『呪術廻戦≡モジュロ』最新20話『老兵は死なず』(週刊少年ジャンプ2026年10号掲載の最新話)は、シリーズの流れを決定づける歴史的転換点となった1話です!
本話最大の衝撃は、虎杖が放った「解(飛ぶ斬撃)」の発動描写。
それは果たして、かつての宿敵・両面宿儺に連なる力なのか。それとも、68年という歳月が生んだまったく新しい“虎杖の答え”なのか──。
この記事では、最新話の感想をネタバレ込みで徹底解説していきます。
是非最後まで参考になさってください!
呪術廻戦≡モジュロ最新20話ネタバレ感想
虎杖が最強になって再登場!
『呪術廻戦≡』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト
(C)芥見下々・岩崎優次/集英社
『呪術廻戦≡モジュロ』第20話「老兵は死なず」は、読者の度肝を抜く形で虎杖悠仁の再登場から幕を開けました!
その姿は、かつての主人公という枠を完全に超え、「完成された最強の術師」と呼ぶにふさわしいものでした。
まず目を引くのが、黒閃を明確に“狙って”放っている点です。
黒閃は偶発性が前提だったはずの現象ですが、虎杖はすでにそれを技術として制御している段階に到達しています。
これは術師としての成熟度が、五条悟や宿儺と同列、あるいはそれ以上にあることを示唆しています。
さらに注目すべきは、赤血操術の扱いです。
超新星だけでなく、穿血すらも“拡張術式”の一部として運用している節があり、脹相の術式理解を完全に咀嚼・再構築していることが分かります。
血液を高速回転させた防御技「血刃風」は、その象徴的な描写でしょう❗️
そこに加えて、
- 御廚子(伏魔御厨子)
- 簡易領域
- 反転術式
- 領域展開
- 魂を知覚・捕捉する打撃
- 魂の境界線のみに絞った、200%「茈」に匹敵する射程を持つ“解”
- 逕庭拳
と、作中最上位クラスの能力をほぼ網羅しています!!
正直なところ、
- 五条悟(現代最強の術師)
- 宿儺(御廚子)
- 脹相(赤血操術)
今やこの三者を融合させたような性能であり、素材そのものが規格外だったとはいえ、モジュロ世界線の虎杖悠仁は、完全に“次元の違う存在”へと昇華しました。
象徴的なのが、斧を手にしたルメル族戦士・オスキとの一戦です。
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(C)芥見下々・岩崎優次/集英社
ビル上階からの完全な奇襲。しかし虎杖は一切慌てることなく、右手で血刃風を展開し斧を受け止め、左拳で黒閃を叩き込む。結果は一撃KO。戦闘は一瞬で終わりました。
このシーンが秀逸なのは、「派手さ」ではなく完成度の高さを見せている点です。
無駄がなく、恐れもなく、感情に振り回されない。かつての虎杖が持っていた“優しさゆえの命の危うさ”は、すでに影を潜めています。
前作主人公が、時間を経て最強格として帰ってくる。この王道展開が、ここまで自然で説得力を持って描かれるのは稀です。
読んでいて純粋な爽快感がある一方で、どこか胸が締め付けられる感覚も残りました…
68年後の虎杖悠仁の心境に大きな変化が…
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(C)芥見下々・岩崎優次/集英社
戦闘能力以上に衝撃的なのが、精神面の変化です。
68年後の虎杖は、パチンコ屋で静かに時間を潰していました。
そこへ現れた若手術師・美野に正体を見破られ、「なぜ今まで表に出なかったのか」と問い詰められます。
さらに美野は、
「憂花(乙骨の血筋と思われる人物)が死んだのはお前のせいだ」
と、感情をぶつけます。
しかし虎杖は取り合いません。
• 「もう虎杖悠仁なんてどうでもいい」
• 「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」
• 東京から溢れた呪霊は自分が始末する
• 先輩の孫が敗れた場合の後始末も引き受ける
• 「今の俺ができるのは、二人……いや四人の邪魔をさせないことだけだ」
この言葉の数々から伝わるのは、徹底した自己後退です。
自分が前に出れば、若い世代は依存し、成長を止めてしまう。
だからこそ虎杖は、意図的に“最強の脇役”を選んでいる。
そして最後に漏らす一言。
「これでいいんだよね、先生」
五条悟の
「一人くらい僕を忘れて、違う強さを持て」
という言葉を、虎杖なりの解釈で受け継いでいるのが痛いほど伝わってきます。
この回は「最強の老兵が現れたけど、主役はもう若手に譲る」という切なくもカッコいい展開が描かれました。
このエピソードの本質は、強さの継承ではなく役割の継承にあります。
五条悟と並ぶ領域に到達したからこそ、虎杖は五条の孤独を理解してしまった。
そして同時に、同じ道を誰にも歩ませないため、自ら表舞台を降りる。
ただ、それがあまりにも長すぎた。
かつて虎杖は、「寂しがりなんでね。いっぱい人を助けて、俺が死ぬ時、大勢に看取ってほしい」と語っていました。
しかし現実はその逆です。
彼はずっと、看取る側に立ち続けてきた。
静かで、穏やかで、それでもどこか満たされない表情。
この虎杖悠仁の姿は、作中屈指の名シーンと言っていいでしょう。
