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【最新】まどマギ人気キャラランキング 公式人気投票や海外サイトを集計した完全版!

キャラクター図鑑

『魔法少女まどか☆マギカ』(略称:まどマギ)とは、2011年に放送された日本のオリジナルテレビアニメで、「魔法少女」ジャンルに衝撃を与えたダークファンタジーの傑作です。

今回は、そんな国民的アニメ・まどマギのキャラクターたちの中から――最も人気のあるキャラが決定!

主要人物のまどかやほむら、杏子、さやか、マミはもちろん、魔女やキュウベェまで全キャラクターの人気度を徹底調査!

メインキャラからクセの強い脇役まで、誰が一番愛されているのか完全ランキング形式で発表します。

☆人気ランキング基準
ランキングの集計には、公式人気投票はもちろん、海外ファンサイトでの評価、なんJや知恵袋などネットコミュニティの声も網羅。あらゆる角度から算出した、まさに“完全版”の人気キャラランキングです!

さらに、栄えある1位の発表のあとには――まさかの「嫌われキャラ不動のワースト1位」も公開!

意外すぎるその結果とは? 最後まで是非お楽しみください♪

【まどマギ】人気キャラランキング

第14位:ワルプルギスの夜

「魔法少女まどか マギカ」公式ポータルサイト
©Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project

ワルプルギスの夜が高い人気を誇る理由は、その圧倒的な破壊力と、正体不明ゆえに漂う“深淵の象徴”としての存在感にあります。

具体的な人格や意志を持たないその姿は、観る者にとってまさに「形のない災厄」。抗う術もなく訪れる終焉のような恐怖を体現しています。

「舞台装置の魔女」という異名が示すように、魔法少女たちの運命を大きく揺るがす存在であり、その正体についても「時空を超えた因果の結晶」「暁美ほむらの絶望の投影」など、多様な考察が飛び交っています。

この多義的な性質が、ファンの知的好奇心を刺激し続ける大きな魅力となっています。

単なる“敵”ではなく、作品全体を包み込む神話的な恐怖の象徴――。それがワルプルギスの夜というキャラクターが長年にわたり支持される理由です。

第13位:鹿目知久(まどかの父親)

「魔法少女まどか マギカ」公式ポータルサイト
©Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project

鹿目知久が支持される背景には、専業主夫として家庭を支える穏やかな存在感と、現代的な価値観の体現者としての役割があります。妻・詢子のキャリアを尊重し、家事を担う姿は、旧来の父親像とは一線を画した新たな家族像を示しています。

家庭内での落ち着いた振る舞いや、柔らかく包み込むような人柄は、まどかにとって心の支えであり、視聴者にとっても物語の中の“癒やし”として機能しています。彼の存在は、物語の中で失われがちな「日常の尊さ」を象徴しており、家族の安定を守る優しい父親像として、多くの共感を集めています。


第12位:鹿目詢子(まどかの母親)

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©Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project

鹿目詢子は、キャリアに生きる多忙な母でありながら、娘・まどかと「対等な関係」を築いている点が印象的です。上から押しつけるのではなく、人生経験に基づく示唆に富んだ助言でまどかを支え、あくまで見守るスタンスを貫いています。

その柔軟で賢明なコミュニケーションは、多くの視聴者に「理想の母親像」として受け止められており、共感を呼び起こしています。魔法少女という非現実的な存在と、鹿目家が象徴するリアルな日常。その対比構造の中で、詢子の存在は作品全体に深みと奥行きを与えているのです。


第11位:上条恭介

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©Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project

上条恭介のキャラクター性は、「希望」と「絶望」という普遍的なテーマを象徴する存在として描かれています。

将来を期待されたヴァイオリニストとしての道を絶たれた彼の苦悩は、さやかを魔法少女へと駆り立てる引き金になりました。

しかし彼の役割は、それだけにとどまりません。自身の傷や弱さに向き合いきれない未熟さや、さやかの献身に対して無自覚である姿が、視聴者に複雑な感情を抱かせます。

上条恭介というキャラクターは、魔法少女たちが背負う運命と、その裏にある「誰かを救いたい」という純粋な想いが、いかに報われないものであるかを浮き彫りにします。作品の悲劇性を際立たせる存在として、物語に重みを加えているのです。

