし、残酷なことに物語が進む中で、みいちゃんが迎えた悲劇的な末路により、山田が教えたことは永遠に実を結ぶことなく、叶わぬものとなってしまいます…。

Ephemereの従業員一覧(ネタバレあり)

桃花/モモさん

みいちゃんと山田さん / マガポケ

「今さら気づいたか」

© KODANSHA LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

「Ephemere」で働くキャバ嬢の桃花(通称・モモさん)。彼女は元々舞妓をしていた経歴があり、最終学歴は高卒(通信制)。2012年時点で25歳で、すらりとした体型に水色のショートカットヘアが特徴的です。

もともとは舞妓時代にロングヘアだったものの、現在は落ち着いた印象のスレンダー美女です。喫煙者で、ヘビースモーカーでもあります。

モモさんは常に笑顔を絶やさないものの、思ったことはハッキリ言うサバサバした性格。サディスティックな一面もあり、実衣子が入店した際にはミスを繰り返す彼女に対して厳しく接し、モラハラ的な態度を取っていました。

しかし、後輩が困っていると面倒見がよく、アドバイスをして助ける一面も見せます。実衣子のように常識や見込みが欠けている後輩には当たりが強く、怖い先輩として印象を与えていました。

みいちゃんと山田さん / マガポケ

業界歴が長く、清濁併せ呑む度量を持っていると思われがちですが、実際はそのすべてがペルソナであることが次第に明らかになります。

彼女はパトロンにもその真意を掴ませない、謎めいた人物として描かれています。また、家は他のキャラクターたちとは異なり、高級なマンションに一人暮らしをしています。

店長とは親しくしているものの、彼の裏の顔については完全に把握しており、心から信頼しているわけではありません。

人間観察が趣味で、実衣子の恋バナを興味深そうに聞いたり、山田と実衣子の関係の変化を黙って見守ったりしています。

その洞察力は鋭く、ニナが店を辞める時期や実衣子が彼氏からDVを受けていることを、彼女の経験から予見していたことが描かれています。


ココロちゃん/泉美

みいちゃんと山田さん / マガポケ

「優しくして損したー」

© KODANSHA LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

山田マミと同じ大学3年生で、就活では大手企業が狙えるレベルの大学に通っているココロちゃん。本名は泉美(いずみ)。

容姿端麗かつ程よいバストと黒髪が美しい美女で作中一のビジュアルを誇ります。歌舞伎町の「Ephemere」に勤務しており、世話焼きな性格で、実衣子に漢字の読み書きの指導をしている一面もあります。

彼女は学力の重要性を深く理解しており、実衣子に勉強を教えようとしますが、その裏の顔には少し冷徹な部分も。

みいちゃんと山田さん / マガポケ

実衣子を「可哀想な人」と呼んだり、山田を「モラトリアム人間」と見下したりと、他人を評価する時に冷ややかな目線を向けることもあります。

作中では比較的常識人として描かれており、一般的な価値観に基づいて行動しているため、物語における「普通の人」の代表格として焦点が当たっています。

ニナちゃん/新名(にいな)

