『君のことが大大大大大好きな100人の彼女(100カノ)』の恋太郎ファミリーは、物語が進むほど個性豊かな彼女たちが増えていきます。2026年時点では、原作で37人目の彼女まで登場しました!
この記事では、恋太郎ファミリーの現在の人数をはじめ、彼女たちの加入順・キャラクターの特徴・恋太郎と結ばれるまでの経緯を、ネタバレありで徹底解説します!
「今の彼女は何人?」「誰が何人目?」「それぞれどんなキャラ?」という疑問も、相関図と一覧でまとめてチェックできます。
- 始めに:『100カノ』のあらすじ・ストーリー※ネタバレあり
- 恋太郎ファミリーの詳細:現在の人数は?
- 【最新】100カノ彼女一覧※ 恋太郎ファミリーの加入順にネタバレ解説!
- 1人目の彼女:花園羽香里
- 2人目の彼女:院田唐音
- 3人目の彼女:好本静
- 4人目の彼女:栄逢凪乃
- 5人目の彼女:薬膳楠莉
- 6人目の彼女:花園羽々里
- 7人目の彼女:原賀胡桃
- 8人目の彼女:銘戸芽衣
- 9人目の彼女:須藤育
- 10人目の彼女:美杉美々美
- 11人目の彼女:華暮愛々
- 12人目の彼女:伊院知与
- 13人目の彼女:ナディー
- 14人目の彼女:優敷山女
- 15人目の彼女:茂見紅葉
- 16人目の彼女:薬膳ヤク
- 17人目の彼女:土呂瀞騎士華
- 18人目の彼女:毛樽井亜愛子衣
- 19人目の彼女:中二詩人
- 20人目の彼女:女井戸妹
- 21人目の彼女:盆能寺百八
- 22人目の彼女:灰尾凛
- 23人目の彼女:一二三数
- 24人目の彼女:火保エイラ
- 25人目の彼女:猫成珠
- 26人目の彼女:才奇姫歌
- 27人目の彼女:出井祭李
- 28人目の彼女:宇佐美椎奈
- 29人目の彼女:雪房田夢留
- 30人目の彼女:輩先
- 31人目の彼女:根向井寧夢
- 32人目の彼女:端須蓮葉
- 33人目の彼女:守北季鞠
- 34人目の彼女:双天彗流
- 【100カノ】34人の彼女の頭がおかしい相関図まとめ
始めに:『100カノ』のあらすじ・ストーリー※ネタバレあり
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』(通称「100カノ」)は、主人公・愛城恋太郎が「100人の運命の人」と出会い、その全員を幸せにすることを目指す、前代未聞の多人数ラブコメディです。
💕物語の始まり
中学卒業までに告白して100回フラれた純情少年・愛城恋太郎。
卒業式の日、「高校では彼女ができますように」と神社で願うと、縁結びの神様が現れます。
そこで恋太郎は、衝撃の事実を告げられます。
- 恋太郎には、高校で出会う運命の人が100人いる。
- 運命の人と出会ったにもかかわらず愛し合って幸せになれなければ、その相手は不幸な目に遭った末、死んでしまう。
- そもそもの原因は、神様のミス。本来1人に設定するはずだった運命の人の人数を、間違えて「100人」にしてしまった。
つまり恋太郎には、運命の人の誰かを選んで他の相手を振る、という選択肢がありません。
高校入学初日、さっそく花園羽香里と院田唐音の2人に出会い、互いに「ビビーン!!」という運命の衝撃を感じます。
しかも2人からほぼ同時に告白されることに。
恋太郎は悩みますが、「どちらか一方を選んで残りを振れば、その相手を死なせてしまう」と知り、2人とも本気で愛することを決意。
羽香里と唐音もその決意を受け入れ、ここから「誰一人脱落させない純愛ハーレムライフ」が始まります。
💕以降の基本パターン
物語は基本的に、次のような流れで進んでいきます。
- 新しい「運命の人」と出会い、「ビビーン!!」。
- その彼女が抱えている事情や悩みに向き合う。
- 恋太郎が全力の愛情を注ぎ、彼女も恋太郎の彼女になる。
- 既存のファミリーに紹介され、みんなで新しい彼女を歓迎する。
ただし、彼女たちは全員、とにかく個性が強烈。
効率を極限まで重視するタイプ、ドMな野球部員、変態的なお嬢様、マッドサイエンティスト、メイド、アイドル、教師、中学生など、年齢も立場も性格もバラバラです。
それでも恋太郎が「全員を平等に、本気で愛する」ことを徹底し、彼女たち同士にも強い絆が生まれていくため、人数が増えても関係が破綻しません。
むしろ次第に、単なる「ハーレム」ではなく、一つの大家族のような関係になっていきます。
💕物語の主な見どころ
物語は主に、以下の要素で展開します。
- 新しい彼女が加入するエピソード
- ファミリー全員での日常・イベント・デート
- 彼女同士の仲良し・カップリング的な絡み
- メタ発言、パロディ、下ネタ満載のギャグ
- ときどき描かれる、恋太郎の「愛の覚悟」を問うシリアス展開
特に大きな特徴は、「負けヒロイン0」「全員がメインヒロイン」を徹底していること。
一般的なハーレムラブコメのように「最終的に誰を選ぶのか」が問題になるのではなく、恋太郎は最初から最後まで、「100人全員を幸せにする」ことを目指します!
恋太郎ファミリーの詳細:現在の人数は?
恋太郎ファミリーとは、主人公・愛城恋太郎と、その彼女たち全員をまとめた呼称です。
第14話で、恋太郎がイベント参加時のチーム名として自ら名付けたのが始まり。
単なる「ハーレム」ではなく、彼女たちも含めた家族としての絆を強調した名前です。
彼女同士も非常に仲が良く、人数が増えても嫉妬で争うことは少なく、互いに助け合っています。
放課後に高校の屋上を集まり場にしたり、全員でデートやイベントを楽しんだりと、恋太郎ファミリーとしての日常も作品の大きな魅力です。
最終的には、
恋太郎1人+彼女100人=101人
の大家族になる予定です。
現在は何人?
2026年8月時点・原作第252話前後では、彼女は37人まで登場・加入済み。
したがって、恋太郎を含めた恋太郎ファミリーは38人です。
もちろん原作は現在も連載中なので、今後さらに人数は増えていきます。
なお、アニメは原作より大幅に先行しておらず、アニメ第3期時点では、原作の37人にはまだ遠く及びません。
最終的に100人全員と結ばれるまで、恋太郎の「全員を幸せにする」という愛の戦いは続いていきます。
【最新】100カノ彼女一覧※ 恋太郎ファミリーの加入順にネタバレ解説!
1人目の彼女:花園羽香里
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』公式サイト
(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・恋太郎にとって、最初の運命の人。『告白順』では羽香里が1番目ですが、『恋太郎の彼女になった』のは院田唐音と同時です。
さらに、作中で恋太郎の複数股交際を最初に受け入れた人物でもあります。そう考えると、「男1人・女100人」という本作ならではの恋愛関係を成立させた立役者ともいえるでしょう!
見た目は、太ももがむっちりしており脚にもツヤがある、いわゆる男性受けの良いダイナマイトボディのセクシー系ヒロイン。
本人もバストサイズにはかなり自信があるようで、母親以外では初めてGカップを上回った愛々が加入した際には、密かに悔しがっています。
その様子を見た唐音からは、満面の笑みで「ドンマイ」と慰められました。
また、母親がかなりの大富豪ということもあり、本作のお嬢様ヒロインという一面も持っています。
基本的には一途で、おしとやかかつ心優しい性格。ただし、少しぶりっ子で、恋太郎の前では計算高い一面を見せることもあります。
💕彼女になるまでネタバレ解説
高校入学時、廊下で唐音とともに恋太郎にぶつかり、まさに「ビビーン!!」となって一目惚れします。
すぐに猛アピールを始める羽香里でしたが、「裏庭のピンクの四つ葉のクローバーを渡しながら告白すると、必ず付き合える」という噂を耳にします。そこで唐音と一緒に裏庭へ向かうことに。
結局クローバーは見つかりませんでしたが、様子を見に来た恋太郎に対して、唐音がその場を離れた隙に羽香里が先に告白します。
翌日、恋太郎は一晩かけて探した四つ葉のクローバーを羽香里に渡し、告白を受け入れます。ただし、そこには「唐音とも付き合う」という条件がありました。
一瞬戸惑いながらも、「振られるよりはマシ」とすべてを受け入れ、恋太郎との交際が始まります。
2人目の彼女:院田唐音
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』公式サイト
(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・恋太郎にとって、最初の運命の人。『告白順』では唐音が2番目ですが、『恋太郎の彼女になった』のは羽香里と同時です。
長い金髪をリボンでツインテール(正確にはおさげ)にまとめた、パワー系貧乳ギャルヒロイン。
制服はセーター・ミニスカート・ルーズソックスというスタイルにアレンジしており、セーターの袖はややゆったりしています。
平成ギャルを思わせる外見に加えて、ツンデレの王道ともいえる性格の持ち主です。
好きな人に素直になれず、つい悪口や生意気なことを言ってしまう一方、結局は好意を隠しきれず甘えてしまうという、分かりやすいツンデレキャラとして描かれています。
恋太郎ファミリーでは、貴重なツッコミ役も担当しています。
体格はスレンダーで、胸は「A寄りのB」。本人はバストサイズをかなり気にしていますが、すらっとしたモデル体型で、実はスタイルの良いヒロインです。
💕彼女になるまでネタバレ解説
高校入学時、羽香里とともに、まるで示し合わせたかのようなタイミングで恋太郎にぶつかり、「ビビーン!!」となって一目惚れします。
羽香里がすぐに恋太郎へ猛アピールを始めると、唐音はツッコミを入れながらも負けじと恋太郎に迫ります。
そんな中、「裏庭のピンクの四つ葉のクローバーを渡しながら告白すると、必ず付き合える」という噂を聞き、羽香里と一緒に裏庭へ向かいます。
そこへ様子を見に来た恋太郎が現れますが、唐音はツンデレな態度を見せつつ、一度その場を離れます。
しかし、その隙に羽香里から先に告白されてしまい、唐音も慌てて自分の想いを伝えることに。
翌日、恋太郎は一晩かけて探した四つ葉のクローバーを唐音にも渡し、告白を受け入れます。ただし、条件は羽香里とも付き合うことでした。
唐音は当然のように激しく拒否しますが、羽香里が折れたことで状況を受け入れ、羽香里とともに恋太郎の彼女になることが決まりました!
3人目の彼女:好本静
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』公式サイト
(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・恋太郎にとって、3人目の運命の人。
本が大好きな物静かな文学少女で、図書委員を務めています。人と会話することが苦手で、ある特殊な方法を使ってコミュニケーションを取っています。
小柄で小動物のような愛らしさがあり、身長は薬膳楠莉(8歳の姿)や伊院知与たちとほぼ同じ。
いわゆるロリ体形で、物語が進むにつれて同じくらいの身長の彼女たちも増えていきます。
173話では、みんなでおだんごヘア&オーバーオール姿も披露しています。
髪は癖のある青色のロングヘアで、藍色や紺色に近い暗めの青。瞳も青色なのが特徴です。
23話と37話での恋太郎の告白によると、静からは古書の穏やかな香りや、図書室の優しいにおいがするとのこと。
制服は模範的に着こなしており、スカート丈も長め。左の二の腕には図書委員の腕章を着けています。
💕彼女になるまでネタバレ解説
図書室で本を取ろうとしていた恋太郎と目が合った瞬間、「ビビーン!!」となります。
図書委員として恋太郎におすすめの本を大量に選びますが、恋太郎は貸出カードを作れず、本を借りることができませんでした。
そこで静は、自分の愛読書である『王冠恋物語』を恋太郎に貸してあげます。
その本を恋太郎が気に入ってくれたことで、静の恋心は次第に大きくなっていきます。
しかし、ある日、恋太郎が別の彼女とイチャついているところを目撃し、深く悲しむことに。
その後、恋太郎から呼び出された静は、『王冠恋物語』をすべて手入力したテキスト読み上げアプリを贈られます。
自分が話すことの苦手さを理解し、そのためにここまでしてくれた恋太郎の優しさに、静の想いはあふれます。
断られる覚悟でそのまま告白しますが、恋太郎はその想いを受け入れます。
こうして静は、恋太郎にとって3人目の彼女となりました!
4人目の彼女:栄逢凪乃
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(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・愛城恋太郎にとって、4人目の運命の人。美しいロングストレートの銀髪と赤い瞳が特徴の少女です。
恋太郎と同じくらいの身長で、スラリとしたモデル体型の持ち主。スタイルの良さに加えて、胸はEカップ以上とかなりの巨乳です。
制服は羽香里と同じブレザーですが、リボンではなくネクタイを着用し、黒タイツを合わせています。
先輩の美々美と同じく、美嶺中学校からの外部入学生。中学時代はボブカットにセーラー服という姿で、髪型変更回では当時の姿も再現されています。
学力テストでは常に学年1位を取るほどの秀才で、あまりの頭脳明晰さから「正体はAIなのでは?」という噂まで流れるほど。
性格はサバサバしていて、基本的にはクールかつ聡明。何事にも効率を求める合理主義者ですが、効率を優先するあまり、ときどき斜め上の方向へ突っ走ることもあります。
恋太郎とイチャつく際にも一切の躊躇がないクーデレ系ヒロインです。
一方、効率重視の性格とは裏腹に、ファミリーのメンバーは緊急時であっても苗字を含めたフルネームで呼ぶという律儀な一面も。また、動揺したときには集中力を取り戻すために円周率を唱えるという独特の癖があります。
💕彼女になるまでネタバレ解説
ある日、「皆との写真や思い出が詰まった命より大切な宝物」であるスマホを忘れた恋太郎が教室へ戻ると、そこで凪乃と目が合い「ビビ——ン!!!」。
恋太郎は、貼り出されている中間テストの結果を一緒に見に行こうと誘います。しかし凪乃は「無意義。どうせ1位。行くだけ時間の無駄」と断ります。
実際、凪乃は予告どおり全教科満点。彼女について聞いた恋太郎は、「正体はAIという説がある」という都市伝説のような噂まで耳にします。
その後、生物の授業で恋太郎と凪乃がペアになると、凪乃はタマネギの表皮細胞を顕微鏡で観察せず、教科書をそのまま模写していました。
「実験なんて無意義」「先人が答えを出しているのに、わざわざ再現するのは時間の無駄」と考える凪乃。さらに「じゃあ形だけ」と言いながら顕微鏡を覗くなど、徹底した合理主義者ぶりを見せます。
そんな中、恋太郎が両刃カミソリで指を切ってしまうと、凪乃は「唾液には殺菌作用がある」と言いながら、恋太郎の指を咥えて舐めました。
恋太郎がお礼を伝え、「もっと会話したい」と伝えると、凪乃は「嫌ではないけど――無意義」「“楽しい”からは何も得られない」「言葉で説明できないものなんて、ただの虚構」と答え、その場を去ってしまいます。
しかし、先ほどの行動は凪乃自身にとっても想定外でした。
帰宅後、「傷に唾液なんて……細菌によるデメリットも理解しているはず……!」と自分の行動に疑問を抱き、冷静さを取り戻そうとA4用紙何枚分もの円周率を書きなぐり、壁や天井に貼り付けます。
それでも、湧き上がる恋愛感情を抑えることはできません。
そして凪乃は、ついに恋太郎へ告白します。
「愛城恋太郎……私はあなたが好きみたい――私と……交際して欲しい」
恋太郎も「こちらこそ」と返しますが、凪乃は「恋愛で得られるものは“結婚”と“子供”だけ。そのどちらも今の私には不要」と考えていました。
そのため、自分から告白したにもかかわらず、自分から恋を終わらせようとするという、凪乃らしい行動に出ます。
しかし、恋太郎は諦めません!