あれほど過酷な人生を背負ってきた男だからこそ、「そろそろ幸せになってほしい」
そう願わずにはいられません。
「どうでもいいだろ」の意味
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(C)芥見下々・岩崎優次/集英社
このセリフは、最終話において五条悟が口にした「もう五条悟とかどーでもよくない?」という言葉を下敷きにしています。
ここで示されているのは、単なる投げやりな態度ではなく、「最強という存在への依存からの脱却」という、極めて重要なメッセージです。
五条悟という絶対的な存在に頼り続ける構造そのものが、術師社会の停滞を生んできた。だからこそ彼は、自身を“どうでもいい存在”として切り離すことで、次の世代に選択と責任を委ねました。
虎杖悠仁に関しても同様で、生ける伝説として扱われ続けること自体が、現代の術師たちの成長を妨げかねない。
「誰かが何とかしてくれる」という思考を捨て、自分たちの手で現実と向き合え――この言葉は、現代を生きる術師たちへの強烈な檄だと読み取れます。
私はこのセリフを、五条が遺した“最強ゆえの反省”そのものだと感じています。
「ケツくらい拭く」の意味は?
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虎杖悠仁は、共闘という選択をあえて取らない。しかしそれは、仲間を見捨てたからではありません。
万が一、最悪の結末――全滅という事態に至ったとしても、その責任から逃げるつもりがないことを、彼は「ケツくらい拭く」という一言で示しています。
一見すると乱暴で軽い言葉ですが、その裏にあるのは、最後の瞬間にすべての業を引き受けるという強烈な覚悟です。
途中で手を貸さない代わりに、結末だけは決して放り出さない。その姿勢は、冷酷さとは真逆の位置にあります。
これは突き放しであると同時に、極めて深い優しさでもある。
「死ぬ気で自分たちの時代を守れ。そこで生まれる罪や後悔は、すべて俺が背負う」
そう語っているようにすら感じられます。
さらに印象的なのは、「ケツくらい拭く」と言い切るその断定的な口調です。
この言葉には、最終的には自分が立ち上がるという確信、そして“絶対に破綻させない”という強い自信が滲んでいます。
だからこそ、この解釈が胸に刺さる。見捨てているのではなく、責任だけは必ず引き受けるという覚悟が、あまりにも真っ直ぐだからです。
20話タイトル「老兵は死なず…」の意味
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(C)芥見下々・岩崎優次/集英社
「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」という言葉は、ダグラス・マッカーサーの退任演説に由来します。
この引用が示すのは、役割を終えた存在が、無理に舞台に留まり続けることの危うさです。
不老の呪いによって生き続ける虎杖は、ある意味で現代にとって“過去の遺物”になり得る存在です。
彼が本気で介入すれば、問題の解決自体は容易でしょう。しかし、それでは若い術師たちが修羅場を経験する機会を失い、結果として成長の芽を摘むことになる。
かつて五条悟が「あの人一人でよくないですか?」と言われたように、強すぎる存在は周囲を無意識に無力化してしまう。
この文脈において「老兵は死なず」という言葉は、虎杖自身が“あえて前線から退く覚悟”を示しているように思えます。
五条悟が伝えたかったこと
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(C)芥見下々・岩崎優次/集英社
宿儺との戦いを通して、五条悟は「自分一人が強くても意味がなかった」という結論に辿り着きました。
だからこそ彼は、力だけでなく思考力や判断力を兼ね備えた仲間を育て、その結果として高専メンバー全員による総力戦で宿儺を打ち破る道を選びます。
そして、この“総力戦による勝利”を実際に経験した虎杖だからこそ、「安易な救済は未来を奪う」という現実を深く理解している。
誰かが肩代わりしてしまえば、次の戦いで同じ悲劇が繰り返されるだけだからです。
現代の脅威は、現代を生きる術師自身が泥にまみれ、血を流しながら乗り越えなければならない。
この信念は冷酷に見えますが、長期的に見れば最も誠実な選択だと私は考えます。
東堂葵の生存が確定!(ただし消息不明扱い)
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第20話で密かに大きな話題となったのが、東堂葵の生存確定です❗️
本編ではなく四コマという形ではありますが、東堂が明確に描写され、生きていることが公式に示されました。
しかも、その扱いが非常に“東堂らしい”。
四コマ内では
「東堂は今も嫌われている」
「虎杖以外からは相変わらず敬遠されている」
という描写があり、未来の時代においても評価は変わっていません笑
一方で、虎杖悠仁との関係だけは継続していることが示唆されており、ここが読者にとって最大の救いでしょう。
多くを失い、長い孤独の時間を生きてきた虎杖にとって、東堂という存在が今も繋がっている事実は非常に大きいですよね!