みいちゃんと山田さん / マガポケ

「私はお前ほどヤバくない!」

© KODANSHA LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

「Ephemere」のキャバ嬢であるニナ(本名は新名)。髪はピンク色で真ん中分けのロングヘア、見た目はおしゃれでしっかり者に見えます。

大卒で昼職の経験もあるが、実衣子の後輩としてキャバクラに入店してきます。年齢は26歳くらいだと思われ、源氏名は本名から取ったもののようです。

一見しっかりしているように見えますが、ミスや忘れ物が多く、発言や行動が時折ズレており、TPOを考えたコミュニケーションができていません。

特に客にセンシティブな話題を振ることが多く、そのため店長からよく注意されていました。

みいちゃんと山田さん / マガポケ

家の中は散らかり放題で、片付けられない様子が描かれており、山田は実衣子のケースほどではないと理解しているものの、ちょっとした許容範囲内にとどまっています。

彼女は自分の特性を理解しきれず、精神的には平均より劣っていると感じており、そのことに苦しんでいます。

最終的には店での叱責に耐えられなくなり、入店してから1ヶ月後に退職してしまいます。


Ephemereの店長

みいちゃんと山田さん / マガポケ

「Ephemere」の店長は、55歳の男性で、本名は不明。雇われ店長で、経営者は別にいるため、実質的な責任者ではありません。

好みのタイプはギャル系で、実衣子については「わかんねえなぁ、俺はギャル系がいい。金かかるけど」と語っています。

彼は「面白そう」という理由で実衣子を採用し、最初は桃花を困らせるような行動を取りますが、意外にも面倒見が良く、スタッフや客の世話を焼くことが多いです。

実衣子には特別な関心を持ち、彼女の複雑な家庭環境に対しても気をかけている様子が描かれています。

実衣子が急に退店することになった際には、そのことを惜しんでいるように見えましたが、彼の本当の意図や背景については謎が多いままです。


ミュウちゃん

みいちゃんと山田さん / マガポケ

第26話から登場した新しいキャラクター、ミュウちゃん。みいちゃんと非常に似た外見をしており、特徴的なハーフアップの髪型と三つ編みが印象的です。

彼女の名前「ミュウ」は本名で、母親が好きなブランド(おそらく「Miu Miu」)から取ったのだとか。

みいちゃんと同様、何らかの特性を持っていることが示唆されていますが、ミュウはその装いがキャバクラ仕様であり、全体的にキャバ嬢としての役割を果たすための能力、知識、感情面では、みいちゃんと比べるとかなり「キャバ嬢らしい」部分が強調されています。

具体的には、みいちゃんと異なり最終学歴は高卒であり、社会性や勤勉さはしっかりと備えており、キャバ嬢としての基本的なスキルには問題ありません。

しかし、彼女もまた、完全にペルソナを作り込むことができず、キャバクラの世界で求められる「演技」を自然にこなすことができないという点では、やはりこの業界には向いていないと言えるでしょう。

金村

みいちゃんと山田さん / マガポケ

物語の中盤で登場する、実衣子(みいちゃん)が移籍した新大久保のデリヘルの責任者、金村。

特徴的なスキンヘッドと福耳を持つ男です。彼は、店にいる男性スタッフ全員を「女衒(ぜげん)」と呼び、在籍する女性たちを「商品」として酷使する冷徹な性格をしています。

金村は、実衣子がどんなプレイにも応じることを知り、彼女に悪質な客ばかりをつけ、違法な本番行為を強制します。

さらには、実衣子が四則計算すらできないことを利用して、給料を横領するなど、非常に非道な行動を取っています。

実は、金村は山田マミたちが働いている歌舞伎町のキャバクラ「Ephemere」の店長と繋がっており、キャストをデリヘル嬢として紹介料と引き換えに引き取っています。

実衣子をこのデリヘルに紹介したのも金村で、店には彼女以外にも計算ができない女性たちがいるようです。また、薬物を使っている嬢の受け皿としても機能している様子が描かれています。


真璃亞(まりあ)

みいちゃんと山田さん / マガポケ

実衣子が歌舞伎町のキャバクラを辞めて新大久保の風俗店に移籍して以来、同じデリヘルで働くことになった風俗嬢、真璃亞。作中では、風俗編で比較的常識的な感覚を持っている女性として描かれています。

真璃亞は、大きなリボンをつけ、白黒ツートンの髪にしているバンギャル(当時の時代背景では、この髪型はほぼバンギャにしか見られません)。

私服はロリータファッションを好んで着るなど、独特の個性を持っています。また、推しのバンドマンにはガチ恋し、お金を貢いでいる一面もありますが、推しのバンドマンもあまり彼女を大事にしていない模様です。

さらに、メンヘラ的な要素があり、リストカットの跡が腕に残っています。

実衣子が違法な本番行為を強制される中、自分にも本番を要求する客が現れたことで、金村に抗議しますが、無視されてしまいます。

その結果、真璃亞は店を辞めることになります。それでも、実衣子の境遇を知り、シンパシーを感じていた真璃亞は、実衣子と別れの挨拶を交わし、現状を抜け出す決意を固めます。

第4巻の描き下ろしでは、性産業や貢ぎから足を洗った後の真璃亞のその後が描かれ、彼女の未来に向かって新たな一歩を踏み出す姿が描かれています。

中村家一覧(ネタバレあり)

中村芽衣子(ママ)

みいちゃんと山田さん / マガポケ

実衣子の母親である中村芽衣子。特徴的なのは、幼い子どものように結い上げた前髪です。彼女は、実衣子や他の家族と比較して少しふっくらとした体型をしており、怒ると口が悪くなる傾向があります。

彼女には、ADHDや境界知能、学習障害といった特性があると推測されており、文字が読めなかったり、計算が一桁までしかできなかったりします。

それでも、母親としては郷土料理の「はっと汁」などを作れるなど、一部の家庭的な側面も持っています。

実衣子が生まれた時には喜んでいたものの、育児に対する現実的な準備はほとんどできておらず、発達の遅れを見せる実衣子に対しては、癇癪を起こし、時には手をあげることもありました。