第10位:キュゥべえ

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©Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project

キュゥべえは、その可愛らしい見た目とは裏腹に、冷徹で計算高い本性を持つというギャップが強烈な印象を残し、多くのファンの記憶に刻まれています。一見すると人懐っこいマスコットのように振る舞いますが、実態は感情を持たない異星の存在。目的達成のためなら一切の情を排し、効率性のみを追求するその姿勢は、視聴者に底知れぬ恐怖を与えました。

さらに、彼が語る「インキュベーター」の真実、そして宇宙規模でエネルギーを回収するという壮大な使命は、それまでの“魔法少女もの”の常識を大きく覆します。少女たちの希望を誘導し、絶望をエネルギーへと変換するという構図は、倫理的な問いを突きつけると同時に、物語そのものの象徴的存在としての地位を確立しています。

その冷徹さゆえに、時に“悪役以上の悪役”と称されるキュゥべえ。彼の存在は、作品の奥深さを際立たせる大きな要素であり、議論を呼び起こし続けるキャラクターです。


第9位:早乙女和子

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©Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project

早乙女和子は、物語全体に漂う重苦しさを一瞬だけ和らげる「清涼剤」として、そして視聴者が共感しやすい“等身大の大人”として、多くの支持を集めているキャラクターです。まどかたちのクラス担任であり、常に恋愛に悩み続ける彼女の姿は、非日常的な魔法少女たちの運命と対照的に、日常のリアリティを描き出しています。

恋愛が長続きせず、ため息まじりに悩む姿は、どこか人間味にあふれていて、思わず微笑ましくもなります。一方で、彼女が象徴する「普通の日常」が物語の進行とともに崩れていく様は、視聴者にとって不穏さを感じさせる対比としても機能しています。

和子先生の存在は、魔法少女という特殊な存在に対して、現実の“大人”が抱える悩みや不完全さを示すことで、作品の世界観にリアルな奥行きをもたらしています。その人間らしさが、視聴者にとって心の拠り所ともなっているのです。


第8位:志筑仁美

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©Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project

志筑仁美は、良家の子女として品格と教養を兼ね備えた“完璧なお嬢様”という印象を持たれがちですが、その完璧さゆえに、親友である美樹さやかの心に微かな動揺を生む存在でもあります。ピアノや日本舞踊といった伝統芸能を嗜み、常に品位を保つその立ち居振る舞いは、外から見れば非の打ちどころがありません。

しかし、上条恭介をめぐる関係性では、さやかとの間に生まれる感情の摩擦が物語の重要な転換点となります。この恋愛感情の衝突は、魔法少女という非現実的な要素と、思春期特有の等身大の悩みとが交錯するドラマを鮮やかに浮かび上がらせました。

仁美というキャラクターは、非日常と日常の境界線に立つ象徴的な存在であり、さやかの葛藤を照らし出す鏡として、物語に繊細な心理描写とリアリズムをもたらしています。

第7位:お菓子の魔女(シャルロッテ)

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©Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project

お菓子の魔女・シャルロッテは、そのグロテスクなビジュアルと、愛らしいネーミングとのギャップが強烈なインパクトを放ち、物語序盤で視聴者に深い衝撃を与えた存在です。特に第3話で描かれた、一見無害に見えるマスコットのような第一形態から、突如として巨大で凶悪な第二形態へと変貌し、巴マミを捕食するシーンは、魔法少女アニメの常識を覆す象徴的な展開として語り継がれています。

さらに、劇場版『[新編]叛逆の物語』では、彼女の正体が元魔法少女・百江なぎさであったことが明かされ、シャルロッテというキャラクターに新たな悲劇性が加わりました。単なる敵ではなく、切なくも避けがたい運命を背負った存在として再定義されたことで、その魅力と存在感は一層際立っています。

「かわいさ」と「恐怖」、「無邪気さ」と「残酷さ」が同居する、この二面性こそが、お菓子の魔女が今なおファンの心に深く残り続けている理由なのです。


第6位:百江なぎさ

「魔法少女まどか マギカ」公式ポータルサイト
©Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project