本格的な再登場ではなく、あくまで「生きている」という情報だけ示しました。
乙骨真剣vsマル決着か!?
物語の緊張感を一気に高めているのが、乙骨真剣とマルの最終局面です。
真剣は、乙骨憂太の力を継承した存在であり、リカとの連携が最大の武器。
リカに「今は思い切り振れ」と力を借り、釈魂刀のレプリカを用いて攻勢に出ます。
しかし、ここで真剣は決断します。
それが、「力を手放す縛り」の発動です。
この縛りによって、
• リカの首が落ち
• 真剣は元の姿へ戻る
マルも同時に、変身解除と呪力低下を自覚し、戦況が明確に変わります。
ここで巧妙なのが、リカの扱いです。
「真剣がリカを使うなら、指輪は返せないのでは?」という疑問に対し、
→ リカが残った呪力をすべて持ち去ることで、
→ 真剣自身が“完成形”となり、
→ 指輪は憂花へ返却可能になる、
という筋道が見えてきます。
最終局面では、真剣が速度を極限まで引き上げ、マルの懐へ一瞬で侵入。
補助を捨てたからこそ可能な、純粋な一撃必殺の構図が成立しています。
釈魂刀が甚爾のものを想起させる点も含め、この戦いは「受け継ぐ者が、借り物を超える瞬間」を描いているように映ります。
ダブラは魔虚羅戦で術式反転を会得!
ダブラの成長描写は、第20話の中でも特に理論的で、呪術的な深みがあります。
魔虚羅との死闘を通じて、すでに反転術式を会得していたダブラですが、そこからさらに踏み込みます。
呪力の本質を突き詰め、
• ネガティブエネルギー同士を掛け合わせる
• それをポジティブエネルギーへ変換する
という理論に到達。
このエネルギーを術式へ流し込むことで発生する現象こそが、術式反転であると理解します。
「この呪術は、地球では何と呼ばれているんだ?」
という独白の末に、その答えとして“術式反転”へ辿り着く流れは、極めて知的で説得力があります。
再び魔虚羅への勝機を掴みつつ、
「今度こそ、適応される前に一撃で仕留める」
と覚悟を決める姿は、もはや別次元の術師。
この成長速度を見る限り、領域展開の習得も現実的でしょう。
才能・理解力・実戦経験が噛み合ったとき、術師はここまで進化するのかと、素直に唸らされます。
呪術廻戦≡モジュロ 20話ネタバレ感想まとめ
第20話は、2018年当時に活躍した“傑物たちの遺志”が、形を変えて現在の地球を守っている構図が明確になった回でした。
虎杖悠仁は、五条悟と同じく「孤独な立場」に身を置きながらも、あえて手を差し伸べないという選択をしました。それは冷淡さではなく、「次世代に強さを継承するための突き放し」です。
誰よりも仲間の価値を知り、共に戦う意味を理解しているからこそ、安易な救済を拒む。
この矛盾を引き受ける覚悟こそが、虎杖の成長であり、彼なりの“最強”の在り方なのだと思います。
次回(21話)以降では、
• ダブラvs魔虚羅の決着
• 真剣vsマルの完全決着
• そして虎杖悠仁が本当に動くのか
この三点が大きな焦点になるでしょう❗️
それだけに、短期連載であることが惜しまれてなりません。
マルやダブラはいずれも極めて魅力的な術式と背景を持っており、人外同士の決戦を大規模で掘り下げても成立する素材です。
また、虎杖の口にした「後始末」という言葉は、あまりにも不穏ですよね。
彼が再び前線に立つとき、それは“誰かを救うため”ではなく、“すべてを終わらせるため”になる可能性も否定できません。
最強の老兵が静かに構え、若き術師たちが前に進む。
その均衡が崩れる瞬間こそが、物語の終着点になるのかもしれません。とにかく虎杖の身が心配です。
(C)芥見下々・岩崎優次/集英社様より引用
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