実衣子によると、芽衣子は「優しい時」と「そうでない時」の差が非常に激しいとのことです。

例えば、「漢字が読めなくても大丈夫」と言ったり、小学校に行きたがらない実衣子に「給食だけ食べに行けばいい」と言ったりするなど、人物としての問題も抱えています。

また、実衣子の身だしなみにも無関心で、関わりたがらない様子が見て取れます。

実衣子の特殊な出生にも関与しており、彼女のネグレクトが実衣子の悪性を育んだ一因となり、その後の実衣子の人生に深い影を落としてしまいます。

2012年時点では、連絡を取ろうと思えば可能ですが、すでに絶縁状態にあります。


みいちゃんの伯父(パパ)

みいちゃんと山田さん / マガポケ

実衣子の母、芽衣子の兄であり、みいちゃんの父親。名前は不明ですが、作中では大きな問題を抱える人物の一人です。

彼もまた知的障害を持っていると思われ、感情表現が乏しく、目の焦点も合っていないことが描かれています。

運転免許も持っていないにもかかわらず、ドライブに憧れを抱くなど、妹同様に後先を全く考えない行動が目立ちます。

みいちゃんが5歳の時に、強面の男に付き添われて北海道に行ったきり、その後は連絡が途絶えており、現在も行方不明となっています。


おばあちゃん

みいちゃんと山田さん / マガポケ

実衣子の祖母であり、実母の芽衣子とは離婚して、女手一つで二人の子供を育て上げました。

彼女は作中でも随一の苦労人として描かれていますが、健常者であると思われ、同時に非常にプライドが高い一面も持っています。旧態依然とした価値観に固執しており、実衣子や娘に対しても頑なな姿勢を見せます。

おばあちゃんは、孫である実衣子の特殊な出生を快く思っておらず、実衣子を「おぞましい子」と感じて避けることがしばしばありました。

実衣子が虐待を受けていた時も、体を張って止めようとすることはありませんでした。最低限の養育の義務感から、虐待を指摘したり「やめなさい」と言ったりはしましたが、どこか冷ややかな印象です。

実衣子が独立する年齢になった時、地元を離れた方が良いと勧め、まとまった資金と住まいを提供して送り出します。しかし、実衣子が上京後は、まるで無関係のように一切連絡を取らなくなった様子が描かれています。

実衣子が地元を離れることで、彼女にとっては都合が良かったのかもしれませんが、皮肉にも実衣子の遺体が発見されたのは地元宮城でした。

第4巻の裏表紙に載っている失踪時のチラシには、中村家の電話番号が記載されており、実衣子の行方を捜し始めた様子が描かれています。

山田マミのスマホに保存されていた実衣子の写真が使われていたことから、山田を通じて実衣子の失踪を知った可能性があります。

その他の重要キャラ一覧(ネタバレあり)

ムウちゃん(榎本睦)

みいちゃんと山田さん / マガポケ

ムウちゃんこと榎本睦は、宮城県出身で、「みいちゃん」こと中村実衣子とは故郷が一緒の親友です。

フルネームについては、作中で明かされていますが、作者のX(旧Twitter)での発表を通じて知られています。

彼女の一人称は「ムウちゃん」、そして愛称としてもそのまま呼ばれています。

作中では、実衣子に対する無償の友情や、無意識に受けた影響が焦点となっており、実衣子がムウちゃんを下に見ていたことにも触れています。

ムウちゃんは、過去に風俗嬢として働いていた経験があり、実衣子とは立ちんぼの時期を共に過ごしたことがありました。

性格は非常に素直で明るく、少し鈍感で無防備なところがありますが、それが悪意や敵意に敏感ではない原因となり、騙されやすい一面も。どこかチグハグな言動や行動をとるため、初対面の山田マミにも違和感を覚えられることも。

彼女は、母親から愛情をもらって育ち、非行に走るような素振りは見せなかったものの、実際には性産業や犯罪に手を染めることとなります。その経緯については作中で深く掘り下げられています。