百江なぎさは、劇場版『[新編]叛逆の物語』で初登場したキャラクターでありながら、その正体がTVシリーズに登場した「お菓子の魔女(シャルロッテ)」だったという事実が、ファンに大きな驚きと感動をもたらしました。チーズをこよなく愛し、「なのです!」という口癖を持つ無邪気な少女の姿は、見る人の心をつかむ愛嬌に満ちています。

しかし、彼女の本当の魅力は、その明るさの裏に潜む過去の悲劇にあります。かつて病弱だったなぎさは、母親の病を治すために魔法少女となり、代償として自らの命と引き換えに魔女へと堕ちたという背景を持ちます。この哀しい物語が、彼女の愛らしさに深みと陰影を加えています。

また、劇場版では円環の理に導かれた後の存在として、巴マミのもとに「ベベ」として現れ、物語に重要な役割を果たします。過去の加害者でありながら、新たな形でマミと共に歩む姿は、複雑な感情と希望を同時に観る者に与えてくれます。


第5位:美樹さやか

「魔法少女まどか マギカ」公式ポータルサイト
©Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project

「あたしって、ほんと…バカ…」

永遠の物語」TV Edition公式サイト
名前美樹さやか声優喜多村英梨さん
年齢14歳誕生日非公開
血液型非公開身長158〜160cm
武器刀剣家族構成非公開
イメージカラー青(ソウルジェムの色:同じ)
性格アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の主人公・鹿目まどかの親友。
活発で正義感が強いがお調子者な一面も持っています。ムードメーカー的な存在。

美樹さやかは、明朗快活な少女として登場しながらも、物語が進むにつれて理想と現実のギャップに苦しみ、やがて絶望に沈んでいく姿が、視聴者の心を大きく揺さぶったキャラクターです。親友・鹿目まどかへの思いやり、そして病床の少年・上条恭介を救いたいという純粋な想いから魔法少女になる決断は、まさに彼女の“正義”そのものでした。

しかし、その願いがやがて裏切られたとき、彼女の中で何かが崩れていきます。ソウルジェムが魂の容器でしかないという事実、そして恭介が別の少女・志筑仁美と結ばれるという現実は、さやかの心に深い傷を刻みました。

自己犠牲を信じたはずの彼女が、報われることなく壊れていく姿は、視聴者に痛切な共感を呼び起こします。正しさが苦しみを生み、善意が裏目に出る。そのジレンマを体現した存在として、さやかは『まどか☆マギカ』という作品の悲劇性を象徴する重要なキャラクターなのです。

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第4位:巴マミ

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©Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project

もう何も恐くない

永遠の物語」TV Edition公式サイト
名前巴マミ声優水橋かおりさん
年齢中学3年生誕生日非公開
血液型非公開身長156〜159cm
武器ライフル銃、リボン能力「繋ぎ止める」力
イメージカラー黄色(ソウルジェムの色:オレンジ)
性格アニメ、「魔法少女まどか☆マギカ」の登場キャラクター。
魔法少女の先輩的ポジションにあたります。包容力がありお姉さん気質、まどか、さやかを導く存在。
しかしその内面は、孤独、不安に溢れていました。願いによって拘束する力を持ちます。

巴マミは、物語序盤に登場する“理想の魔法少女”像を体現する存在として、多くの視聴者に鮮烈な印象を与えました。戦闘の所作は優雅で、言葉遣いや立ち振る舞いにも気品が漂い、まどかやさやかにとっては頼れる先輩として映ります。経験豊富な魔法少女としての自信と余裕を感じさせる姿は、まさに憧れの存在でした。

しかし、その華やかな表面とは裏腹に、彼女が抱える“孤独”や“使命感による重圧”といった繊細な感情が徐々に描かれ、マミというキャラクターに深い人間味を与えていきます。とりわけ、まどかに本心を打ち明けるシーンでは、魔法少女という存在の裏に潜む寂しさや不安が如実に浮かび上がり、視聴者の心を揺さぶりました。

そして何より、彼女の人気と語り継がれる理由は、第3話で描かれた衝撃的な最期にあります。お菓子の魔女との戦闘で、突如として命を奪われる展開は、それまでの魔法少女アニメのイメージを根底から覆し、作品の本質が“ただの可愛いだけではない”ことを突きつけました。この出来事はネット上でも「マミる」というスラングを生み出し、社会現象にまで発展しました。

以降の劇場版やスピンオフでは、彼女の過去や内面がさらに掘り下げられ、多面的な人物像が描かれ続けています。優雅で強く、でも脆くて孤独。そんな複雑さを抱えた巴マミというキャラクターは、単なる“先輩ポジション”を超え、作品全体に深みを与える象徴的な存在として今なお愛されています。


第3位:佐倉杏子

「魔法少女まどか マギカ」公式ポータルサイト
©Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project

独りぼっちは、寂しいもんな

永遠の物語」TV Edition公式サイト
名前佐倉杏子声優野中藍さん
年齢非公開誕生日非公開
血液型非公開身長156〜158cm
武器家族構成父・母・妹
イメージカラー赤(ソウルジェムの色:同じ)
性格少々荒々しい性格。常に何かしらの菓子やジャンクフードを食べており、過去の境遇ゆえに食べ物を粗末にする者には怒りを露にします。

まず挙げられるのは、彼女の強気で自信に満ちた立ち振る舞いです。登場当初、他の魔法少女たちとは一線を画して利己的とも映る姿を見せていた佐倉杏子。しかし、その裏側には過去の過酷な経験に由来する深い傷と孤独が秘められています。この、外向きの強さと内面の繊細さのギャップが、杏子というキャラクターに豊かな奥行きを与え、視聴者の感情を強く揺さぶります。

また、美樹さやかとの複雑な関係性も、彼女の人気を支える大きな要因です。初めは対立から始まったものの、やがて互いの痛みを理解し、助け合おうとする二人の姿が物語の中で描かれています。特に、さやかを救うために自らの命を省みない杏子の行動は、多くの視聴者に感動を与え、彼女の根底にある優しさと情の深さを印象付けました。

さらに、彼女の個性的な外見や、ソウルジェムを具現化した槍を用いる豪快な戦闘スタイルもまた、キャラクターとしての魅力を高めています。リンゴやお菓子を好むという人間味ある一面も、親しみを感じさせるポイントと言えるでしょう!

第2位:鹿目まどか

「魔法少女まどか マギカ」公式ポータルサイト
©Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project

本当にそれが叶ったんだとしたら、私だって、もう絶望する必要なんて、無い!

永遠の物語」TV Edition公式サイト
名前鹿目まどか声優悠木碧さん
年齢14歳誕生日10月3日
星座天秤座血液型A
身長152cm出身見滝原
武器家族構成父・母・弟
イメージカラーピンク(ソウルジェムの色:同じ)
性格アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の主人公でごくごく平凡な中学2年生の少女。
友達想いで心優しい性格のため、一見大人しく気弱そうに見えますが、実は芯が強く自分の意見をしっかりと持っています。

鹿目まどかは、物語の冒頭では目立った才能もない、どこにでもいるような普通の少女として描かれます。魔法少女になることに戸惑い、怖れ、決断を下せない――そんな弱さすら、どこかリアルで親しみを感じさせるものでした。

しかし、物語が進むにつれ、彼女の本質的な優しさや、他者を思いやる無私の心が徐々に浮かび上がってきます。特に、暁美ほむらが幾度となく時間を巻き戻し、彼女を救おうとする中で、まどか自身が“希望と絶望の連鎖”を断ち切るため、究極の決断を下すに至る姿は、多くの視聴者に深い感動と尊敬を与えました。

物語のクライマックスでは、すべての魔法少女の運命を背負い、宇宙の理(ことわり)すら書き換えて「円環の理」となる彼女の姿が描かれます。その選択は、まさに自己犠牲の極致であり、彼女の存在は主人公の枠を超えて“神話的な救済者”へと昇華しました。

劇場版『[新編]叛逆の物語』では、彼女が築いた秩序すら揺らぐ新たな物語が展開され、まどかの存在そのものが再び問われることになります。こうした過程を経て、彼女はただの“優しい少女”から、“世界の在り方そのものを変えた存在”へと成長していきました。

世界の残酷さを知りながらも、それでも誰かの希望になろうとしたまどか。その献身と覚悟は、視聴者の心に深く刻まれ、今なお多くのファンを惹きつけてやみません!


第1位:暁美ほむら

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©Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project

もう、誰にも頼らない。誰に分かってもらう必要も無い。もう、まどかには戦わせない。全ての魔女は、私一人で片付ける。そして今度こそ、ワルプルギスの夜を、この手で!

永遠の物語」TV Edition公式サイト
名前暁美ほむら声優斎藤千和さん
年齢非公開誕生日非公開
魔法の種類時間操作系身長155〜158cm
武器ハンドガン、バズーカ、弓矢、爆弾など防具砂時計や歯車を内蔵した盾
イメージカラー黒(ソウルジェムの色:紫)
性格暁美ほむらとは、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の登場人物。
主人公・鹿目まどかの通う中学校に転校してきたクールな少女。容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能。魔法少女のようですが、その言動には謎が多い。

暁美ほむらは、物語の初期から後期にかけて最も印象的な変貌を遂げたキャラクターであり、その複雑かつ揺るぎない意志が、多くのファンを惹きつけ続けています。序盤ではクールでミステリアス、冷徹とさえ表現される印象を与えていましたが、その内側には純粋で一途な愛情、そして悲劇的な過去が静かに横たわっています。 

彼女の人気の決定的な要因は、まどかを救うためだけに、永遠とも思える無数のタイムループを重ねる、その献身的なまでの愛にあります。幾度となく絶望に直面しながらも、彼女は当初の臆病で内向的な性格を捨て去り、冷徹かつ戦闘に長けた魔法少女へと変貌を遂げました。この自己犠牲、そして大切な人を守るためなら手段を選ばないという決意は、視聴者に強烈な印象を残します。

さらに、劇場版『[新編]叛逆の物語』において、彼女が“悪魔”とも言える存在へと変貌を遂げ、世界の因果律をねじ曲げて秩序を再構築する展開は、彼女のキャラクターを新たな境地へと昇華させました。

この、因果を超えた行動は、単に純粋な愛という枠を超え、狂気とも紙一重の執着を自らのものとした彼女の深みを、より一層際立たせています。

暁美ほむらの魅力は、単なるヒロインや救済者の枠を超えて、倫理と狂気、愛と憎悪が絡み合った多層的な人間性そのものにあります。そして、その圧倒的な愛の深さ、ゆえに生じてしまった悲劇性こそが、多くのファンを惹きつけてやまない、彼女の唯一無二の求心力なのです。

【番外編】嫌われキャラの頂点に君臨するのは…?

堂々の不動の1位:キュゥべえ

「魔法少女まどか マギカ」公式ポータルサイト
©Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project

『魔法少女まどか☆マギカ』において、キュゥべえが“嫌われキャラの象徴”として君臨している理由は、そのビジュアルと内面とのどうしようもないまでのギャップにあります。

無垢で愛らしい猫のような見た目とは裏腹に、彼の本性は感情を一切持たない異星生命体。目的のためなら手段を選ばない冷酷な合理主義の塊であり、人間の倫理観など歯牙にもかけません。

とりわけ視聴者の反感を買っているのが、“魔法少女との契約”に潜む悪意ある不誠実さです。

魂をソウルジェムへと切り離すという本質的な事実や、絶望の果てに魔女へと変貌するという運命を、彼は「質問されなかったから答えなかった」と涼しい顔で言い放ちます。

この詭弁のような対応は、まさに“情報の意図的な隠蔽”であり、多くの少女たちを破滅へと導く元凶となっています。

さらに、彼の目的はあくまで「宇宙のエネルギー効率を改善すること」であり、人間の苦悩や絶望さえも“資源”として扱います。少女たちの希望を巧みに利用し、絶望へと誘導する彼の手口は、視聴者の倫理感や感情を真っ向から逆撫でする存在です。

キュゥべえ自身は悪意を持っているつもりはなく、常に「論理的で効率的な行動」として動いていますが、そこに“心を持たない存在の恐ろしさ”が凝縮されているとも言えるでしょう。

結果として、キュゥべえは『まどマギ』という作品のダークさを象徴するキャラクターであると同時に、多くの視聴者にとって「絶対に信用してはいけない存在」として、強烈な印象を残しています。

その嫌われっぷりは、SNS上でのミームや“悪役としての再評価”も含め、今なお語り継がれるほどの圧倒的インパクトを誇っています。

©Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project

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