「過去に100回もフラれてきてるんだ」「こんな失恋程度で君との恋を終わらせる事なんか、できない……!!」
そして「一日だけデートしてほしい。一日だけ付き合ってくれれば諦める」と凪乃に提案し、遊園地デートが決まります。
人生初のデートと私服姿の凪乃に感激した恋太郎は、インスタントカメラを手に彼女を楽しませようと奮闘!
ところが凪乃から出てくるのは、「なぜ行楽地に乗馬訓練機が……」「“人間屋敷”に改名すべき」「音楽と回転による一種の洗脳装置……!」など、いかにも凪乃らしい斜め上の感想ばかりでした。
観覧車では高所恐怖症が判明し、凪乃は恋太郎の服の袖を掴むほど怯えます。そんな凪乃の様子を察した恋太郎は、そっと手を重ね、二人は手を握り合います。
しかし凪乃は、デートを終えても「“楽しかった”だけで何を得ることもできなかった」と話します。
そこで恋太郎は、今日の思い出を「なかったこと」にするため、撮った写真を燃やそうとします。
ところが、写真が焼けそうになった瞬間、凪乃は反射的に恋太郎の手から写真を取り上げました。
「――持ってない物を失う事はできないよね。でも栄逢さんは、失う事を恐れた」
「それは栄逢さんが今、何かを持っている事の何よりの証なんじゃないかな」
無意識に涙を流していた凪乃。
恋太郎は、幸せな時間そのものに意義があり、そんな時間を過ごすことこそ、人が生きるうえで何より大切なことだと知ってほしくて、少し強引な方法を取ってしまったことを謝ります。
やがて涙を拭い、気持ちを整理した凪乃は、恋太郎へもう一度告白します。
「私はあなたが好き――私と……交際して欲しい」
「……あなたと恋をして……もっと多くのものを得てみたい」
「私の知らなかった“有意義”な時間を――あなたとたくさん過ごしたい」
恋太郎が告白を受け入れ、握手を求めると、凪乃は彼を引き寄せてキス。
合理主義者だった凪乃が、恋太郎との時間に「有意義」という新しい価値を見つけた瞬間でした。
5人目の彼女:薬膳楠莉
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(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・恋太郎にとって、5人目の運命の人。高校3年生で、化学部の部長を務めています。ただし、後述の事情もあり、部員は一人しかいない模様です。
薬の開発を趣味とする家系に生まれた、生粋の薬大好きっ子。幼い頃から薬への興味が強く、「ドールハウスには目もくれず、蒸留器で遊んでいた」というエピソードまであります。
その発明品は、まるで青い猫型ロボットを思わせるほど万能。生後8か月で新薬を開発した、正真正銘の天才化学者です。
当初は海外の薬学研究チームで薬を開発することを夢見ていましたが、恋太郎ファミリーと出会ったことで、ファミリーと一緒に暮らしながら薬を開発することに幸せを感じるようになります。
薬開発の才能は唯一無二であるため、たびたび薬学スパイに目を付けられますが、そのたびに父・春彦が追い返しています。
恋太郎にとっては、初めての年上彼女でもあります。
ただし、その後は6人目として29歳の彼女が加入したことで最年長の座をすぐに譲り、17人目の加入で「唯一の高3ポジション」も同率に。
さらに24人目の大学生、30人目の留年した高3が加入することで、「学生最年長」や「高校最年長」の立場も失っていきます。
そのため、物語が進むにつれて年上の彼女が増え、楠莉自身のキャラクターも相まって、「年上彼女」より「天才化学者」としての印象が強くなっていきます。
💕彼女になるまでネタバレ解説
先着5組限定の恋人専用「もっとラブラブパンケーキ」を求め、4人の彼女に引きずられる恋太郎。
翌日の放課後、運命の人に会うため化学室を訪れると、そこにいたのは「ちっこくてかわいい生き物」でした。
自己紹介を済ませた恋太郎は、ノーベル賞を吹き飛ばすレベルともいえる、楠莉のすごすぎる薬の効能を体験することになります。
そんな楠莉を見た恋太郎は、「本当に大好きな事なんだな……キラキラして見える」と感じます。
昨日出会った運命の人とはまた違う女の子に惹かれていることに、恋太郎自身も戸惑います。
その後、楠莉は惚れ薬がお茶に入っていたことを明かし、「フられるわけがない」と自信満々に告白。
「楠莉は――恋太郎に一目惚れしてしまったのだーっ!!」
「大好きなのだ恋太郎っ!! 楠莉と付き合ってくださいなのだっ!!」
しかし恋太郎は、薬の力ではなく、自分自身の気持ちで楠莉の告白を受け止めたいと考えます。
そこで惚れ薬を吐き出そうと必死になりますが、薬の拒絶反応によって床をのたうち回ることに。
薬を飲めない状態だったため、楠莉は「打ち消しの薬」を口に含み、口移しで恋太郎に飲ませます。すると、ようやく症状は治まりました。
楠莉は惚れ薬の効果が消えたことを残念がりますが、恋太郎の楠莉に対する気持ちは変わりません。
楠莉は、恋太郎の拒絶反応について「もともと楠莉に惚れていたから、それ以上惚れようがなく、拒絶反応が起きたのではないか」と推測します。
そして薬で恋太郎を虜にすることを諦め、今度は自分自身の気持ちで土下座して告白。
「お願いだから楠莉と付き合ってくださいッッ!!!!」
「大好きすぎる!!! もう超好き!!! 薬と同じくらい好き!!!」
「なんでもゆーこと聞くから!!! お願いします!!! どうか!!!」
楠莉の必死の告白を受け、恋太郎が「頭を上げて」と声をかけようとしたその瞬間、「打ち消しの薬」の影響で楠莉の体に大きな変化が起こります。
体が「ムク……ムクムク……」と変化し、幼い姿だった楠莉は、なんと大人の女性へと変貌。
原作では膨張を表すSEのみで描かれていましたが、アニメでは髪が艶めかしく伸びていくなど、よりはっきりとした変身シーンとして描かれています。
6人目の彼女:花園羽々里
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』公式サイト
(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・恋太郎にとって、6人目の運命の人。恋太郎の彼女の一人である花園羽香里の実の母親です。
超大金持ちの資産家で花園家の当主を務め、さまざまな事業を展開する「花園グループ」のトップでもあります。羽香里と同じく恋太郎の彼女になってからは、恋太郎たちが通うお花の蜜大学附属高等学校を買収し、自ら理事長に就任してしまいました。
年齢は29歳ですが、年齢を感じさせない若々しい見た目の長身美女。娘の羽香里と同じ桃色の髪を足元まで伸ばし、花型の髪飾りを散りばめています。左目の下には泣きぼくろもあります。
さらに、娘以上に刺激的なスタイルを誇る大人の色気たっぷりの豊満美女で、バストサイズは恋太郎ファミリー最大のIカップです❗️
💕彼女になるまでネタバレ解説
初登場時の羽々里は、娘の羽香里を溺愛する一方、恋太郎を「5股の蛆虫」と蔑む冷徹な母親でした。
恋太郎には事情があるとはいえ、当時すでに5股だったため完全な誤解とも言い切れず、羽々里は恋太郎を娘にたかる害虫と判断。
羽香里を恋太郎から引き離すため、別の学校へ強制的に転入させようと画策しました。
しかし、羽香里と恋太郎を別れさせようとしたその日の夜、事態は一変します。
防犯装置をかいくぐるため、恋太郎が使用していた「赤外線が見える目薬」の効果が、羽々里の過去を知った恋太郎の涙とともに薄れていきます。
そして――
ビビーン!!!!
それは、13歳で恋人を亡くして以来、羽々里にとっておよそ16年ぶりとなる「恋のときめき」でした。
かつて恋に盲目になり、その後の人生で深く後悔することになった羽々里にとって、恋太郎への感情はまさに「忌むべき衝動」とも呼べるもの。
ところが、そんな葛藤をものともせず、
「恋太郎ちゃん、私と付き合ってちょうだいッッ!!!!♥♥♥♥♥」
と、自分から娘の彼氏に告白してしまいます。
当然、その場にいた唐音は大混乱。羽々里自身も直後こそ取り乱しますが、すぐに持ち直し、それまでの威厳を保とうとします。
告白についても、最初は「ただのお母さんジョーク」としてごまかしていました。
しかし、羽香里が誤って窓から転落し、命の危険にさらされた際、恋太郎が命懸けで彼女を救出。
その姿を目の当たりにした羽々里は、ついに娘と恋太郎の交際を正式に認めます。
そして同時に、恋太郎自身も羽々里の想いを受け入れ、羽々里は恋太郎の6人目の彼女となりました。
さらに、その日はすでに夜遅かったこともあり、「駆け落ち覚悟の羽香里救出劇」は一転して、母親公認のお泊まり会、もといパジャマパーティへ。
あまりの温度差に、娘の羽香里が思わず「温度差で風邪ひきそう」と漏らすほどでした。
羽々里が6人目の彼女になったことで、すでに恋人だった5人も大きな衝撃を受けました。特に、娘である羽香里と唐音の驚きはかなりのもの。
7人目の彼女:原賀胡桃
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(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・恋太郎にとって、7人目の運命の人。中等部3年生で、本作では初の中学生彼女にして後輩キャラです。
恋太郎からは「原宿系」ならぬ「腹ペコ系」と評されるほど、いつもお腹を空かせている大食い少女。右側だけ長く伸ばした左右非対称の短めの黒髪、ツリ眉、エメラルド色の瞳が特徴です。
制服はパーカーの上にジャケットを羽織り、ゆるめのルーズソックスと緑色のシューズを合わせています。後述の理由から、普段はフードを被り、ヘッドホンも身につけています。
見た目はダウナーな雰囲気のクールなロック少女。しかし、恋太郎ファミリーに加入する際には、他の彼女たちと馴れ合うことを明確に拒絶した最初の彼女でもあります。
ちなみに、胡桃が加入した頃から、彼女が増えていくことに対するツッコミは徐々に減っていきます。
💕彼女になるまでネタバレ解説
楠莉が弁当を忘れたため、恋太郎は自分の弁当を彼女に渡し、購買へ向かいます。
そして「目玉焼きパン」に手を伸ばした瞬間、同じパンを取ろうとしていた胡桃と――
「ビビーン!!」
しかし胡桃は、「中等部の生徒が高等部の購買に来てはいけないなんて校則はない」とイライラ。ところが財布を忘れていたため、仕方なく恋太郎から目玉焼きパンを半分もらうことになります。
胡桃は、消化が早く、いつもお腹を空かせているせいで「食べたいものがある」とイライラしてしまう性格だと恋太郎に打ち明けます。
「……気分悪くさせてたら……一応……ご……ごめん……」
食べ終わった胡桃に恋太郎が名前を尋ねると、「は? ナンパかよ。キモいんだけど」と返して立ち去ってしまいます。
しかし、フードの下では顔を赤くしながら、
「……なに異性にドキドキなんかしてんのさ。意味分かんないんだけど」
と、自分でも戸惑っていました。
翌日、人気ドラマに登場した影響で「メンチカツサンド」がクラス中で話題になります。胡桃も食べたくなりますが、中等部の購買では大人気となり、すでに完売。
そこで恋太郎が代わりに探すことを提案しますが、胡桃は「うっとうしいんだよッ!!」と手を振り払ってしまいます。
結局、コンビニなどを探してもメンチカツサンドは見つかりません。
「こんなあたしに一番イライラする……ッ!!!!」
「どうしていつもこうなのあたしは……ッ!! イライラして……!! 周りに当たって……!! いつも独りで……ッ!!」
「いつもお腹ばっか空かせて、イライラして、たったの一つもいいとこなんかなくて……」
自分自身に嫌気が差し、落ち込む胡桃。
そんな彼女が学校へ戻ると、そこには恋太郎が待っていました。
誘われて調理室へ向かうと、そこには胡桃が探し続けていた「メンチカツサンド」が。
恋太郎は、メンチカツとハンバーグの材料がほぼ同じことに気づき、ハンバーガー用のハンバーグを揚げてカツにし、それをパンに挟んで手作りしていたのです。
しかも、わざわざ教員に許可を取って調理室を借り、調理中には油が跳ねて怪我までしていました。
そんな姿を見た胡桃は、「生意気でいいところなんてない自分のために、なぜそこまで優しくしてくれるのか」と尋ねます。
それに対して恋太郎は、
「食べ物を大切に思い、心の底からおいしそうに食べる君の姿を、とても魅力的だと思ったよ」
と答えます。
お腹が空きやすい体質だからこそ食べ物を愛せる。そして、おいしそうに食べる人と一緒に食べるご飯は、とてもおいしい。
恋太郎は、胡桃にはちゃんと「いいところ」があり、それは周りの人を幸せにできる素敵な魅力なのだと伝えます。
胡桃も、恋太郎と一緒に食べるとご飯がいつもよりおいしく感じると答えます。
そして照れながら、
「……だ……だから……これからも……あたしと一緒にご飯……食べてくんない……ッ?」
「……ほ……ほら……その……か、か、か……彼氏……とかに……なって……さ……」
と告白。
恋太郎は「こちらこそ――君と一緒にご飯が食べれるなんて願ったりだよ……!」と返します。
その後、胡桃は「君」ではなく名前で呼んでほしいと伝え、
「胡桃……中等部三年……原賀胡桃……っ」
と改めて自己紹介。
こうして、二人は彼氏と彼女としての生活を始めます。
ただし、胡桃はこれまでの彼女たちとは違い、恋太郎以外と馴れ合うつもりはありません。
そこで恋太郎は、ファミリー全員でフードファイトフェスティバルに参加することを提案します。
優勝賞品は賞金と、三ツ星パティシエ「ピエール・ジェラオ」が作る特製ジェラート。
胡桃は興味を示しますが、一人で参加しようとします。しかし「中学生以下は保護者同伴」というルールがあったため、羽々里が母親という設定で、恋太郎ファミリー全員で参加することになります。
予選では恋太郎と胡桃が3位通過。2位には因縁の呉莉羅連合チーム、1位には「タケコ・スーパーデラックス」(アニメ版では「チャンコ爆錦」)という現役の大食い世界王者が立ちはだかります。
胡桃は、他の彼女たちを「全然食べられなさそう」と考えていました。
しかし、いざ勝負が始まると、彼女たちはそれぞれの得意分野で大健闘。力を合わせることで、タケコ(チャンコ)と互角の戦いを繰り広げます。
一方、呉莉羅連合チームは無理がたたり、救急搬送されてリタイア。
そして迎えた最終戦のラーメンで、ついに胡桃の箸が止まります。
自分が恋太郎ファミリーの実力を甘く見ていたこと、そして「自分が一番食べられる」という理由で無理をしていたことに気づき、涙を流します。
「恋太郎先輩の言う通り、任せられる部分は任せていれば……!! あの人達の事をちゃんと信じていれば……!!」
「なのにあたしは……ただ無駄に食べていただけだった」
そんな胡桃の姿を見た恋太郎ファミリーが戦線に復帰。
胡桃も「みんなと一緒に優勝したい」と再び食べ始めます。
両チームが吐きそうになるほどの極限状態の中、恋太郎は胡桃に「あーん」を懇願。
そして、恋太郎ファミリーは見事フードファイトに勝利します!
特製ジェラートを手にした胡桃は、それまで他の彼女たちに失礼な態度を取っていたことを謝罪。
最後はファミリー全員でジェラートをシェアし、少しずつ心を開いていきます。
こうして胡桃は、正式に恋太郎ファミリーの一員となりました!
8人目の彼女:銘戸芽衣
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』公式サイト
(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・恋太郎にとって、8人目の運命の人。名前の通りメイドで、花園家に仕えています。
学生ではない恋人としては、羽々里に次いで2人目です。
シニヨンにまとめた黒髪のロングヘアと糸目、白いメイド服が特徴の女性。普段は目を閉じていますが、これは漫画的な表現ではありません。
長年にわたって表情を固定していたことで目の筋肉が張り付いてしまい、芽衣自身の意思では目を開けられない状態になっています。
そのため、148話の入れ替わり回では、妹の身体に魂が入った芽衣は普通に目を開けています。一方、芽衣の身体に魂が入った美々美は瞼を開けられず、前が見えない状態になっていました。
ただし、芽衣は目が見えなくても、音や気配、心眼によって周囲の状況を把握できます。そのため、普段の生活に大きな支障がある様子はありません。
また、物語が進むにつれて、自分の理解を超える出来事が起こった際には、驚きや絶望のあまりたびたび開眼するようになります。
そんな芽衣が目を開けたときに見えるのは、なんと虹色の瞳。
非常に美しい瞳ですが、真顔で開眼することが多いため、カラーで見るとかなりの迫力があります。
💕彼女になるまでネタバレ解説
芽衣は、羽々里の専属メイドとして以前から何度か登場していました。
29話で羽々里が「現ナマ」を用意させた際、メイドを「銘戸」と呼んだことで、その名前が「銘戸(めいど)」であることが判明。
翌30話では、**「銘戸 芽衣(19) 羽々里の専属メイド」**と本名や年齢も明らかになります。
その後、ひょんなことからファミリーの瞳の色が話題になり、芽衣の虹色の瞳を見るための奮闘が始まります。
芽衣は「メイドは主人の前では常に笑顔であるべき」という信念から、いつも微笑みを絶やさず、目を閉じて生活していました。
そのため、自分の意思で目を開くことができません。
「わっ」と驚かせたり、刺殺するふりをしたり、饅頭を食べさせたり、羽々里とファミリーのイチャイチャを見せたりしても、芽衣の瞼はまったく開きませんでした。
そこで恋太郎が思いついたのが、羽々里の失敗談を自分の失敗談として話し、芽衣を笑わせたあとで真実を明かす作戦。
「主人の失敗を笑ってはいけない」というメイドとしての本能を突かれた芽衣は、思わず――
スン……ビビ――ン!!
と開眼。
ついに恋太郎と目を合わせます。
運命の人である恋太郎と目が合った瞬間、芽衣は一目惚れ。しかし、主人である羽々里の恋人に想いを寄せるなど言語道断だと考え、
「恋太郎と恋をすることは、たとえ死んでもない」
と宣言します。
ところが羽々里から「自分の気持ちに素直になりなさい」と言われると、それを命令だと受け取った芽衣は、
「愛城様、私めとお付き合いをしていただけませんでしょうか」
と、あっさり前言撤回。
後日、芽衣は羽々里から「恋太郎の一日専属メイド」として仕えるよう提案されます。
愛城家を訪れた芽衣は、まるでVIPを迎えるかのように恋太郎へ仕えます。
しかし、何事も羽々里を基準に判断してきた芽衣には、自分の趣味や行きたい場所が思いつきません。
そこで恋太郎が希望した「鬼分咲公園」へ行くことに。
桜が満開の公園で、恋太郎の好物である卵料理をたっぷり詰め込んだ芽衣特製の弁当を食べ、二人は穏やかな時間を過ごします。
そんな中、恋太郎は「人に尽くすことも立派だけど、もっと自分を大切にしてほしい」と芽衣に伝えます。
しかし芽衣は、
「私めにはそんな価値などございません」
と答えます。
そこで恋太郎は、「今から決して俺の役に立たないでください」と命令します。
芽衣は何とか恋太郎の役に立たないよう試行錯誤しますが、何をしても恋太郎から「かわいい」「愛おしい」「安心する」「ホッとする」「ときめく」といった反応が返ってきます。
つまり、芽衣が生きているだけで恋太郎の役に立ってしまうのです。
やがて芽衣は、「恋太郎の役に立たないためには死ぬしかない」と考えてしまいます。
そこで恋太郎は、その矛盾を逆に伝えます。
「恋太郎の役に立たないためには死ぬしかない」ということは、裏を返せば、**「生きている限り、銘戸さんは常に俺の役に立っている」**ということ。
そして、
「銘戸さんにはちゃんと価値がある」
「……愛する人っていうのは――ただそこにいてくれるだけで、ただ生きていてくれるだけで――ありがたい存在なんです」
と伝えます。
最後に恋太郎は、
「俺も銘戸さんのことが好きです。ぜひお付き合いさせてください」
と告白。
命令ではありませんでしたが、芽衣は「かしこまりました……!」と返答します。
こうして芽衣は、「要人とメイド」ではなく、「彼氏と彼女」として恋太郎との新たな関係をスタートさせました。
9人目の彼女:須藤育
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』公式サイト
(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・恋太郎にとって、9人目の運命の人。作中初のスポーツ系ヒロインで、女子野球部に所属しています。
亜麻色のショートヘアに太い眉、紫色の瞳が特徴のボーイッシュな少女。恋太郎ファミリーでは、初のボクっ娘でもあります。
恋太郎と同じ高校1年生ですが、初めての別クラス彼女でもあります。
「死ぬ気で努力すれば何でもできる」を信条とする、非常にストイックな性格。しかし、自分を追い込みすぎた結果、ストイックを通り越して痛みに悦びを感じるマゾヒストになってしまっています。
制服は半袖にリボン、スカートの下にはスパッツを着用。恋太郎ファミリーの中でも比較的シンプルで、動きやすさを重視したスタイルです。
💕彼女になるまでネタバレ解説
フードファイトの代償を解消するため、8人の彼女たちが秘密の女子力修行をしていたある日。恋太郎は一人で屋上を後にします。
彼女たちのストイックさに感心しながら下校していた恋太郎は、お花高の校門前でバットを振る育と遭遇。
そして――
ビビーーン!!
育の所属する女子野球部は、もともと9人の部員がいました。しかし、全国優勝を目指して育以外の8人がアメリカへ野球留学。現在の部員は、なんと育一人だけでした。
さらに、次の練習試合で負ければ廃部が決まっているため、育は助っ人を探していました。
校門前で素振りを披露しながら部員を勧誘する育は、朝は4時間早く登校し、休み時間も勧誘に励むほどの努力家。
そんな育が恋太郎に、
「筋トレはキツければキツい程、効く感じがして楽しくない?」
と尋ねます。
さらに、
「軋み痛む腕……! ちぎれそうな指……! 全身に走る激痛……!」
「はああああキッツぅううう~~~~!!♥」
「もっとキツくならなきゃ……痛くて辛くて……壊れちゃうような……!♥」
と恍惚の表情を浮かべる育。
これを見た恋太郎は、
「ストイック通り越してただのMじゃない?」
とツッコミを入れます。
恋太郎は部員集めを手伝うことになり、最終的には恋太郎がノックを打ち、育が捕球する守備練習を披露することに。
部員の勧誘こそ上手くいきませんでしたが、育は「人とやる野球は楽しい」と嬉しそうな様子を見せます。
そして翌日も一緒に野球をする約束をし、恋太郎と過ごす時間を楽しみにする中で、育は自分の恋心を自覚します。
ところが翌日、廊下で凪乃と手を繋ぎながら歩く恋太郎を目撃。
そして夕暮れの放課後、育は恋太郎に告白します。
「愛城君、ボクと付き合ってください」
しかし、恋太郎の返事は意外にも、
「ごめんなさい」
でした。
恋太郎にはすでに8人の彼女がいて、これ以上増えた場合に全員をちゃんと幸せにできるという確証がない。
だからこそ、
「軽率に君の気持ちを受け入れて、傷つけるようなことだけは死んでもしたくない」
と、育を振ったのです。
育にとって、これは初めての恋であり、初めての失恋でした。
ところが――
「キッッツぅううう~~~~~~!!!!♥」
「痛い!!!♥ 痛い!!!♥ 痛い!!!♥ 胸が……ッ、張り裂けそう……ッ!!!!♥」
「この世界に――こんなキツいのがあったなんて……!!!!!♥♥♥♥♥」
と、失恋の痛みに悦び始めます。
実は恋太郎は、凪乃と手を繋いでいる育の様子から、**「振られるキツさを体験したがっている」**ことを察していました。
そこで本当に振ったわけではなく、育のために「フる演技」をしていたのです。
しかし、育の姿を見て耐えきれなくなった恋太郎は、血反吐を大量に吐きながら真実を明かします。
「フったのは嘘だ。本当の告白の返事は――はいだ」
さらに、
「確証なんてものはないけど俺には――死んでも皆を幸せにする覚悟しかない!!!!」
「血を吐こうが、四肢がもげようが、細胞の一粒でも動く限り――」
「俺は俺の持つ全ての生命を、皆を幸せにする事のために費やしてみせる所存ッッッ!!!!」
と宣言。
その姿を見た育は、「彼女の幸せ」に対する恋太郎のストイックさは、自分以上なのではないかと感じ、心を射抜かれます。
こうして育は、9人目の彼女として恋太郎ファミリーに加入!
年下のメンバーでありながら、古参の彼女たちを「先輩彼女」として立てる体育会系の性格だったため、ファミリーともほとんど衝突することなく、すぐに馴染みました。
凪乃からも「奇人は馴染むのが早い傾向にある」と評されています。
その後、ダイエットのために「ただただ走る」ことを苦痛に感じていた他の彼女たちは、育の所属する野球部の助っ人として練習試合に参加することになります。
10人目の彼女:美杉美々美
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』公式サイト
(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・恋太郎にとって、10人目の運命の人。薬膳楠莉に続く2人目の先輩ヒロインです。
28人目の彼女・宇佐美椎奈が加入するまでは、恋太郎ファミリー唯一の高校2年生でした。
非常に美意識が高く、自分の美しさを高め、維持するための努力を決して怠りません。そして何より、自分自身の美を心から愛しているナルシストです。
毛先がカールした長い金髪と碧眼、お嬢様言葉からセレブのような雰囲気を漂わせていますが、実際にはお嬢様ではなく庶民。
メイクでは特に目元を重視しており、普段はつけまつげを愛用しています。
モデルのような長身で、身長は恋太郎よりも高め。ファミリー内では山女、椎奈に次ぐ長身で、椎奈とはほぼ同じ身長です。
💕彼女になるまでネタバレ解説
ある日、美しいと噂されるモニュメントを下見するため、恋太郎がショッピングモールを訪れます。
そこで「モニュメントよりも私の方が全然美しい」と口にする美々美と出会い――
「ビビーン!!!」
美の女神、降臨。
美々美は恋太郎の手を握りながら、
「私と付き合う権利を差し上げますわ!」
「嬉しくてたまらないでしょう? こんな美しい私の恋人になれるなんて!」
と、いきなり上から目線で迫ります。
その後、恋太郎と同じお花高の先輩だと判明。
しかし、美々美は恋太郎の姿を見て「自分とは釣り合わない」と判断し、恋太郎を美しくするための計画を始めます。
そんな中、二人で食事に行くことになった美々美は、過去に一人だけ「美しさで敗北した相手」がいることを明かします。
恋太郎は「これほど美しい美々美が敗北する相手とは、一体どれほど美しいのか」と考え、凪乃の名前を思い浮かべます。
美しさゆえに周囲から注目を集める美々美。
そこへ、とあるカップルから「金持ちに生まれれば、いい服やコスメで化けられる」と嫉妬されます。
しかし、美々美は自分の美しさが親から与えられたものではないことを語ります。
美容にかけるお金を新聞配達、兼ジョギングで自ら稼ぎ、美顔ローラーを使ったり、お嬢様言葉を練習したりと、日々努力を積み重ねてきたのです。
そして、
「美しさとは何かから与えられるものではなく、自分自身で作り上げていくもの」
と語ります。
さらに、嫉妬とは「憧れ」であり「賞賛」でもあると解釈し、
「人類よ、どうぞこの美しい私にお嫉妬あそばせ!!」
と誇らしげに宣言。
これに腹を立てたカップルの彼氏が、美々美にタピオカミルクティーをかけようとします。
しかし、恋太郎が身を挺して美々美を守ります。
彼氏は逃げようとした際、自分で撒いたタピオカに足を滑らせますが、恋太郎が支えたことで服を汚さずに済みました。
なぜ自分を庇うのかと尋ねる彼氏に、恋太郎は「美々美ではなく、自分の服が汚れただけ」と説明。
さらに、彼氏が「大好きな彼女のため」にやったことだから、心から憎むことはできなかったと話します。
恋太郎の言葉に心を動かされた彼氏は改心し、服を弁償しようとします。
しかし恋太郎は「謝ってくれるなら、それでいい」と許します。
彼氏は警備員に自首することを決め、彼女とともに去っていきました。
この一連の出来事を見た美々美は、恋太郎の美しさが外見だけではないことに気づきます。
「こんなものがなくても、あなたの心は美しい」
そう言って、恋太郎に被せていた銀髪のウィッグを外します。
そして、付き合うことを断られるのが怖くて恋太郎の返事を聞こうとしなかったことを謝り、改めて告白。
「私は愛城君のことが好きですわ。私と……付き合ってください」
恋太郎も「こちらこそ」と返します。
ただし、恋太郎にはすでに9人の彼女がいることが判明。
最初は冗談かと思って驚く美々美でしたが、自分が記念すべき10人目の彼女だと知ると一気に上機嫌になります。
しかし、恋太郎ファミリーへ加入しようとしたところで、静と凪乃に遭遇。
そして美々美が過去に「美しさで敗北した」と感じていた相手こそ、凪乃でした。
凪乃への強い意識が原因で、美々美はファミリー入りを拒否。
そこで凪乃に対し、「ファミリー追放をかけた『美しさ探し』」を持ちかけます。
凪乃も「受けて立つ」と応じ、二人の対決が決定。
舞台はお花高の屋上へ移され、恋太郎を審判として「美しさ探し」が始まります。
ファミリーのことをまだよく知らない美々美は「外見的な美しさ」を中心に指摘。
一方の凪乃は「内面的な美しさ」に目を向けます。
しかし、凪乃が静に対して「かわいさ」しか見つけられず、愛ゆえに思考停止してしまう場面もあり、勝負は同点に。
そして決着は、最後のお題である**「恋太郎」**の美しさ探しに委ねられます。
審判は恋太郎から芽衣へ交代。
美々美と凪乃がそれぞれ恋太郎の美しいところを指摘する中、恋太郎はまさかの行動に出ます。
なんと、自分自身の美しさを力ずくで壊していくのです。
最終的にそこに立っていたのは、髪も眉毛もすべて剃り、ゲジゲジ眉毛と髭の付いたパーティー眼鏡をかけ、額には「肉」、襷には「オラはスケベだ」と書き、天使の翼を背負い、スカートを履き、股間からアヒルを生やしてコマネチするという、もはや「かつて恋太郎だった生き物」。
その身を張った奇行もあり、「美しさ探し」は引き分けとなり、追放者はなしという結果に終わります。
しかし美々美は、「凪乃に勝てなければ自分の負け」と考え、恋太郎に別れを告げて立ち去ろうとします。
そこで待ったをかけたのが、凪乃でした。
凪乃は過去に美々美の想いを踏みにじってしまったことを謝罪し、恋太郎ファミリーのみんなと同じように、今度は美々美とも友達になりたいと伝えます。
それに対する美々美の返事は、
「今更気付いたんですのね、私の美しさに!!!!」
「まあ、そういう事でしたら、お友達になって差し上げてもよろしくってよ!!!!」
という、いかにも美々美らしいものでした。
凪乃の思惑とは少し違う形になりましたが、無事に美々美も恋太郎ファミリーの一員となったのです。
11人目の彼女:華暮愛々
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(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公である恋太郎に告白した11人目の運命の人。お花の蜜大学附属高等学校1年4組に所属し、恋太郎・羽香里・唐音・静・凪乃とはクラスメイトです。
黒髪ロングに抜群のスタイルという魅力的な容姿を持っていますが、本人は極度の恥ずかしがり屋。人から注目されることが苦手で、普段は前髪で目元を隠しています。口元と左耳の下あたりには黒子があります。
趣味は編み物で、特にあみぐるみ作りが得意。恥ずかしくなると無意識にミスディレクションを使い、あみぐるみに視線を集めている隙に姿を隠してしまいます。胡桃から「いや、忍者か!!」とツッコまれるほどの隠密能力です。
野澤先生のポストによると、制服の下には黒いタートルネックを着用し、袖を引っ張って長くしています。肌の露出を抑えたモノクロ調のデザインも、「目立ちたくない」という愛々の性格をそのまま表現したものといえるでしょう。
💕彼女になるまでネタバレ解説
美々美のメイク講座を受ける彼女たちを残し、先に下校した恋太郎。その際、自分磨きのために帰宅後は軽く42.195km走ろうと考えていました。
そんな中、まだ話したことはないものの、特徴的な容姿から覚えていたクラスメイト・愛々と校門前で遭遇します。
強風でスカートがめくれても前髪を押さえ続ける愛々を見て、恋太郎は「前髪隠してパンツ隠さず」とツッコミ。しかし、立て看板が直撃しそうになっても前髪を守ろうとする愛々を見かね、恋太郎は彼女を助けます。
その勢いで前髪が崩れ、愛々の瞳が露わになった瞬間、「ビビ——ン!!」。恋太郎と愛々は運命の人として結ばれます。
しかし愛々は、人の視線を感じることが苦手な極度の恥ずかしがり屋でした。以前は仮面や覆面で顔を隠していたものの、かえって目立ってしまったため、現在は前髪で顔を隠していると説明します。
恋太郎が「髪の隙間からのぞいた目……すごいかわいかったような気が──」と正直に伝えると、愛々は真っ赤になり、あみぐるみだけを残して姿を消してしまいます。
翌日、恋太郎の下駄箱には、助けてもらったお礼の手紙と「ペン太郎」のあみぐるみが入っていました。愛々に直接お礼を伝えようとするものの、声をかける前に逃げられてしまいます。
そこで恋太郎は、羽香里・唐音・静・凪乃から愛々について聞き、彼女にとって「容姿端麗」「スタイル抜群」といった一般的には長所とされる部分すら、「目立ちたくない」という愛々にとっては苦痛になっていることに気付きます。
その後、廊下の角を曲がった愛々を追いかけ、恋太郎は謝罪します。
「俺……昨日、華暮さんに軽率に『かわいい』なんて……」
愛々は恋太郎に怒っているわけではなく、ただ顔を合わせること自体が恥ずかしいのだと説明します。
ところが、恋太郎が自分の目を潰そうとするのを聞いた愛々は、思わず本心を口にします。
「好きなんです! 私が愛城君のことを──!」
しかし、告白したこと自体が恥ずかしくなった愛々は、またしても姿を消してしまいます。
自分は極度の恥ずかしがり屋だから「恋なんてできない」と考え、今の告白を忘れてほしいと伝える愛々。それに対して恋太郎は、
「俺だって、華暮さんのことが好きなんだ……!」
と想いを返します。
ところが、愛々はその場から完全に姿を消してしまいます。
「ええい、そんなクソ運命俺が変えてやるッッ!!!!」
恋太郎は愛々を探し続けます。学校中をくまなく探した末、「自分の位置を常に把握でき、自分からは絶対に見つからない場所」=背後にいると推測。
ミスディレクションで姿を消し続ける愛々に対し、恋太郎は首を回し続け、ついに彼女を発見します。
そして、
「華暮さんが恥ずかしがり屋で、どこに隠れてしまおうと俺が必ず見つけ出すよ」
「だから華暮さんにも恋はできる──俺が約束する」
と伝えます。
「……いいんですか……私なんかと……っ」
そう尋ねる愛々に、恋太郎は「そんな華暮さんだから好きなんだよ」と答えます。
こうして愛々も恋太郎の彼女となります。
その後、ミスディレクションを使いすぎた影響で「胸が小さく見える下着」のホックが壊れ、再び姿をくらますという一幕もありました。
後日、かくれんぼを通じてファミリーとの親睦を深め、正式に恋太郎ファミリーの一員となります。
ちなみに愛々が隠れていた場所は、なんと教頭の頭髪の中。最後まで予想の斜め上を行く隠密ぶりを見せました。
12人目の彼女:伊院知与
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(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公である恋太郎の12人目の運命の人。恋太郎の実のいとこであり、作中初の中学1年生の彼女です。
お花の蜜大学附属中学校1年1組に所属し、恋太郎の彼女である出井祭李、双天彗流とはクラスメイト。2月生まれの彗流が加入するまでは、長らく恋太郎ファミリー最年少でした。
クラスでは学級委員長を務める生真面目な優等生。規律を重んじる性格で、眼鏡をかけ、黒髪を三つ編みのおさげにしています。制服も膝丈スカートという、まさに王道の委員長スタイルです。
💕彼女になるまでネタバレ解説
ある日、叔父から「留守の間、娘の面倒を見てほしい」と頼まれ、伊院家を訪れた恋太郎。
「今年中学生になったばかりの親戚だから大丈夫」と考えていた恋太郎でしたが、玄関を開けた瞬間、知与とともに恒例の「ビビ——ン!!」が発生します。
「嘘だろ……」
恋太郎自身も驚きを隠せません。
家に入った後も、なぜか次々と恋愛漫画のようなラッキーイチャイチャ展開が発生。知与は「しっかりしなきゃ……!」と必死に振る舞いますが、恋太郎は「面倒を見に来たはずが、面倒を見られてばっかだぞ……?」と困惑します。
知与は幼い頃から「しっかりしなきゃ」と自分に言い聞かせてきた少女でした。
服が濡れて、お湯の出ないシャワーで凍えていた恋太郎を、自分の小さな体で一生懸命温めようとする知与。そんな姿を見た恋太郎は、彼女が自分の背丈以上に頑張ろうとしていることに気付きます。
そして、
「そんなに無理にしっかりしなくてもいいんだよ」
「君はまだ中学一年生の女の子なんだから」
と優しく声をかけます。
「しっかり者だね」「偉いね」と言われることに慣れていた知与にとって、恋太郎の言葉はずっと欲しかったものでした。
今日会ったばかりの恋太郎から、自分自身を肯定してもらった知与は、彼に恋をしてしまいます。
しかし、2人はいとこ同士。知与自身も「これは駄目だ」と悩みます。
そんな中、突然眼鏡が外れ、不安から泣き出してしまった知与は、思わず本心を叫びます。
「恋太郎さん、好きいいいいい~~!!!!」
ところが、今回の一連のトラブルは、恋太郎と知与を付き合わせようとした叔父の策略だったことが判明します。
叔父から交際を迫られても、恋太郎は「恋は周囲の人間が誘導するものではない」として、いったん告白を断ります。
しかし、その言葉を聞いた知与は、恋太郎からもらった「ずっと欲しかった言葉」を思い出します。
そして今度は誰かに言わされたのではなく、自分自身の意思で恋太郎に告白します。
「私は……っ、恋太郎さんのことが好きです……!」
恋太郎もまた、「いとこ」という関係に自分自身が囚われていたことに気付き、知与の想いを受け入れます。
こうして、恋太郎と知与の交際が始まりました。
その後、キス禁止令を出してファミリーを禁断症状に陥らせるなど、知与らしい真面目さが思わぬ騒動を巻き起こすこともありましたが、少しずつ恋太郎ファミリーに馴染んでいきます。
13人目の彼女:ナディー
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(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・恋太郎の13人目の運命の人。理事長の羽々里を除けば、初の教員系ヒロインです。
金髪にカウボーイハット、星条旗のスカーフというウエスタン風のスタイルが特徴。
見た目は英語教師を思わせますが、担当教科は意外にも国語です。時折「アメーリカジャスティスロープ」と呼ぶロープを携帯しています。
話し方は独特で、英語らしき言葉を交えた独自の「ナディー語」で話します。かなり個性的な人物ですが、勤務先がお花の蜜大学附属高等学校だったこともあり、教師として採用されました。
何よりの特徴は、「人はもっと自由に生きていい」という強い信念を持っていること。周囲の常識にとらわれず、自分らしく生きようとする自由奔放な先生です。
💕彼女になるまでネタバレ解説
宝くじに当選して退職した教師の後任として、1年4組に新しい国語教師がやってくることになります。
これまでの展開から、生徒たちは「漢字だけで話す先生」など、さまざまな予想を立てていました。ところが教室に現れたのは、カウボーイハットと星条旗のスカーフを身につけたナディーでした。
その姿を見た唐音からは、思わず「黒船特攻型」とツッコまれます。
ナディーは、服装や立場にまで固定観念を持つ必要はないと考えており、
「人はもっと自由に生きていいのデース!」
と自分の価値観を堂々と語ります。
そんなナディーと恋太郎は、授業中の騒動をきっかけに「ビビーーン!!」します。その後、ナディーは恋太郎に補習を受けさせ、二人きりで話す機会を作ります。
最初はアメリカ流の挨拶として距離を縮めようとするナディーでしたが、やがてそれが単なる教師としての行動ではなく、恋太郎自身に好意を抱いたからこそのものだと明かします。
教師と生徒という立場の違いを理解しながらも、「人は自由に生きていい」という自分の信念を貫き、ナディーは恋太郎に告白します。
「愛城ボーイ、アイアムと付き合ってくだサーイ」
しかし恋太郎は、アメリカでは基本的に告白という文化がないことから、ナディーが日本人ではないかと見抜きます。
自分が日本人なのにアメリカ人のように振る舞っていることを恥じ、「こんな自分が恋人になれるはずがない」と落ち込むナディー。
そんな彼女に恋太郎は、
「なりたい自分にひたむきで、それを包み隠さず表現できる先生は、とても素敵ですよ」
と伝えます。
そして、ナディーの個性を否定することなく、「ぜひ俺とお付き合いしてください」と告白を受け入れます。
こうしてナディーは、恋太郎ファミリーの13人目の彼女となりました。
14人目の彼女:優敷山女
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💕キャラクター概要
本編の主人公・恋太郎の14人目の運命の人。緑色の髪と瞳を持ち、動植物を心から愛する純朴な少女です。
恋太郎たちとは異なり、お花の蜜大学附属中学校からの内部進学生。中学時代から園芸部に所属しており、大学まで共用している園芸部の畑を大切に育てています。
実家は農家で、将来の夢は「農家を継ぐこと」。野菜や果物を育てることが得意で、山女が手掛けた作物は非常に美味しく、恋太郎ファミリーからも好評です。
話し方には田舎風の訛りがあり、一人称は「おで」、語尾には「だど」をつけます。ただし、山女が暮らしているのは恋太郎たちと同じ梳杉町です。
また、畑では虫や草を踏まないように、常に竹馬に乗って作業するという独特な一面もあります。
💕彼女になるまでネタバレ解説
恋太郎は彼女たちに花冠を贈るため、綺麗な花を探して園芸部を訪れます。育の勧めもあり、そこで山女と出会い「ビビーン!!」します。
山女は花を譲る条件として、恋太郎に畑仕事を手伝ってほしいと頼みます。
一緒に作業する中で、恋太郎は山女の自然や生き物に対する優しさに触れていきます。山女の周りに動物が集まる様子を見て、恋太郎が「ナウシカかな?」と例える場面も描かれます。
ところが、動物のように現れた教頭によって、山女は思わぬ騒動に巻き込まれてしまいます。
危険が迫る中、恋太郎は山女を守るため身を挺して助けます。
これまで誰かを守る側に立つことが多かった山女にとって、誰かに守ってもらうという経験は初めてでした。
その優しさに心を動かされた山女は、恋太郎への想いを抑えきれず、
「おで……愛城サンのことが好きだど……!」
と告白します。
恋太郎もまた、自然や生き物を心から愛する山女の優しさに惹かれており、告白を受け入れます。
さらに恋太郎は、自分にはすでに13人の彼女がいることを伝え、それでも全員を幸せにする覚悟を示します。
山女は少し驚きながらも、その気持ちを受け入れ、恋太郎ファミリーの14人目の彼女となりました。
その後、ファミリーにも紹介され、園芸部での交流を通じてすぐに仲間たちと打ち解けていきます。
山女は恋太郎との身長差を気にしていましたが、恋太郎はその悩みに気づき、「背が高いことも魅力の一つ」だと真っ直ぐに伝えます。
山女自身の個性を肯定してくれる恋太郎の言葉に、彼女も自信を持てるようになりました!
15人目の彼女:茂見紅葉
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💕キャラクター概要
本編の主人公・恋太郎の15人目の運命の人。
校内の女子運動部を中心に活動する、謎めいたマッサージ師です。マイペースで独特な雰囲気を持つ不思議ちゃんですが、マッサージの技術は非常に高く、ファミリーの疲れを癒すヒーラー的な存在でもあります。
基本的には「なのです」という口調で話しますが、状況によって話し方が変わることもあります。
髪には薄紫と薄ピンクの中間のような独特な色合いのハイライトが入り、水玉模様のように見えるのが特徴。大きなピンク色のリボンで髪をまとめています。
見た目は小柄に見えにくいものの、実際には中学生組と同程度の身長で、ファミリーの中でも小柄な部類に入ります。
💕彼女になるまでネタバレ解説
恋太郎は、彼女たちの日頃の疲れを癒してもらおうと、校内で噂になっていた「女子運動部に突然現れ、驚くほど上手なマッサージをして去っていく謎の少女」を探します。
テニスコートから聞こえてきた声を頼りに向かうと、そこにいたのが紅葉でした。
恋太郎と紅葉は、そこで「ビビーン!!」します。
運動部員の手助けをした恋太郎へのお礼として、紅葉は彼にもマッサージを施します。
恋太郎は日頃から彼女たちのために全力を尽くしているため、身体にはかなりの疲労が蓄積していました。紅葉はその身体をケアしながら、マッサージの経験も積んでいきます。
別れ際、紅葉は「また体がこったら、いつでも来てほしい」と恋太郎に伝えます。
ところが翌日から、紅葉は恋太郎の身体を施術したときの感覚が気になって仕方なくなります。
自分がこれまで興味を持ってきたものとは違う感情に戸惑い、
「これが……恋……?」
と、自分の気持ちに気づき始めます。
その後、紅葉は何度も恋太郎の身体をケアすることになります。
なぜ恋太郎がそこまで疲れているのかを尋ねると、恋太郎は、紅葉が「もっとマッサージの経験を積みたい」と考えていることを知り、その願いに応えるために努力していると明かします。
自分のために恋太郎がそこまで頑張ってくれていたと知った紅葉は、ついに想いを伝えます。
「愛城さんの事が好きなのです……」
そして、
「どうか毎日、マッサージさせてくださいませんか」
と告白します。
恋太郎も、周囲の人を癒す力を持ち、マッサージの夢に向かってひたむきに努力する紅葉を好きだと伝え、告白を受け入れます。
こうして紅葉は、恋太郎ファミリーの15人目の彼女となりました。
ファミリーに加わった後も、紅葉はその技術を生かして仲間たちの疲れを癒す存在として活躍していきます。
16人目の彼女:薬膳ヤク
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』公式サイト
(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・恋太郎の16人目の運命の人。楠莉の母方の祖母で、なんと実年齢は89歳という驚異の高齢です。
しかし、見た目は89歳とは思えないほど幼く、8歳ほどの少女の姿をしています。これは、楠莉が作った「不老不死の薬」の失敗作によって、孫や家族とともに肉体が8歳になってしまったためです。
精神年齢は89歳のままなので、子供らしい外見とは対照的に、落ち着いた雰囲気を持っています。赤毛と緑色の瞳は幼い楠莉とよく似ていますが、扇形のアホ毛や姫カットのロングヘアなど、ヤク独自の特徴もあります。
また、肉体が幼くなっても中身は89歳のままということで、普段は和服と草履を身につけています。野澤先生のポストによると、帯の柄は「子持ち亀甲」です。
17人目の彼女:土呂瀞騎士華
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』公式サイト
(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・恋太郎の17人目の運命の人。お花の蜜大学附属高等学校3年生で、恋太郎ファミリー初の本格的な先輩ヒロインです。楠莉とはクラスメイトでもあります。
女子剣道部の部長を務め、騎士道を信条とする誇り高い少女。その名の通り騎士のような立ち振る舞いが特徴で、制服も女騎士を思わせるデザインにアレンジされています。
黒を基調とした制服にスカーフ状のタイ、ベルト、ブーツを合わせており、竹刀は腰に吊り下げられるホルダーに収納しています。普段から凛々しい姿を見せていますが、実は意外な一面を隠しています。
💕彼女になるまでネタバレ解説
恋太郎は、ファミリー全員にプレゼントするため、何店舗も回ってペン太郎の限定キーホルダーを16個集めます。
ところが、事情を知らない不良たちから転売目的の購入だと勘違いされ、絡まれてしまいます。
そこへ現れたのが騎士華でした。
騎士華は不良たちを見事に退け、恋太郎を助けます。その姿を見た恋太郎は、彼女をまるで物語に登場する「女騎士」のようだと感じ、強く惹かれます。
騎士華も恋太郎の顔を見て「ビビーーン!!」しますが、名乗ることもなく、その場を立ち去ろうとします。
しかし、恋太郎が「受けた恩は必ず返したい」と土下座するほど感謝を示したことで、騎士華は彼の中に自分の掲げる騎士道と通じるものを感じます。そして、恋太郎と食事をすることになります。
翌日、恋太郎は騎士華のいる剣道場を訪れます。
そこで偶然、騎士華が人前では決して見せない一面を知ってしまいます。騎士道を重んじる凛々しい彼女ですが、実は心の中では誰かに甘えたいという気持ちを抱えていたのです。
自分の本性を知られたことで動揺する騎士華。しかし恋太郎は彼女を否定せず、
「先輩にだって、誰かに甘えたい時はありますよね」
と優しく受け止めます。
その言葉に騎士華は次第に心を開き、恋太郎に甘えたいという気持ちを素直に見せるようになります。
そして、恋太郎から「彼氏としてならいつでも甘えさせてあげられる」と伝えられ、騎士華はその想いを受け入れます。
こうして騎士華は、恋太郎ファミリーの17人目の彼女となりました。
後にファミリーが17人いることを知った騎士華は驚きますが、恋太郎以外との恋愛は考えられないと自分の中で結論を出しており、意外なほど早くファミリーに馴染んでいきます。
18人目の彼女:毛樽井亜愛子衣
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』公式サイト
(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・恋太郎の18人目の運命の人。唐音に続く2人目のギャルヒロインで、タイプとしては原宿系ゆめかわギャルに分類されます。
サイドテールの髪型と、薄い金髪から毛先にかけて淡いピンクへ変化するグラデーションが特徴です。赤ちゃんの頃からこの髪色だったため、おそらく地毛だと思われます。
制服はかなり個性的にアレンジされており、ヘアピンやリボン、チョーカー、ブレスレット、指輪など、ハートを中心としたカラフルなアクセサリーをたくさん身につけています。
明るく親しみやすい性格ですが、低血圧のため普段はどこか気だるげ。基本的にスローペースで、運動もあまり得意ではありません。
一方で、「物を大切にする」「人と同じ気持ちになることが好き」という、とても優しい価値観を持っています。
💕彼女になるまでネタバレ解説
ナディーが欲しがっていた「自由の女神カウボーイマスコット」を探すため、恋太郎は「ファンシーショップ 映え地獄」を訪れます。
そこで偶然すれ違った亜愛子衣と目が合い、「ビビーン!!」します。
探しているグッズの販売店を知っていた亜愛子衣は、恋太郎を案内することに。その途中で自己紹介をし、
「あーしはアーシー」
と名乗ります。
独特なギャル語に恋太郎もツッコミを入れながら会話を続けますが、話をするうちに、亜愛子衣が物を大切にすることや、人と同じ気持ちを共有することを大切にしていると知り、二人はすぐに意気投合します。
ところが翌日、恋太郎は中庭のベンチで一人で昼食を取る亜愛子衣を見つけます。
明るくフレンドリーな性格なので友達が多いと思っていた恋太郎でしたが、実際にはそうではありませんでした。
いつも笑っているように見える表情と、気だるげな話し方のギャップから、「へらへらしている」「空気が読めない」と誤解されやすく、周囲に馴染めず一人になってしまうことが多かったのです。
そこで恋太郎は、亜愛子衣にとって「人と同じ気持ちになること」が特別な出来事だったのだと気づきます。
恋太郎は彼女が持て余していたグッズを集め、二人でフリーマーケットに出店することを提案します。
お客さんと「かわいい」という気持ちを共有しながら商品を売ることに、亜愛子衣は大きな喜びを感じます。
そんな彼女に恋太郎は、
「同じ気持ちで互いに素敵だと思う物を共有する、一期一会の関係もエモい」
と伝えます。
その言葉に背中を押された亜愛子衣は、将来自分でファンシーショップを開くことを決意します。
そして恋太郎への想いも伝わり、二人は恋人になります。
亜愛子衣は恋太郎に「あー子って呼んでぇー」とお願いし、二人の距離も一気に縮まります。
こうして亜愛子衣は、自分と同じ「好き」という気持ちを共有できる恋太郎ファミリーの18人目の彼女となりました。
ちなみに、亜愛子衣は以前、羽香里たち13人のアイドルステージを見に来ていたため、当初は恋太郎ファミリーをアイドルグループだと勘違いしていたという面白い一面もあります。
19人目の彼女:中二詩人
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』公式サイト
(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・愛城恋太郎の19人目の運命の人。お花の蜜大学附属中学校の2年生で、灰尾凛とは同じクラスです。野澤先生のポストによると、胡桃や知与たちとは異なり、制服はキュロットタイプを選んでいます。
旅人を思わせる衣装を身にまとい、首からオカリナを下げているのが特徴。色合いはスナフキンを彷彿とさせますが、コートではなく、肩口で留めるマントを羽織っています。
家でも学校でも親の前でも、24時間いつでも憧れの吟遊詩人として振る舞う筋金入りの中二病。授業中は後ろの生徒への配慮から帽子とマントを外し、食事の際にも脱いでいます。
前髪と斜めにかぶった羽根飾りの帽子で右目を隠しており、コマによっては左目が隠れていることもあります。青緑色の髪には、星空のようなハイライトが入っているのも印象的です。
95話の雑誌掲載時には「詩うように話す新彼女!!」というアオリが付けられており、彼女のセリフは他のキャラクターより細い字で描かれることが多くなっています。
💕彼女になるまでネタバレ解説
ある日、公園の下見をしていた恋太郎は、木漏れ日の下で切り株に座り、釣りをしている少女と出会います。
「川かな?」「池かな?」と近づいてみると、なんと釣り場はただの水たまり。そこで木の葉が「カサッ」と鳴った瞬間、少女が振り返り、二人は『ビビ——ン!!』と運命の出会いを果たします。
何を釣っているのか尋ねる恋太郎に、彼女は「己」だと答えます。水面に映った自分の姿を見つめながら、哲学的な説明を続けますが、恋太郎にはいまひとつ意味が伝わりません。
彼女は、自分は吟遊詩人として詩を贈る旅をしているのだと語ります。しかし、盗まれないよう木の上に投げたサンドイッチが取れなくなってしまいました。
そこで恋太郎はすぐに木へ登り、サンドイッチを取って彼女に渡します。感謝した彼女は、お礼として自作の詩を贈ることに。
最初はオカリナの演奏も歌詞もかなり独特で、恋太郎も戸惑います。しかし、彼女が自分のためだけに一生懸命詩を作っている気持ちを感じ取り、次第に心を動かされていきます。
そして、その詩に込められた想いを告白だと受け取った恋太郎は、「こちらこそよろしくお願いします」と返事。二人は恋人になります。
その後、日が暮れて星空が広がるまで、恋太郎は彼女と吟遊詩人としての時間を過ごします。
ところが彼女は、吟遊詩人とは土地から土地へ渡り、より多くの人に詩を届ける生き方だと説明。「今の生き方を変えることはできない」と恋太郎に告げます。
恋太郎は彼女の夢を尊重し、離れていても恋人でいられる遠距離恋愛を選ぼうとします。
しかし翌日、登校した恋太郎が目にしたのは、見覚えのある旅人姿の彼女。しかも、その下にはお花中の制服を着ています。
実は彼女は、お花の蜜大学附属中学校の2年生でした。
吟遊詩人は職業ではなく、あくまで「魂の在り方」なのだという彼女。その姿を見て恋太郎は、彼女が本当は普通の中学生であり、吟遊詩人になりきっている愛すべき中二病なのだと理解します。
こうして恋太郎は、彼女と離れることなく、これからも梳杉町で一緒に過ごせることを喜ぶのでした。
20人目の彼女:女井戸妹
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(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・愛城恋太郎の20人目の運命の人。花園家に仕えるメイドの一人で、先代メイド長の孫娘です。恋太郎の彼女である銘戸芽衣の後輩にあたり、芽衣を「お姉様」と慕っています。
中学校卒業後は高校へ進学せず、花園家に住み込みで働いているため、恋太郎や高校1年生の彼女たちとは同世代です。
芽衣の長いまつ毛に憧れてマスカラを使っていますが、幼少期や自室での場面では長いまつ毛が描かれていません。
現在は幼少期より髪を短くし、三つ編みハーフアップにしています。これは、初めて出会った頃の芽衣がショートのハーフアップだったため、芽衣とお揃いにするため自分の髪を切ったことが理由です。
現在の芽衣は長い髪をシニヨンにまとめているため、妹は再び髪が伸びることを願っています。
💕彼女になるまでネタバレ解説
妹は、芽衣の心を射止めた恋太郎に強い反感を抱いていました。顔も見たくないほど嫌っており、心の中では「ヤツ」と呼ぶほど。
そんな中、羽香里と羽々里が不在で、芽衣と恋太郎が屋敷で過ごす予定の日を利用し、恋太郎と芽衣を別れさせる作戦を決行します。
恋太郎のケーキ作りを失敗させ、芽衣を幻滅させようと考えますが、芽衣に見とれているうちに自分でこぼした塩に足を滑らせてしまいます。
その瞬間、恋太郎が妹を助け、二人は『ビビ——ン!!』。運命の人だと判明します。
突然の出来事に動揺しながらも、妹は「恋太郎は自分から芽衣を奪った敵だ」と必死に言い聞かせます。
そこから始まったのが、「自分のほうが芽衣を知っている」知識マウント対決。
二人は芽衣に関する知識を次々と披露します。妹の知識が尽きても、恋太郎にはまだまだ大量の知識が残っており、勝負は恋太郎が優勢に。
しかし恋太郎は、妹がどれほど芽衣を大切に想っているのかを感じ取ります。そして、妹が芽衣の前で負けることのないよう、あえて自分から降参し、引き分けという形に持ち込みます。
その後、羽々里のもとへ向かうため、芽衣とのケーキ作りを中止する恋太郎。芽衣が何よりも主人である羽々里を優先する姿を見て、恋太郎は彼女の慎ましさを語ります。
妹は、恋太郎がまだ芽衣についての知識を隠し持っていたことに気づき、なぜ勝負を譲ったのか尋ねます。
恋太郎は、自分と芽衣が幸せになることで、誰かが不幸になるようなことは望んでいないと答えます。
さらに、芽衣を心から大切に想っている妹自身にも好意を抱いたことを伝えます。
恋太郎の誠実さに触れた妹は、次第に彼への気持ちを抑えられなくなり、ついには自分から恋太郎ファミリーへの加入を決意。
当初は恋太郎や他の彼女たちとの間に距離がありましたが、少しずつ心を開き、ファミリーの一員として馴染んでいきます。
21人目の彼女:盆能寺百八
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(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・恋太郎の21人目の運命の人。お花の蜜大学附属高等学校で倫理を教えており、優敷山女が所属する園芸部の顧問も務めています。
お花高では「倫理」と「政治・経済」が2年生からの選択科目。そのため、加入時点で百八と面識があった高校生は、倫理を履修していた美々美と楠莉、そして園芸部員の山女など一部の人物に限られます。
校庭の隅にあるテントで暮らしており、シャワーは運動部のシャワー室を利用しています。どちらも理事長の許可を得た上での生活です。
また、山女が園芸部で育てた野菜を差し入れることもあります。
生徒のことは基本的に苗字で呼び捨てにし、かなり砕けた話し方をする一方、保健室の先生には「ちゃん付け」で呼びかけます。ファミリー加入後は、他の彼女たちを下の名前で呼ぶようになりました。
猫目や片八重歯、ウルフカットが特徴的な、野性味のある美人です。髪は茶色が地毛ですが、教師らしく見せるために一度黒染めしたものの、伸びてから染め直すのが面倒になり、そのままにしています。
服装はタンクトップに上下ジャージという非常にラフなスタイル。上着もゆったりと羽織っており、その姿のまま教壇に立っています。
💕彼女になるまでネタバレ解説
園芸部で畑仕事を手伝っていた恋太郎は、山女から「校庭の隅にあるテントには園芸部の顧問・盆能寺先生が住んでいる」と聞きます。
山女が野菜を届けに行った際、テントから顔を出した百八と恋太郎は『ビビーン!!』。こうして二人は運命の出会いを果たします。
百八は恋太郎を気に入り、テントへ招いてもてなします。
初対面の恋太郎は、百八の自由奔放な言動に戸惑いながらも、泣いたり笑ったりと表情豊かな彼女の人柄に少しずつ惹かれていきます。
一方の百八も恋太郎への想いを抑えきれなくなり、思い切って気持ちを伝えます。
ただし、恋太郎は生徒と教師という立場の問題を重く受け止め、社会的に問題のある関係になるうちは付き合えないと、はっきり断ります。
百八も恋太郎の意思を受け入れ、いったん引き下がります。
その後、山女や羽々里から百八の人柄について聞いた恋太郎は、改めて彼女のもとを訪れます。
そこで恋太郎は、百八が決して「ダメな人」でも「貧しい人」でもなく、人を思いやる豊かな心を持った人物だと気づきます。
恋太郎から優しい言葉をかけられた百八は、自分を大切に想ってくれていることを実感。しかし年齢差を理由に、恋太郎との関係を諦めようとします。
それでも恋太郎は、年齢だけで人を好きになる気持ちを否定する必要はないと伝えます。
さらに、自分にはすでに多くの彼女がいることを打ち明けると、百八は思わず「君、倫理って知ってる?」と心配することに。
その後、山女や羽々里への敬意も深まり、百八は正式にファミリーへ加入します。
ファミリーでは、羽香里の提案によってアルコールを使わない「飲み会ごっこ」が開かれます。恋太郎たちは安全に楽しめるよう工夫し、皆で親睦を深めました。
宴会の終盤、恋太郎は眠った彼女たちを一人ずつ布団へ運びます。
その姿を目にした百八は、いつも自分が一人で過ごしていた頃との違いを改めて実感。自分を大切にしてくれる恋太郎の存在のありがたさを強く感じます。
そして、恋太郎への想いを改めて確かめた百八は、二人の距離を一歩縮めるのでした。
22人目の彼女:灰尾凛
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(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・愛城恋太郎の22人目の運命の人。お花の蜜大学附属中学校の2年生で、中二詩人とは同じクラスです。
バイオリニストの両親に憧れ、熱心にバイオリンを学んでいる音楽家の卵。お嬢様らしい上品な立ち振る舞いと、「ですわ」という特徴的な口調が印象的です。
制服はチェック柄のジャンパースカートに丈の短いジャケットを合わせたデザイン。その下にはフレア袖のフリルブラウスを着ています。黒髪のツーサイドアップに純白のリボン、白いオーバーニーという可憐な姿ですが、黒髪の毛先や瞳、ネクタイは血のような深紅。瞳にも鋭い光が宿っており、どこか物騒な雰囲気を漂わせています。
その見た目からは想像もつかない、彼女ならではの「ある趣味」が大きな特徴です。
💕彼女になるまでネタバレ解説
女子力修行のため、一人で下校していた恋太郎。その途中、猫のケンカに夢中になっていた少女がリュックにぶつかり、倒れてしまいます。
それが凛との運命の出会いでした。
足を痛めた凛を気遣い、荷物まで持とうとする恋太郎。その優しさに触れた凛は、初めて感じる胸の高鳴りに戸惑います。
その後、恋太郎は車の飛び石から凛のバイオリンケースを守り、手に傷を負ってしまいます。凛が傷の手当てをする中で「血」を目にした瞬間、彼女の隠された一面が顔を出します。
実は凛は、暴力的な表現に強く惹かれる性質を持っていました。
幼い頃からその嗜好を抱えていたものの、「こんな自分はおかしい」と考え、誰にも打ち明けずに生きてきたのです。
そんな凛を恋太郎はゲームセンターへ連れていきます。そこで格闘ゲームやゾンビゲームなど、さまざまな暴力表現に触れた凛は、これまで抑えていた感情を次々と露わにしていきます。
そしてついには、初めて好きになった恋太郎の前で、自分の本当の姿を知られてしまうことに。
「私——変な子なんです……」
凛は恥ずかしさと後悔から、自分を否定してしまいます。
しかし恋太郎は、凛の「好き」という気持ちそのものを否定しません。
「君が何を好きであろうと、それがどれだけ人と違おうと、絶対に変なんてことはない」
人に迷惑をかけたり、誰かを傷つけたりしない限り、何を好きになるかは本人の自由。そう語る恋太郎の言葉に、凛は救われます。
ずっと自分の一面を隠してきた凛にとって、ありのままの自分を受け入れてくれる恋太郎は、かけがえのない存在になりました。
そして涙を浮かべながら、恋太郎に告白。
恋太郎もその想いを受け入れ、凛は22人目の彼女として恋太郎ファミリーに加わることになります。
23人目の彼女:一二三数
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(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・愛城恋太郎の23人目の運命の人。お花の蜜大学附属高等学校1年1組に在籍し、あー子こと毛樽井亜愛子衣とはクラスメイトです。
最大の特徴は、「数字に恋をしている」と豪語するほど数字を愛していること。数字そのものに強いこだわりを持つ、かなり個性的なヒロインです。
伊院知与に続く2人目の眼鏡ヒロインでもあり、知与や大人楠莉とは異なる丸眼鏡を着用しています。
瞳は透明感のある青緑色。銀髪のミディアムショートをベースに、ところどころ毛先をぱっつんに切り揃えた独特の髪型をしています。髪の一部には白いメッシュも入っています。
普段は、2本のラインが入ったジャージに制服のスカート、スパッツ、ハイトップソックススニーカーというスポーティーな服装。小柄な体格で、静や知与らしい小柄なヒロインたちと並んでも大きな差はありません。
フォールキッズ回で昏睡した際の寝息が「すうすう」と表現されるなど、名前の「一二三」を意識した描写も特徴です。
24人目の彼女:火保エイラ
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💕キャラクター概要
本編の主人公・愛城恋太郎の24人目の運命の人。お花の蜜大学の2年生で、ブラジル人の父と日本人の母を持つハーフです。
恋太郎ファミリーでは初の大学生、初の外国人系ヒロイン、そして初の褐色肌のキャラクター。また、誕生日が設定されている珍しい彼女でもあり、彼女の登場をきっかけに恋太郎やファミリーの誕生日も設定されました。
幼い頃から父親を師範としてカポエイラを叩き込まれており、圧倒的な身体能力を誇る格闘家。その実力は走行中の車を破壊するほどで、ファミリーの中でもトップクラスの戦闘力を持っています。
正義感も非常に強く、電車内で絡んできた悪漢を撃退したり、危険にさらされた赤ちゃんを助けたりするなど、困っている人を放っておけない凛々しい女性です。
一方で、「物理的に倒せないもの」が苦手という極端な弱点があります。自分の力で対処できない相手や現象に遭遇すると、途端に取り乱してしまうという、いかにもエイラらしい一面も魅力です。
25人目の彼女:猫成珠
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(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
愛城恋太郎に告白した25人目の運命の人……ではなく、「運命の猫」を自称する女性。
もちろん本物の猫ではありません。ネコミミや尻尾、肉球グローブ、鈴付きの首輪などを身につけ、「自分は猫である」と本気で主張している21歳の人間です。
猫らしく「タマ」と呼ばれることが多く、本名の「珠」で呼ばれる機会は少なめ。小柄な体格と猫を思わせる髪型が特徴で、スタイルの良さも目を引きます。
普段着も猫を強く意識しており、猫耳付きのパーカーなどを愛用しています。
見た目だけでなく、仕草や考え方までどこか猫らしいのがタマの魅力。物語が進むにつれてデフォルメされる場面も増え、「人間なのに猫」という唯一無二のキャラクター性を確立しています。
また、25人目の彼女にして、初めてお花高と直接的にも間接的にも関係のないヒロインです。来校を許可したのは理事長の羽々里で、その理由は「自称猫でかわいいから」という、いかにも羽々里らしいものでした。
💕彼女(飼い猫)になるまでネタバレ解説
段ボール箱の中に入り、誰かに拾ってもらうのを待っていたタマ。そこへ偶然通りかかった恋太郎と目が合い、運命の「ビビーーン!!」が発生します。
「タマを拾ってくれるにゃん……?」
あまりにも独特な状況に、さすがの恋太郎も困惑。タマが本気で自分を猫だと思っていることを知り、慎重に話を聞いていきます。
その後、空腹だったタマのために、恋太郎はパンを食べられる公園へ移動。そこで一緒に食事をするうち、タマの優しさを知っていきます。
自分がどれだけ空腹でも、美味しい部分を恋太郎に分けようとするタマ。さらに、たとえ誰にも拾われずに苦しい状況になっても、「猫として生きる」という自分の決意を曲げない強さを持っていました。
そんなタマの覚悟を知った恋太郎は、彼女の「飼い主」になることを決意します。
しかし、タマは恋太郎に負担をかけてしまうことを気にしていました。
そこで恋太郎は、タマが抱えている「働くことへの苦手意識」を否定するのではなく、真正面から受け止めます。
「何がどれだけ辛いかなんて、人によって違うんだから」
人によって苦手なものが違うように、タマにとっては「働くこと」がどうしても耐え難いものだった。それだけのことだと恋太郎は考えます。
「生きること」よりも「それを避けること」を優先するほど苦しいなら、それを単なる甘えと決めつける必要はない。
恋太郎の言葉に救われたタマは、生活のためにアルバイトを始めることを決意します。
働くこと自体は好きになれなくても、恋太郎と一緒に幸せに暮らしたいという新しい目標ができたからです。
そしてタマは、自分の想いを恋太郎に伝えます。
「タマの飼い主だけじゃにゃくて……彼氏にもなってにゃん……」
こうして、タマの「猫としての人生」と、恋太郎の彼女としての新しい生活が始まるのでした。
26人目の彼女:才奇姫歌
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💕キャラクター概要
本編の主人公・愛城恋太郎の26人目の運命の人。高校生歌手として「奇姫(キキ)」の芸名で活動しており、恋太郎ファミリー初の芸能人ヒロインです。また、転校生であることが明言された初めての彼女でもあります。
野澤先生によると、100カノの中でも特にシンプルなデザイン。制服も他の彼女たちと比べてアレンジが少なく、オーソドックスなスタイルです。
歌姫らしいカリスマ性を表現するため、瞳や髪のハイライト、ピアスなどにはダイヤ形・ひし形のモチーフが使われています。
奇姫の代表的な楽曲として作中でたびたび登場するのが「ヤマアラシの心」。ラジオでリクエストされたり、大型ビジョンや商業施設で流れていたりすることからも、作中で高い人気を誇る歌手であることが分かります。
小学生の頃にはすでに歌手としてデビューしており、当時はツインのシニヨンヘアでした。普段の外出では、芸能人だと気付かれないようサングラスなどで変装することもあります。
💕彼女になるまでネタバレ解説
姫歌は当初、恋太郎を「普通の高校生」だと思っていました。
そのため、恋太郎と付き合えば自分まで「普通」だと思われてしまうと考え、なんと告白されてもいない段階で恋太郎を振るという大胆な行動に出ます。
「あなたのことが好きだけど——あなたとは付き合えないわ」
ところがその後、暴走した柔道部員たちに巻き込まれそうになった姫歌を、恋太郎が身を挺して守ります。
「——愛の力さえあればこんなものッ!!!!」
命懸けで自分を守ろうとする恋太郎の姿に、姫歌は強く心を動かされます。
さらに、恋太郎には当時すでに25人もの彼女がいると知ることに。そこで姫歌は、恋太郎が決して「普通の高校生」ではないと気付きます。
そして放った言葉が――
「十分奇人じゃない!!!! じゃあ付き合ってくださいッッッ!!!!」
こうして姫歌は恋太郎の彼女となり、ファミリーに加入します。
ただし、当初は「26股をしていること以外は普通の好青年」という認識でした。しかし、その後ナディーと詩人から恋太郎がこれまでに起こしてきた数々の奇行を知らされます。
その結果、姫歌の評価は一変。
「奇人(すき)!!!!」
恋太郎も「俺も!!!!」と返し、二人は互いの「奇人ぶり」を認め合います。
こうして恋太郎ファミリーには、また一人、奇人を愛する新たな奇人・姫歌が加わることになりました。
27人目の彼女:出井祭李
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(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・愛城恋太郎の27人目の運命の人。お花の蜜大学附属中学校1年1組で、伊院知与や双天彗流とは同じクラスです。
日本人の父とイギリス人の母を持つハーフで、両親はファッションデザイナー。海外で仕事をすることが多いため、祭李は祖父母に育てられました。その影響で、江戸っ子らしい話し方がすっかり身についています。
「ばーろちくしょ」「てやんでい」が口癖で、特に「ばーろちくしょ」は祭李が生まれて初めて発した言葉でもあります。罵倒というより、気合を入れるための掛け声に近い使い方です。
そして祭李を語るうえで外せないのが、ゴスロリ×江戸っ子という強烈な組み合わせ。
両親から「イギリスのはっぴがゴスロリ」「イギリスのねじりはちまきがヘッドドレス」と教えられ、プレゼントされたゴスロリ服をいつも着ています。
本人もゴスロリを「派手で祭りって感じ」と気に入っており、浴衣にもフリルを取り入れるほどのこだわりを見せています。
さらに江戸っ子らしく、ゴスロリの袖をわざわざまくっているのもポイント。学校指定の布を使っているため校則違反ではないという、祭李らしい理屈が通っています。
金髪のロングヘアに特徴的な触角、四葉のクローバーを思わせる瞳、色白の肌と印象的なまつ毛。恋太郎からは「まるで西洋人形」と評されるほどの美少女です。
💕彼女になるまでネタバレ解説
ある日、デートの下見を終えた恋太郎は、筋トレと対テロリスト対策のイメージトレーニングをしながら帰路についていました。
そんな中、神社から聞こえてきた祭囃子に誘われ、鳥居をくぐります。
そこで恋太郎が出会ったのが、袖をまくり上げ、「てやんでい」と威勢よく焼きそばを作るゴスロリ姿の金髪少女・祭李でした。
祭李と一緒に目玉焼きの乗った焼きそばを食べた恋太郎は、彼女がどれほど祭りを大切にしているのかを知ります。
そして「君の祭りへの思いをもっと知りたい」と、一緒に祭りを回ろうと誘います。
しかし、祭李にとって祭りと恋愛を結びつけることはタブーでした。
恋愛を目的に祭りへ行くことは、祭りそのものを楽しむ気持ちを失わせる――そう考えた祭李は、恋太郎の誘いを断ります。
ところが、恋太郎と別れた後も胸の中には説明できない感情が残ります。
その後、祭李の前に現れたのは、ペン太郎やぺカチウのお面、ねじりはちまき、風車、光る妖精の羽根のおもちゃまで身につけ、スーパーボールや水風船を手にしながら、約30軒もの屋台を全力で楽しむ恋太郎でした。
祭李の「祭りへの思い」を理解できなかったことを反省した恋太郎は、自分なりの方法で祭りを心から楽しんでいたのです。
その姿を見た祭李は、恋太郎を認めます。
「恋で祭りを蔑ろにするような輩じゃあねぃよッ!!!!」
さらに恋太郎は、祭囃子に高鳴る胸や人々の熱気、きらめく景色に包まれる感覚が、恋をしているときの気持ちとよく似ていることに気付きます。
そして、恋そのものが一つの「祭り」なのではないかと祭李に伝えます。
花火が夜空に上がる中、祭李は自分の胸にあった感情の正体に気付きました。
それは、恋。
祭李は恋太郎に想いを伝えます。
「恋太郎ッ 好きでい……!!」
「あていと付き合ってくんねぃかッ……!!? ばーろちくしょ」
恋太郎も祭李への想いを伝え、二人は互いの気持ちを確かめ合います。
しかし、祭りの終わりを告げる花火が上がったため、二人で祭りを巡る約束は次の機会へ。
祭りを愛する少女と、恋を愛する少年。二人の新しい関係は、次の祭りへと続いていくことになります。
28人目の彼女:宇佐美椎奈
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(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・愛城恋太郎の28人目の運命の人。お花の蜜大学附属高等学校2年6組に在籍しています。
ファッションは地雷系ギャルに分類され、唐音、あー子に続く3人目のギャルヒロインです。全体的に黒を基調とし、ピンクを差し色にしたデザインが特徴。前髪の横の髪を長く伸ばし、顔に沿わせた「触角ヘア」も印象的です。
地毛は黒髪のため、幼少期や赤ちゃん化した際にはピンクのメッシュがなくなります。寂しがりやで癒やしを求める性格から、カーディガンなどの「ふわふわしたもの」を好んで身に着けています。
三つ編みを折り畳んでふわふわのシュシュでまとめた髪型や前歯は、名前の通りうさぎを連想させるデザイン。ポケットに入れたぬいぐるみや左耳のピアスも、うさぎをモチーフにしています。ポケットのぬいぐるみは、椎奈の感情に合わせて表情が変化することもあります。
身長は恋太郎より高く、ファミリーでは2番目の長身。それまで2番目だった美々美よりも少し高い設定です。また、タマが猫の姿にデフォルメされるのと同じように、椎奈も黒いうさぎのような姿にデフォルメされて描かれることが多いキャラクターです。
💕彼女になるまでネタバレ解説
衝撃の初登場回について
168話、いつもの屋上で恋太郎ファミリーが恋太郎のブロマイド交換会をしていた時のこと。そこには、なぜか椎奈が自然にファミリーの輪へ入り込み、当たり前のように交換会へ参加していました。
しかも椎奈は、ファミリーのメンバーそれぞれの性格や趣味、好みまで完全に把握しています。あまりにも馴染んでいるため、彼女たちは違和感を覚えながらも、誰一人として疑問を口にできませんでした。
そこで恋太郎がついに、
「誰?誰なの?」
と突っ込み、彼女たちも一斉に「やっぱり!?」と反応。エイラからは「誰なの?怖いよおッ!!」と悲鳴まで上がります。
数以降は、基本的に9話(単行本1巻分)に1人のペースで新しい彼女が登場する流れになっていました。そのため、普段なら168話は新彼女と恋太郎が出会い、「ビビーン!!」する回になるはずでした。
ところが、突然現れたのは名前も素性も分からず、恋太郎自身も存在を認識していない謎の少女。この異例の展開には、多くの読者が驚かされました。
さらに、その回では名前が明かされないまま、恋太郎の前でも目を開かずに終了。「この子は本当に運命の人なのか?」すら分からないまま次回へ持ち越されたため、読者には恐怖と強烈なモヤモヤが残ることになりました。
以前のヤク登場時にも、存在だけが示唆されるミスリード展開はありましたが、キャラクターそのものが登場したのに名前すら分からないというパターンは椎奈が初めてです。
しかも、登場回の前週が休載だったこともあり、「自分は1話読み飛ばしたのでは?」と混乱する読者まで続出。単行本でも20巻の1話目に収録されたため、単行本派の読者からも同様の反応が見られました。
ちなみに、名前が判明する直前の少年ジャンプ本誌では『呪術廻戦』に「宇佐美」という名前だけの謎キャラクターが登場しており、「呪術廻戦の謎が『100カノ』で回収された」という珍しいネタにもなっています。
また、この回では、あー子が「おしのこ」なる漫画を読む恋太郎のブロマイドを披露。元ネタの1巻表紙には、髪飾りが「うさぎ」のアイが描かれているため、椎奈のうさぎ要素を意識した小ネタとも考えられます。
一見すると椎奈の謎に目が行きますが、実際には「恋太郎のブロマイドを発表し合うこと」が本筋。彼女たちが見せるブロマイドには、手の大きさや爪の形など、それぞれの個性も細かく描かれています。
そして彼女へ…
続く169話のサブタイトルは、直球すぎる「恋太郎ファミリーに紛れ込んでいた女」。
ここで初めて少女の名前が宇佐美椎奈だと判明し、恋太郎と「ビビーン!!」。正式に運命の人であることも明らかになります。
寂しがりやの椎奈は、ある日「いつもぞろぞろべったりいちゃいちゃエブリデイぎっしり」な恋太郎ファミリーを見つけました。それから毎日のように彼女たちを眺めるうち、名前や性格、恋太郎との関係まで把握するようになります。
そして、仲良しの集団を見ているうちに、「自分もこの仲良し集団の一員になりたい」と思うようになり、いつの間にかファミリーへ紛れ込んでいたのでした。
恋太郎ファミリーが一般的な恋愛とは大きく異なる関係だと知った時は、さすがの椎奈も驚きます。しかし、彼女たちが本当に幸せそうにしている姿を見て、
「本当に皆心から幸せそうで、1対1の恋よりもたくさんの幸福がそこにはあって――」
「少なくとも私自身にとっては――世界で一番素敵な恋の形だなって思ったんです…!」
と語ります。
そして、自分も恋太郎ファミリーに入りたいと願い、恋太郎へ告白。
「そんな恋太郎ファミリーに私も入りたいので――…」
「どうか…恋太郎君 私と付き合ってもらえませんか……っ?」
ところが、恋太郎からすぐに返事が返ってこなかったことで、椎奈は告白の最後まで聞かずに逃走。寂しさに耐えられず、脱兎のごとくその場から走り去ってしまいます。
その後、寂しさを紛らわせようと満員電車に乗り込みますが、それでも気持ちは満たされません。ついには「さみし死ぬ」寸前になったところで、恋太郎が椎奈を追いかけて捕まえます。
電車を降りた後、無人の駅で満員電車との激しい落差に再び寂しさを感じる椎奈。そこで恋太郎から、途中で途切れていた告白への返事を改めて聞くことになります。
29人目の彼女:雪房田夢留
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』公式サイト
(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・愛城恋太郎の29人目の運命の人。静が「メルヘンでキラキラ輝いて見える」と評する絵本『ゆめちゃんとおそらのおうち』の作者である、若き絵本作家です。
しかし、その正体は単なる絵本作家ではありません。人々を幸福にしたいと願うあまり世界の深淵を覗き込み、現実に絶望。その結果、空想の世界である「メルヘン」を唯一の救済と考えるようになった「メルヘンの徒」です。
「皆さんはメルヘンの存在を信じますか?」
「さぁ皆でメルヘンを信じましょう。信じる者は救われるのです」
ハイライトのない真っ黒な瞳と横長に開いた口、背中まで伸びたダークブルーのウェーブヘアが特徴で、どこか根暗でネガティブな印象を与えます。
さらに絶望を受けると、口や瞳がペンで塗りつぶしたような完全な黒へ変化するという特徴もあります。
ただし、もともとは明るい性格で、「夢と希望のために世界を良くしたい」と心から願っていた少女でした。絶望する前は瞳にハイライトがあり、中学生の頃は後ろ髪を左右に編んで下ろしていました。楠莉の薬によって赤ちゃん化した際には、再び瞳に光が戻っています。
💕彼女になるまでネタバレ解説
ある日、夢留は「空から見た絵の参考にしたい」と考え、お花高の屋上へ向かいます。
柵に手をかけながら梳杉町を見渡し、「家1つ1つに絶望がある」と物思いにふけっていました。
その姿を見た恋太郎は、夢留が柵を越えて自殺しようとしていると勘違い。思わず声をかけます。
その瞬間、二人の間に「ビビーン!!」という衝撃が走り、夢留が運命の人であることが判明します。
しかも、あれほど世界に絶望している夢留が、静の大好きな絵本『ゆめちゃんとおそらのおうち』の作者だと知り、恋太郎は驚愕。
風に吹かれた夢留のベレー帽が頭へ戻ってくるのを見ながら、恋太郎は言います。
「ほら…! この世界にも夢や希望はあるんだよ!」
しかし夢留は、
「ただのトンデモご都合展開ですよ」
と返します。
夢留の過去や人となりを知った恋太郎は、「見聞きした不幸のすべてを聞かせてほしい。一緒に抱えて支えるから」と歩み寄ります。
しかし夢留は、恋太郎に自分と同じ絶望を背負わせたくありません。
「せっかく輝いているあなたのその目から夢や希望が消えるのを、見たくありませんから」
そう言って、優しく断ります。
自分自身は世界に絶望しているのに、他人の幸福だけは誰よりも願っている。その夢留の姿に、恋太郎は強く惹かれていきます。
夢留は長話をしてしまったことを不思議に思いながらも、話を聞いてくれた恋太郎に感謝してその場を去ろうとします。しかし恋太郎は、必死に彼女を引き止めました。
「この世界の救いはメルヘンだけじゃないよ。それは〝恋〟だ」
夢留は、恋が美しいのはメルヘンの中だけだと考えます。現実の恋愛には打算や妥協があり、恋ができるのは努力できる人間だけ。自分には当てはまらない、と。
それに対して恋太郎は、もちろん自分を磨いたり相手を幸せにする努力は必要だと認めながらも、その努力の先には人生そのものを救ってくれるほどの幸福があると語ります。
そして、まっすぐ夢留に想いを伝えます。
「だとしても俺は君のことが好きだよ。絶対にここでさよならなんかしたくないし」
「幸せに笑って生きてほしいって――俺がそうさせたいって心から思ってる」
さらに恋太郎は、柵に置かれていた夢留の手をしっかりと握ります。
「たとえどんな絶望に幸福を壊されても、何度だって手に入れればいい」
「大好きな人とこうして手を繋げたら、それだけでどんなものより――この世界よりも大きな幸福だと思うんだ」
その言葉に、夢留の胸は「ドキドキ」と高鳴ります。
そしてついに、恋太郎との交際を受け入れます。
「――今日までずっと私の心の中には…絶望しかなかったのに…」
「こんな…こんな感情…っ。恋はまるでこの世界に現存するメルヘン…!!」
「ぜひ――あなたとのお付き合いを、させてください…!」
こうして夢留は、恋太郎の恋人となりました。
なお、夢留が屋上から身を投げようとしていたというのは恋太郎の誤解・思い込みであり、夢留自身には自ら命を絶つつもりはありませんでした。
その後のファミリーとの顔合わせでは、彼女たちが集団でキスする光景に最初こそ驚きます。しかし、ファミリー全員が心から幸せそうにしている姿を見て、
「これこそが救済の世界……!!」
と悟ります。
そして恋太郎から差し出された手を取り、唇を重ねます。
「そうだったのね、恋太郎君」
「あなたは――あなたこそが」
「私のメルヘンだったのね―――」
こうして、「メルヘンこそ唯一の救済」と考えていた夢留にとって、恋太郎と恋太郎ファミリーそのものが新たな救済となったのでした。
30人目の彼女:輩先
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』公式サイト
(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・愛城恋太郎の30人目の運命の人。お花の蜜大学附属高等学校の「裏番長」を自称する少女です。ただし、学校に正式な番長がいるわけではなく、本人も裏番長として特別有名というわけではありません。
高校3年生ですが、留年しており、2度目の3年生(あるいは4年生)を過ごしています。恋太郎ファミリーでは初の留年生です。騎士華を「剣道部の部長」としか知らなかったことから、彼女や同級生の楠莉とは別のクラスだと考えられます。
横に広がった長い赤髪に、縦長の瞳孔を持つツリ目、小柄な体格が特徴。野澤先生のポストによると、ブーツを履いた状態の身長は詩人ほどで、素の身長は8歳時の楠莉と同程度。同年代の女子やファミリーの中でもかなり小柄な部類に入ります。
学内では、学生帽に特攻服、黒い指ぬきグローブという典型的な番長スタイル。特攻服には「天上天下先我先輩」の文字が大きく描かれており、黒いタンクトップに黒の長ズボン、厚底ブーツを合わせています。特攻服の裏地には桜の刺繍が施されているのも特徴です。
一見すると学校指定の制服には見えませんが、学生帽には校章が入っており、お花高の校風を考えると、これも一種の「制服」として認められているのかもしれません。実際、234話では留年する前は一般的な制服を着ていたことが明らかになっています。
💕彼女になるまでネタバレ解説
ある日、彼女たちとの用事を終え、「対ゴジラの仮装訓練でもしようか」と考えながら下駄箱を出た恋太郎。そこへ現れたのが、学内外で知られている「恋太郎ファミリー」を恋太郎率いる不良グループだと勘違いした先でした。
先は恋太郎に近づき、いきなり「この学校の裏番長――3年輩先とはアタイのことだよ」と名乗ります。しかし恋太郎は「聞いた事ない……そもそも『裏』じゃない番長すら知らない……」と困惑。学校で最高の地位を手に入れるために留年したという先の事情にも驚きます。
それでも恋太郎が「先輩」と呼んだことで、先はすっかり彼を気に入ります。行きつけの駄菓子屋へ恋太郎を連れていき、小学生たちや恋太郎に駄菓子を奢るなど、実は面倒見がよく後輩思いな一面を見せます。その姿に恋太郎も思わず頬を染めます。
その後、小学生たちとのケンカに負けてしまった先の威厳を守るため、恋太郎は咄嗟に先を背負って運びます。出会ったばかりの自分にここまで優しくしてくれる恋太郎を見て、先はすっかり彼に惚れさせたと思い込みます。
「アタイはさ……お花高の生徒で1番年上の――つまり1番立派な先輩だけど」
「アンタは1番立派な後輩かもね……っ」
さらに先は、恋太郎に対して「遠慮せず告白していい」と半ば強引に告白を促します。恋太郎もその勢いに押される形で、
「と……輩先輩、俺と――付き合ってください」
と告白。
先は、
「ったく、しょうがないね。かわいい後輩の頼みとあっちゃ――付き合ってやるよ」
と答え、2人は正式に恋人同士となります。
こうして、恋太郎にとって30人目の運命の人となった先。これまで敵対する不良グループだと思っていた恋太郎ファミリーも、先にとっては次第に大切な居場所へと変わっていきます。
31人目の彼女:根向井寧夢
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』公式サイト
(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・愛城恋太郎の31人目の運命の人。お花の蜜大学附属中学校の2年生で、凛や詩人とは隣のクラスだと明言されています。
祖父母が営む靴工房の影響で、靴作りを何よりも好む少女。毎日夜遅くまで工房で靴を作っているため、常に寝不足で、歩いている途中でも眠ってしまうほどの強い眠気を抱えています。
青緑色のセミロングのゆるふわパーマに、垂れ目と薄い隈が特徴。寝る子は育つということなのか、中学2年生としてはかなり身長が高く、発育も良いタイプです。
野澤先生のキャラデザイン案によると、靴を作る際は髪が邪魔にならないよう三つ編みにしてニットのヘアバンドでまとめています。ヘアバンドは普段から愛用しており、制服の上にはニットのセーターを合わせています。
なお、赤ちゃん化した際のベビー服には眠りを象徴する羊が描かれています。
💕彼女になるまでネタバレ解説
ある日、恋太郎が「皆用事があるし、今日は吐くほど勉強でもするか」と考えながら歩いていると、工事中の区画へふらふら近づいていく少女を発見します。
危険を感じた恋太郎が肩に手をかけた瞬間、2人の間に「ビビーン……!!」と衝撃が走り、寧夢が運命の人であることが判明します。
自己紹介の後、恋太郎は歩きながら寧夢について尋ねます。寧夢は「眠るのが好き」「祖父母の工房で毎日靴を作っている」「工房には靴を作る小人がいるのかもしれない」と話しますが、その途中で眠気に負けてしまいます。
「すいません……私……いつも眠すぎてどこでも寝ちゃうんです……」
道端で眠ってしまった寧夢の寝顔を見た恋太郎は、本当に眠ることが大好きなのだと感じます。
ところが寧夢は眠ったまま「ぐー」と声を出しながら立ち上がり、恋太郎の手を握ると、そのままファストフード店やゲームセンターへ連れ回します。どうやら眠っている間も体が動く、独特の夢遊状態にあるようです。
恋太郎はそんな寧夢を「ベンチ100個あるから酔っぱらいでもリーマンでも好きなだけ寝ろ公園」へ連れていきます。
その後、寧夢が眠りながら経験した出来事を夢として認識していることを知った恋太郎は、「眠っている間にも靴を作っているのではないか」と考えるようになります。
そして寧夢は、自分が眠ってしまっても優しく接してくれる恋太郎に少しずつ惹かれていきます。自分の気持ちを伝えるため、眠気を必死にこらえながら一足の靴を完成させました。
後日、公園で恋太郎と再会した寧夢は、完成した靴とともに想いを伝えようとします。しかし、なかなか勇気が出ません。
「駄目だ、やっぱり私なんかには……!!」
そう思って目を閉じた瞬間、またしても眠りに落ちてしまいます。
ところが夢遊状態になった寧夢は、眠ったまま恋太郎に靴を渡し、キスやハートサイン、ハグで自分の気持ちを伝えます。
目を覚ました恋太郎は、
「夢の中の根向井さんも明るくてかわいいかもしれないけど、起きている時の根向井さんも魅力的だと思う」
と伝え、改めて寧夢に告白します。
しかし、あまりにも幸せな出来事だったため、寧夢はそれを「夢の中の出来事」だと思い込んでしまいます。
「靴だけでも渡せてよかった」と告白を諦めかけた寧夢でしたが、「どうせ夢なら――」と恋太郎にキスをして、
「大好きです……愛城先輩……」
と想いを伝えます。
その後、自分が現実に告白していたことを知った寧夢は、あまりの恥ずかしさに全力で土下座しようとしますが、恋太郎が必死に止めます。
ファミリーとの顔合わせでは、綺麗で可愛い彼女たちの中に自分が加わることを恐縮していました。しかし眠ってしまうと一転して積極的になり、「プリチー」「ビューチホ」「よろしくね」と紙に書いてファミリーに挨拶。