みいちゃんと山田さん / マガポケ

幼少期、実衣子とは保育園時代に知り合い、唯一の友人となります。小学校では勉強に苦しんだものの、他の友達もいたおかげで、それほど困ることなく過ごしていました。

上京後、アルバイトをして生活していたものの、実衣子に影響され、立ちんぼや万引きに手を出し、最終的に風俗嬢として働くことになり、人生が狂い始めました。

その後、万引きで逮捕され、刑務所に服役。そこで初めて、自身が知的障害を持っていることに気づき、正式に診断されました。

出所後は福祉施設に繋がり、職業訓練を受けながら安定した生活を送り始めました。

同じ作業を繰り返すことに長けており、その点で職員に褒められることもあります。

実衣子に対しては、今でも友達だと思っているため、福祉施設での訓練を一緒に受けようと勧めたものの、プライドの高い実衣子には拒否され、喧嘩になってしまいました。

作中で、山田と3人で食事をしている場面もあり、未だに少し危なっかしいところが残っていることが描かれています。

現在は地元に帰り、農作業をしながら母親と仲良く暮らしている様子が描かれました。

昔のようなチグハグな服装ではなく、母親がコーディネートしていると見られる、落ち着いたスタイルになっています。

母親は実衣子に対する憎しみを抱いていますが、ムウちゃんはそのことに気づいておらず、実衣子がまた自分の元に帰ってくることを心待ちにしていました。


ムウちゃんのママ

みいちゃんと山田さん / マガポケ

ムウちゃんの母親は、名前こそ明かされていませんが、ムウちゃんの姓が「榎本」なので、その名義で呼ばれています。

実衣子の家族と唯一と言っていいほど親しくしており、ムウちゃんとの関係は非常に深いものです。

母親は、ムウちゃんに愛情を持って育てており、髪型をきれいに結い上げ、可愛らしい服を着せて送り迎えをしている様子が描かれています。

実衣子と比べて、母親は常に安定した愛情を娘に注ぎ続け、育児においてもしっかりした姿勢を見せています。

ムウちゃんが自分の発達の遅れに気づいていたものの、普通学級に進ませていたのは、周囲からの刺激がプラスになると考えた結果です。

その選択が、後にムウちゃんが実衣子に影響されて風俗や犯罪に関わる原因となったことは皮肉でもありますが、愛情深く育てられたことが彼女が福祉制度を受け入れる素直な心を育んだとも言えますね。

母親は、ムウちゃんとともに現在も実家で暮らしており、ムウちゃんが帰郷してからの生活も穏やかに続いています。

しかし、実衣子がムウちゃんの人生に深い傷を与えたことに気づくと、憎しみを抱くようになり、心の中で復讐心を燃やすようになりました。

過去の回想シーンでは、彼女の若い頃の豊かな黒髪が描かれていますが、今では長年の苦労や震災の影響で老け込み、顔に皺が刻まれています。

彼女の苦悩を象徴するように、荒れた庭の描写もその背景にあります。


マオくん

みいちゃんと山田さん / マガポケ

実衣子の現在の彼氏、マオくん。彼は自称IQ130のギフテッドで、物語が進むにつれて自分のIQを180だと主張するようになります。

肥満体型で、どう見ても悪い印象を与える外見です。年齢的には、実衣子や山田よりも少し年上のようです。

彼は、作中でも特に「クズキャラ」として描かれており、実衣子との共依存的な関係が強調されています。

彼の支配的な性格は、暴力的な行動や心理的な洗脳にも表れており、回を追うごとに非人道的な面が強調されています。

後に、思わぬ形で報いを受けることになりますが、その過程が非常に印象的です。

シゲオくん(鈴木茂雄)

みいちゃんと山田さん / マガポケ

シゲオくんは、実衣子が働いていた風俗店「Ephemere」の常連客で、みいちゃんから枕営業を受けることで初めて女性と関係を持ちました。

彼は結婚願望が強く、母親の介護を結婚相手に求めるなど、非常に自己中心的な思考の持ち主です。

外見は小太りで眼鏡をかけ、いわゆるオタク気質。清潔感には欠けますが、みいちゃんに強い思いを抱いています。

彼は、みいちゃんが自分にとって理想の結婚相手だと信じ込んでおり、他の女性に対しても偏見を持っていました。

その思い込みが原因で、みいちゃんに対する過剰な期待と依存が描かれており、最終的には彼女の現状を知ったことで錯乱し、暴走してしまいます。


ツバサ

みいちゃんがデリヘルに転職してから接触するようになった客の一人。

彼は清潔を保つことや電話での意思疎通がうまくいかない様子があり、おそらくムウちゃん以上の知的障害と中度の自閉症を持っていると思われます。そのため、会話や振る舞いにおいて少しずれが生じることがしばしばありました。


タカシさん

みいちゃんと山田さん / マガポケ

山田さんの客の一人で、公認会計士として独立している男性。既婚者でありながら、キャバクラに通うことがある点を除けば、常識的で理性的な人物です。

山田さんにとって、タカシさんは新たな「気づき」や「生きる希望」を与えてくれる存在となっており、その関わりが彼女にとって重要な意味を持っています。

山田さんの母親

みいちゃんと山田さん / マガポケ

山田さんの母親は、いわゆる重度の教育ママであり、毒親的な一面も持つ人物です。

娘の行動を常に監視し、現在別々に暮らしていても就活の内容にまで口を出すなど、過干渉なところがあります。

過去に、父(山田さんの祖父)の意向で進学を断念したことがあり、それが原因で学歴コンプレックスを抱え、娘に対して厳しく教育を施すようになった経緯があります。この影響が、娘への過度な期待や監視に繋がっているのです。


