呪術廻戦ファンなら一度は気になったはず──「存在しない記憶」とは一体何なのか?なぜ脹相と東堂の脳内に流れたのか、その謎を徹底的に考察します。
本記事では、─「存在しない記憶」の正体から「がっかり」と言われる理由、作品の裏側に隠された心理描写まで深掘り解説。
呪術廻戦をより深く理解したい方、考察を楽しみたい方に必見の内容です!
始めに:存在しない記憶とは?
TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
「存在しない記憶」とは、虎杖悠仁と戦った相手の意識に突然入り込む、現実にはなかった記憶のことを指します。
たとえば東堂葵や脹相の脳裏に、過去に親しかったかのような光景が浮かび上がり、敵対心を和らげる効果があります。
この現象では、虎杖が戦う相手にとって、まるで仲間や家族のように感じられる状況が生まれます。
◉具体的なシーン
脹相が虎杖を殺そうとした瞬間、脹相の意識には、兄弟たちと食卓を囲み笑い合う光景が映し出されました。
その結果、脹相は虎杖に「兄ちゃん」と呼びかけるほど、無意識のうちに親近感を抱くようになります。
◉発動のきっかけ
この現象は、相手が虎杖に対して「あなたは一体誰なのか」といった問いを投げかけた直後に起こることが多いようです。
つまり、相手の疑問や戸惑いが、存在しない記憶を呼び覚ます触媒の役割を果たしているように感じます。
◉発現者と正体
初めてこの現象を発動したのは東堂葵であり、次に脹相の戦闘で再び現れました(第37話)。この能力が虎杖本人の術式によるものなのか、あるいは周囲の意識に作用する特殊な力なのかは、公式には明言されていません。
【考察】なぜ脹相と東堂の脳内に「存在しない記憶」が流れたの?
結論として、脹相の場合は「術式の副作用」、東堂の場合は「純粋な妄想」。
◉脹相のケース【理由:術式の副次的な影響】
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脹相の赤血操術には、血のつながる兄弟の異常を遠隔でも感知できる性質があります。生物にとって死は、避けられない最大の異変です。
虎杖と脹相は「羂索」を共通の親に持つため、血縁でつながっています。そのため、渋谷事変で脹相が虎杖に攻撃を仕掛けた瞬間、弟の死の予兆を強く感じ取りました。
「攻撃対象」と「守るべき弟」が重なった結果、脳が錯綜し、現実には存在しないはずの記憶が鮮明に浮かび上がったのです。この描写は、術式の特性を示すだけでなく、脹相の兄弟としての葛藤を際立たせるシーンだと思います。
◉東堂のケース【理由:単純にヤバすぎるせい】
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©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
東堂は初対面の相手に平然と「好みの女性のタイプ」を尋ねる癖があります。
虎杖と趣味が一致した瞬間、彼の脳内で興奮物質が爆発し、勝手に親友認定を行い、中学時代からの思い出を作り上げてしまいました。
これは完全な妄想であり、現実の事実とは無関係です。正直、こうした描写は東堂のキャラクターを端的に表しており、少し笑ってしまうほど極端です。
◉芥見先生の主張
一部では「虎杖には記憶操作や過去改変の術式があるのでは」と考察されましたが、作者はこれを否定しています。
『漫道コバヤシ』にて、東堂の妄想に脹相のシリアスな描写を重ねたのは、あくまで“天丼”演出、つまり同じネタを繰り返すことで効果を増幅させる手法だと説明されています。
原作では東堂の存在しない記憶はギャグとして扱われていましたが、脹相で同様の現象が起こったことで読者の混乱が増しました。
このギャップが、多くの読者に「虎杖に記憶操作能力があるのでは」と考えさせ、洗脳説が一気に広まるきっかけとなったのです。
さらに第1話や回想において、虎杖が私服で校内にいる描写も、洗脳能力の影響ではないかと考察されました。
しかし、実際には高校の放課後は校則が緩く、虎杖は祖父の病院へ直行するため私服に着替えていたに過ぎません。
◉最終的な結末
結局のところ、存在しない記憶が虎杖の能力によるものではないことは芥見先生自身により公に否定されました。
脹相が記憶を幻視したのは血縁による術式の副次的効果であり、虎杖に記憶操作能力は存在しません。
洗脳説は読者の誤解に過ぎず、作者も天丼演出を意図しただけだと語っています。ネットで広まった虎杖洗脳説は、この公式発表によって急速に下火になりました。
ちなみに、虎杖が私服だった理由も、単純に高校の放課後の自由度と祖父の病院へ直行する事情によるものであり、特別な能力の影響ではありません。
【結論】存在しない記憶の正体にがっかり!?
正直なところ、この件に関しては期待していたほどの衝撃はありませんでした。
順平が「ゆうじ」と呼んだのも、東堂の幻視も、深い意味はなく、単なるギャグ演出に過ぎません。
脹相の記憶は血縁関係の証明として意味を持ちますが、東堂の記憶は単なるノイズです。シリアス展開で現れた存在しない記憶に、一瞬ワクワクした読者も少なくないと思いますが、現実は少し肩透かしでした。
期待と現実のギャップが大きく、そこが読者にとってのがっかりポイントだったと言えるでしょう。
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©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会様より引用
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