そんな寧夢と打ち解けた恋太郎ファミリーは、彼女の大好きな「眠り」にちなみ、寝顔パーティーを開催することにします。
ところが、楠莉の睡眠薬による未知の副作用によって、事態は思わぬ方向へ。寝ているファミリー全員が、恋太郎が死ぬ夢を見て苦しむ「悪夢パーティー」が始まります。
寧夢はその状況を目にすると、眠ったまま苦闘しながら彼女たちを一列に並べ、恋太郎を担いでスライドさせ、彼女たちと恋太郎の唇が触れるようにして悪夢を打ち消します。
こうして悪夢は消え去り、寧夢もファミリーも幸せな夢を見ることに。
眠りと靴作りを通して恋太郎と結ばれた寧夢は、恋太郎ファミリーにとっても大切な一員となったのでした。
32人目の彼女:端須蓮葉
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(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・恋太郎の32人目の運命の人。「名探偵蓮葉」を自称する、鋭い嗅覚の持ち主です。9人目の彼女・須藤育、14人目の彼女・優敷山女とは同じクラスです。
野澤先生のポストによると、花型のハイライトが入った瞳は天真爛漫な性格を表現しているとのこと。犬耳を思わせるように耳より前でまとめたハーフツインの髪型や、丸みのある太眉、毛先が白くなった茶髪など、全体的にパピヨンのような小型犬を思わせるデザインが特徴です。
制服姿では、探偵らしいハンチング帽とマントを身に着け、腰には探偵道具を収納するポーチを装備しています。見た目からは分かりにくいものの、意外とスタイルが良いところもポイントです。
💕彼女になるまでネタバレ解説
ある日、女子生徒が落とした防寒用の毛糸のパンツを巡り、恋太郎は1年6組の男子生徒・池面太郎とともに容疑者となってしまいます。そこへ現れたのが、名探偵を自称する蓮葉でした。
恋太郎に彼女が31人いると知った蓮葉は、「31人もいれば、誰か一人くらいパンツをくれるのでは?」と推理します。しかし恋太郎は、そんなことを彼女に頼むくらいなら道に落ちているものを拾うと断言。かえって怪しまれる結果となります。
恋太郎への疑いが深まる中、蓮葉は持ち前の嗅覚を使って捜査を続けます。その過程で、恋太郎の匂いに強く惹かれてしまうことに気付きます。
その後、池が実はパンツに強いこだわりを持っていたことが判明。蓮葉は匂いから彼を真犯人だと見抜きます。逃走しようとする池から蓮葉を守った恋太郎は、彼女を助けるために身を挺して行動。そんな恋太郎の姿を見た蓮葉は、ますます彼に惹かれていきます。
そして蓮葉は、恋太郎に対する自分の特別な感情を打ち明け、「31人も彼女がいる遊び人でもいいので、自分とも付き合ってほしい」と告白します。
しかし恋太郎は、自分は決して遊び人ではないと否定。「真剣に愛して、絶対に世界一幸せにする」と答え、蓮葉との交際を受け入れます。
こうして、独特な嗅覚と探偵魂を持つ蓮葉も、恋太郎ファミリーの一員となりました。
33人目の彼女:守北季鞠
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(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・恋太郎の33人目の運命の人。お花の蜜大学附属高等学校で公民を担当し、生徒指導も務める教師です。
恋太郎の彼女であり同僚でもある盆能寺百八とは同い年。黒髪に赤い瞳、色白の肌が特徴で、普段は瞳にハイライトがありませんが、動揺すると光が浮かびます。また、普段から「への字口」をしているのも季鞠らしい特徴です。
野澤先生のキャラデザインによると、パーソナルカラーはブルベ冬。勤務中はセンター分けの髪を後ろでまとめ、バレッタを使ってお団子風の三つ編みにしています。
服装は生徒指導の教師らしく、ブラウス、タイトスカート、ストッキング、パンプスという非常にフォーマルなスタイル。私服では髪を下ろし、普段とは少し違った女性らしい雰囲気を見せます。就寝時にはサンタ帽のような形をしたナイトキャップを愛用しています。
💕彼女になるまでネタバレ解説
恋太郎が女子生徒と複数交際していることを知った季鞠は、風紀を乱す行為として恋太郎を生徒指導室へ呼び出します。
季鞠は交際関係を解消するよう求めますが、恋太郎は「困っている人を助けるための遅刻や、誰かを守るための行動があるように、時には規則や決まりよりも大切にしたいものがある」と訴えます。
しかし、季鞠はこれまで一度も規則より何かを優先したことがないと語り、二人の意見は平行線のまま。恋太郎は皆との学校生活を守るため、退学も覚悟して説得を続けます。
その日の帰り道、恋太郎は季鞠が問題児に対しても「遅い時間だから気を付けて帰るように」と声を掛けている姿を思い出します。さらに、誰も見ていない場所でも赤信号を守り、夜遅くまで残っている生徒には帰宅を促す姿を目撃します。
そこで恋太郎は、厳格な生徒指導の裏にある、季鞠の優しさに気付きます。
翌日、恋太郎は季鞠に対し、
「凛と立ち、信号を待ち続けるその正しい姿が、俺にはとても美しく見えました」
と、まっすぐに気持ちを伝えます。
その言葉は、これまで季鞠が周囲から言われ続けてきた「クソ真面目」「石頭」「カタブツ」といった言葉を洗い流すようなものでした。
一方で恋太郎は、季鞠自身も本当は「規則を守ること」だけを望んでいるわけではないのではないかと考えます。生徒には規則を守るよう指導しながらも、大人には社会の決まりだけでなく、自分自身の幸福を大切にする時間も必要なのではないかと問いかけます。
しかし季鞠の心には、幼い頃から両親に言われ続けてきた「世の中の規則や決まりは決して破ってはいけない」という教えが強く残っていました。
そこで恋太郎は、自分の気持ちを隠さずに伝えます。
「守北先生――好きです。俺と付き合ってください」
季鞠はすぐには答えを出せませんでしたが、恋太郎の気持ちを受け止め、二人は交際することになります。
これまで規則を何よりも優先してきた季鞠にとって、これは自分の本当の気持ちと向き合う大きな一歩でした。
その後、屋上でファミリーへの紹介を終えた季鞠は、皆と一緒に駄菓子屋へ向かいます。そこで人生で初めて「駄菓子屋」や「学校帰りの買い食い」を経験。
何より、季鞠にとって大きかったのは、恋太郎ファミリーという人生で初めての友達ができたことでした。厳格な生徒指導教師だった季鞠も、少しずつファミリーの中で新しい日常を楽しむようになっていきます。
34人目の彼女:双天彗流
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(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
💕キャラクター概要
本編の主人公・愛城恋太郎の34人目の運命の人。お花の蜜大学附属中学校1年1組に在籍しており、恋太郎の彼女である知与、祭李とはクラスメイトです。2人より誕生日が遅いため、現時点では恋太郎ファミリー最年少となっています。
野澤先生のキャラデザインによると、ヘアカラーは水色、瞳はグレー。目の上で切り揃えた前髪と、何よりも高い位置で結んだツインテールが大きな特徴です。ツインテールは単なる髪型ではなく、彗流自身のアイデンティティともいえる存在になっています。
ファッションは可愛らしさを重視した量産型ファッションを好み、制服も量産型らしくアレンジ。さらに「かわいい」だけでなく攻撃的な要素も取り入れるため、足元や耳にはスタッズ付きのアクセサリーやピアス、イヤーカフ、イヤーフックなどを合わせています。
💕彼女になるまでネタバレ解説
彗流にとって、ツインテールは自分自身を象徴するほど大切な存在でした。そんな彼女の気持ちを、恋太郎は真正面から受け止めます。
恋太郎は彗流のツインテールを「優しさがある」と肯定し、その手触りについても、揖保乃糸より滑らかでツヤツヤだと絶賛。ところが、彗流が気持ちを伝えようとした瞬間、左側のヘアゴムが切れてツインテールがほどけてしまいます。
「ツインテールじゃなくても大丈夫」と言われることを恐れる彗流。しかし恋太郎は、そんな彼女の不安をよそに、「ツインテールが一番素敵だから」と即答します。
そして恋太郎は、なんと自分のジャンパーを破ってヘアゴムの代わりにし、彗流のツインテールを守ろうとします。それだけでは終わらず、彼女に似合う髪留めを作るため、服の布地がほとんどなくなるまで試行錯誤を続けました。
その姿を見た彗流は、恋太郎の真っ直ぐな愛情を感じ、ついに告白します。
「一対のツインテールみたいになってください」
恋太郎もその想いに応え、「最高のツインテールになろう」と約束。こうして彗流は、恋太郎の34人目の彼女となりました。
交際後、彗流は恋太郎を「愛城」から「ダーリン」と呼ぶようになります。そして、一生ツインテールを大切にし続けることを誓い、恋太郎にも自分のツインテールを見守り続けてほしいと願います。
2人は「ツインテきり」と「ツインテげんまん」を交わし、2人だけの約束を結びました。
その後、ファミリーとの顔合わせでは、彗流が「恋太郎にとって世界一のツインテール」の座は譲れないと考え、ツインテールコンテストを開催します。
ところが、ファミリーのさまざまなツインテールを見続けた恋太郎は、あまりのツインテールの多さに「ツインテッドワンダーランド病」という奇病にかかり、意識を失ってしまいます。
この病を治すには、恋太郎にとって「世界一のツインテール」を捧げる必要がありました。
彗流は自分のツインテールを切って捧げようとしますが、直前で思いとどまります。そしてファミリーに対して、「ツインテールを貸してほしい」とお願いします。
彗流は、恋太郎が一人ひとりのツインテールに最高の評価を与えていたことを理解していました。だからこそ、自分だけのツインテールではなく、ファミリー全員のツインテールこそが恋太郎にとっての「世界一」なのだと気付いたのです。
その気持ちを知ったファミリーも、彗流を仲間として受け入れます。
そして、34人分のツインテールを集め、恋太郎を目覚めさせるための奇想天外な儀式が始まります。
「ツインテ給えー、ツインテ給えー」
一方、意識を失った恋太郎の前には、まるで川のように流れるファミリーのツインテールが現れます。恋太郎はその光景を前に、ツインテールの可愛さや華やかさを全力で称賛。
最終的には、34人分のツインテールを恋太郎が受け入れることで儀式は成功。無事に恋太郎は目を覚まします。
彗流にとってツインテールは、自分らしさそのもの。しかしこの一件を通して、彼女は「自分だけが恋太郎の特別なのではなく、ファミリー全員が恋太郎にとって大切な存在」であることを理解します。
こうして彗流は、ツインテールへの強いこだわりを持ちながらも、恋太郎ファミリーとの絆を深め、正式にその一員として馴染んでいくのでした。
【100カノ】34人の彼女の頭がおかしい相関図まとめ
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』では、最新話時点で愛城恋太郎と多くの彼女が、それぞれ異なる個性と関係性を築いています。
単なるハーレムではなく、家族・友人・同級生・教師などのつながりまで絡み合っているのが本作の大きな魅力です。
単行本26巻時点でも「34人」以上の人数が確認でき、恋太郎ファミリーの規模はさらに拡大しています。
そこで今回は、34人それぞれと恋太郎が「どんな関係なのか」を一言で整理します。
| № | 彼女 | 恋太郎との関係を一言でいうと |
|---|---|---|
| 1 | 花園羽香里 | 恋太郎に最初に運命を感じた、王道ヒロイン兼お嬢様彼女 |
| 2 | 院田唐音 | 素直になれないツンデレだけど、誰より恋太郎への愛が強い相棒 |
| 3 | 好本静 | 読書と優しさを通じて心を通わせる、静かな癒やし系彼女 |
| 4 | 栄逢凪乃 | 合理性を重視する天才少女と、合理性では説明できない恋太郎の関係 |
| 5 | 薬膳楠莉 | 薬と発明で恋太郎ファミリーを毎回大騒動に巻き込む科学者彼女 |
| 6 | 花園羽々里 | 羽香里の母であり、恋太郎を全力で愛する包容力抜群の大人彼女 |
| 7 | 原賀胡桃 | 食べることが大好きな彼女の食欲と心を、恋太郎が丸ごと受け止める関係 |
| 8 | 銘戸芽衣 | 恋太郎への忠誠心が極限まで高い、超一途なメイド彼女 |
| 9 | 須藤育 | 野球への情熱と努力を、恋太郎が全力で応援するスポーツ系彼女 |
| 10 | 美杉美々美 | 「美」を追求する彼女の内面まで、恋太郎が真正面から肯定する関係 |
| 11 | 華暮愛々 | 人見知りで引っ込み思案な彼女に、恋太郎が安心できる居場所を与える関係 |
| 12 | 伊院知与 | 恋太郎の従妹であり、ファミリーの中でも特に真面目な年少彼女 |
| 13 | ナディー | 英語教師としての個性を持ちながら、恋太郎とは型破りな恋を育てる関係 |
| 14 | 優敷山女 | 自然と後輩を愛する大らかな彼女と、恋太郎のまっすぐな愛情の関係 |
| 15 | 茂見紅葉 | マッサージを通して人を癒やす彼女を、恋太郎が温かく受け止める関係 |
| 16 | 薬膳ヤク | 楠莉の祖母であり、人生経験豊富な年長者として恋太郎と関わる彼女 |
| 17 | 土呂瀞騎士華 | 剣道部長として凛々しく振る舞いながら、恋太郎には甘えられる騎士系彼女 |
| 18 | 毛樽井亜愛子衣 | 気怠げなギャルの孤独を、恋太郎がまっすぐ受け止める関係 |
| 19 | 中二詩人 | 自称吟遊詩人の独特な世界観を、恋太郎が否定せず理解してくれる関係 |
| 20 | 女井戸妹 | 憧れの芽衣を追いかける見習いメイドと、その頑張りを見守る恋太郎 |
| 21 | 盆能寺百八 | 教師としての常識から大きく外れた、恋太郎ファミリーの大人彼女 |
| 22 | 灰尾凛 | 可憐な見た目と激しい創作趣味というギャップを、恋太郎が丸ごと受け入れる関係 |
| 23 | 一二三数 | 数字を何より愛する少女に、数字では測れない恋の価値を教える関係 |
| 24 | 火保エイラ | カポエラの達人でありながら怖がりな彼女を、太郎が支える関係 |
| 25 | 猫成珠 | 猫として生きたい彼女の個性を、恋太郎がそのまま受け入れる関係 |
| 26 | 才奇姫歌 | 「奇人」に憧れる歌姫と、想像以上の奇人である恋太郎が惹かれ合う関係 |
| 27 | 出井祭李 | 祭りをこよなく愛する江戸っ子少女と、祭りの本質を理解する恋太郎の関係 |
| 28 | 宇佐美椎奈 | 寂しがり屋の彼女が、恋太郎ファミリーという「居場所」を見つける関係 |
| 29 | 雪房田夢留 | 世界に絶望した絵本作家に、恋太郎が「恋」という新しい救いを示す関係 |
| 30 | 輩先 | 裏番長を自称する留年生と、彼女を慕う「最高の後輩」恋太郎の関係 |
| 31 | 根向井寧夢 | 眠りながらも恋心を伝える、夢と現実が入り混じった不思議な関係 |
| 32 | 端須蓮葉 | 名探偵の鋭い嗅覚で恋太郎を気に入り、そこから一気に恋へ発展する関係 |
| 33 | 守北季鞠 | 規則を重んじる生徒指導教師と、その価値観を揺さぶる恋太郎の関係 |
| 34 | 双天彗流 | 「ツインテールこそ自分」という美学を、恋太郎が誰よりも肯定する関係 |
こうして見ると、恋太郎との関係は全員バラバラ!
34人を並べてみると、「全員が恋太郎の彼女」という共通点以外は、恋の始まり方も距離感もまるで違うことが分かります。
- 羽香里・唐音・静・凪乃 → 初期を支える王道ヒロイン組
- 羽々里・ヤク・百八・季鞠 → 大人組・教師組
- 知与・祭李・彗流 → 中等部組
- 芽衣・妹 → メイド組
- 楠莉・ヤク → 薬膳家
- 姫歌・祭李・椎奈・夢留・蓮葉・季鞠・彗流 → 「普通の恋愛漫画なら1人で成立するレベルの属性」を持つ後期加入組
そして何より重要なのは、恋太郎が34人を「誰かの代わり」として扱わないことです。
羽香里には羽香里の、唐音には唐音の、静には静の、そして彗流には彗流だけの魅力を見つけ、それぞれを本気で愛しています。だからこそ、34人という人数になっても「誰が勝つか」という構図にならず、全員が恋太郎ファミリーの一員として成立しているわけです。
なお、34人目の双天彗流までの加入順については、作者・野澤ゆき子氏のキャラクターデザイン投稿や、単行本26巻の公式情報でも確認できます。
つまり『100カノ』の相関図を一言で表すなら――「34人全員が恋太郎と運命でつながり、その全員がお互いの人生にも関わっている、とんでもない大家族」です!
(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会様より引用
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』公式サイト
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