モモさんの後輩

モモさんが京都で舞妓をしていた頃の後輩で、顔にそばかすがあり、黒髪でポニーテールが特徴的な女性。

彼女は金比羅船々ができず、痛みに鈍感で、こだわりが強く、四則演算や目上への敬語もままならないなど、軽度の知的障害と自閉症を持っている可能性があります。

モモさんは彼女を友達だと思っていますが、マナーや常識、感謝の気持ちに欠ける彼女に対して、何とかしてあげたいという思いもありつつ、どうしても救いがたいと感じている部分もあります。

舞妓としての道を歩み始めたものの、わずか1年足らずで辞めてしまい、現在は東京でDV癖のある恋人と共依存的な生活を送っている状態です。


剛田先生

みいちゃんと山田さん / マガポケ

みいちゃんが小学1年生のときの担任教師。大柄で、いつもジャージを着ている男性です。

彼は、クラスの雰囲気を和ませるために生徒をいじることが多く、みいちゃんにとってはその無邪気な振る舞いが逆にプライドを傷つけることになってしまいました。

この出来事が原因で、みいちゃんは不登校となり、その後の人生にも大きな影響を与えることとなります。

須崎奈々

実衣子が小学3年生の時の担任。新任の若手教師で、2000年代初頭の地方の小学校教師としては非常に先進的な考えを持った人物です。

実衣子が抱える特性に気付き、そのサポートをしようと尽力しましたが、結果としてそのアプローチは失敗に終わります。

実衣子の母親には、「自分の娘を障害者扱いしている」と誤解され、祖母からも世間体を気にして強く否定されてしまいました。

実衣子自身も、初めての教師に対する不信感から、彼女をバカだと思い込んでしまい、その後の3年間は不登校で過ごすことになりました。

この出来事こそが、実衣子の人生における最初で最大の分岐点となり、皮肉にも彼女の未来に対する道を悪い方向に進ませてしまったのです。

みいちゃんがこの時期に必要だった「生きていく力」を学ぶチャンスを逃したことが、後々まで彼女に影響を及ぼすことになりました。


佐藤君

みいちゃんと山田さん / マガポケ

中学時代、みいちゃんと同じクラスにいた男子で、みいちゃんの初恋の相手。

彼はピアノを弾く美少年で、女性からのアプローチに疲れ切っていました。みいちゃんとの交流には、精神的に幼かった彼女に居心地の良さを感じていたものの、次第にみいちゃんの異常な一面を目の当たりにし、疎遠になってしまいます。

過去編でも屈指の常識的な人物で、みいちゃんにとっても良い意味での「社会の鏡」だったのかもしれません。


皐月ちゃん

みいちゃんと同じく中学時代のクラスメイトで、前髪をセンター分けにしたセミロングの髪をしており、眼鏡をかけた優しい女の子。

彼女はみいちゃんの恋愛を応援していましたが、みいちゃんがある事件を引き起こすと、その影響で周囲からの目を気にして距離を置くようになります。

最初は味方だった彼女も、次第にみいちゃんから離れていくことに。


雪奈

みいちゃんと山田さん / マガポケ

みいちゃんの中学時代のクラスメイトで、髪はM字バングのロングヘアで、右口元にほくろがある可愛らしい容姿の女子。

スレンダーな体型で、見た目は魅力的ですが、内面は嫉妬深く自己中心的な面があります。彼女は佐藤君に恋をしており、みいちゃんとはその点で恋敵になります。

表向きは友達を装っているものの、その裏には強い競争心と執着心が隠れています。

みいちゃんに対しても、親しみを装いながらも本心ではライバル視していたのです。


ポニーテールの女子

みいちゃんと山田さん / マガポケ

名前は不明ですが、みいちゃんと同じ中学クラスの女子で、雪奈ちゃんとは友人関係にあります。

彼女は過去編における「害悪キャラ」の一人で、みいちゃんが他者との繋がりを持つために異性との性行為に依存するようになったきっかけを作った人物でもあります。その影響で、みいちゃんは無理に周囲との接点を持とうとし、心の中で自分を犠牲にしていくようになりました。

まさに、みいちゃんの人生における重大な転機(悪い方向)を引き起こした一因と言えるでしょう…

↑こちらの記事も参考になりますので是非ともご覧ください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました