月刊アフタヌーン2025年5月号に掲載された「メダリスト」最新第52話「全日本ジュニア女子FS(後編)」がついに公開!
今回のエピソードも、熱血と感動の渦に巻き込まれること間違いなしの内容でした!!
BOW AND ARROWの歌詞の本当の意味や、いのりと光、光と夜鷹純のそれぞれの関係の変化など気になるあらすじとネタバレ・感想とともに、余韻が残る感想をお届けいたします。
※メダリスト52話は、次巻の第13巻に収録される予定です!12巻は1月22日に発売されたばかりで、13巻の発売も2025年6月に決定!待ち遠しいですね♪
このエピソードを読んで、改めて感じたことがあります。それは、令和という時代に、冷めた風潮が漂う中で、このような熱血スポーツ漫画がこれほど多くの人々の心を掴んでいるのは、本当に凄すぎるということ!
情熱と汗が描かれることで、まるで自分もその競技場に立っているかのような熱さを感じさせてくれる歴史的名作「メダリスト」の力強さ。今回はどんなドラマが待ち受けているのでしょうか?
さあ、感動の神回と話題が尽きないメダリスト52話の素晴らしさを共に分かち合いましょう!!
メダリスト最新52話のあらすじ
いのりは涙を抑えきれず、光の演技を最後まで見守ります。
心の中で「最強のライバルにふさわしいのは、私だけ」と誓い、全てを捧げる思いでノーミスの完走を果たしました!!光の演技に観客はスタンディングオベーション。
最終的に156.54をマークし、全日本ジュニア女子フリースケーティングは感動の幕を下ろします。
一方、振付師のレオニードはその振り付けに憤りを隠せませんが、レイリーは「本当に頑張ったね」と光を称賛しました!そんな中、レイリーは思い切って夜鷹純に見解を求めます。
夜鷹純は冷静に一部の修正点を指摘し、突然「今日で君の指導は終わりだ」と告げますが…その言葉の裏に隠された真意とは…?
メダリスト最新52話のネタバレ感想:感動と葛藤の交錯
涙と決意の舞台:光の演技に賭けた想い
TVアニメ「メダリスト」公式サイト/©つるまいかだ・講談社/メダリスト製作委員会
冒頭では、いのりが涙を抑えきれず、心の中で光の演技を必死に見守りました。
光は足の重さに悩みながらも、最愛のジャンプに挑戦する喜びを感じて演技を続けます。
過去の経験から、人々の視線に敏感であり、時にはその期待に応えようと必死に演じることもありました。
しかし、氷の上では何者にも縛られず、ただ最強であっていいと心に誓います。
“いのりのために、最高に輝く光でいよう”そんな気持ちで迎えた最後のジャンプ、3回転アクセル+3回転ループを見事に決める瞬間、彼女のこれまでの努力の結晶を実感せずにはいられませんでした…!!
「絶対にここまで辿り着いてほしい」という願いを胸に、光はノーミスで滑り切り、観客からは惜しみない拍手が送られます。
結果、光は156.54点という圧倒的なスコアで1位を獲得し、日本ジュニア女子フリースケーティングの幕を下ろしました!!
今回は本当に光ちゃんが終始眩しすぎて涙が溢れましたね…
大人たちがそれぞれちゃんと子どもを守る大人の立場でいてくれることにもまた泣けました…
夜鷹純と光の関係に変化が?
振付師であるレオニード・ソロキンは、光の演技について振り付けの変更を嘆き、「改悪だ!」と声を荒げますが、それに対してライリー・フォックスは光の努力を讃え、「すごく頑張った!!」と称賛の言葉を送りました!
このやりとりの中で、ライリーが夜鷹純に見解を求めると、彼は一部の修正点について言及した後、まさかの「今日をもって君の指導を終わりにする」と告げます。
この展開には流石に驚かされましたが、それでも夜鷹純の指導方法とその厳しさが光の成長にどれほど寄与したかが垣間見え、彼の覚悟と決意が伝わってきました。
夜鷹純と狼嵜光(コーチと選手)の彼らの関係は、まさにそれぞれの領分と責任の範囲を理解し、互いに敬意を払った絶妙なバランスに成り立っていました。
特に、指導者として子供や選手に「ここから先は自立が必要だ」と潔く手を放す覚悟。その決断には、ただ単に手を離すことにとどまらず、相手がその後直面する挫折や失敗を受け入れ、それを自らの責任として負う覚悟が含まれています。
年齢を重ねるにつれて、この決断の難しさが深く沁みますよね。
相手にとっての成長を促しつつ、同時にその成長のために自分の手を離す。手を放した瞬間から、相手は二度と戻ることなく、自らの力で歩む道を選ばなければなりません。
その覚悟と責任を、コーチと選手、指導者と生徒の関係の中でどれだけ重く受け止め、実行できるかが、真の成長に繋がるのだと感じさせられました。
予知されたライリー先生の指導
©つるまいかだ・講談社/メダリスト製作委員会
ライリー先生の活躍の場面には、ただ驚くばかりでした。
選手たちの怪我や不調を見越し、必要な指導を的確に施す姿勢から深い洞察力と経験が光っていましたね。
彼の指導は、ただのテクニックや戦術のみならず、選手たちの気持ちに寄り添って、精神面をしっかりと支えていたのです。
ライリー先生の普段の飄々とした態度と、五輪金メダリストという輝かしい経歴が相まって、引退後に即座に異国の地でコーチとして活躍している姿に対しては、単純に「人脈ゼロでもバイタリティがすごい!」という印象を抱いていました。
しかし、今月号の記事を読んでみると、彼がむしろ積極的に人脈を断ち切り、新たな環境での挑戦に身を投じているのではないかという視点が浮かび上がりました。
これまでの成功や名声に縛られず、自らの道を切り拓くために、意識的に過去と決別している姿勢には、さらに深い感銘を受けました。
この先を見据えた彼の指導スタイルに、尊敬の念を抱かざるを得ません。
米津玄師さんの手がけたOP:BOW AND ARROWの歌詞に込められた意味
©つるまいかだ・講談社/メダリスト製作委員会
米津玄師さんが手がけられたOP:「BOW AND ARROW」は、その歌詞に深い意味を込め、聴く者に強い印象を与える名曲です。
アニメの主題歌としても使われたこの曲は、登場人物の心理や葛藤を巧みに表現しており、その歌詞を通じて様々な解釈が生まれています。
まず、「そう君の苦悩は君が自分で選んだ痛みだ そして掴んだあの煌めきも全て君のものだ」という歌詞は、自己決定と責任、そしてその先に得られる光輝を強調しています。
キャラクターたちが自分自身で選んだ道を歩んでいく中での苦しみと、それを乗り越えた先にある栄光を象徴しています。
苦悩とその先の勝利が一体となり、彼らが自分の選択に対する覚悟を持つことが大切であるというメッセージが込められているように感じました。
また、「見違えていく君の指から今 手を放す」というフレーズは、成長とその過程での「手放し」を描いているように思えます。
物語の中で、子供と大人がお互いに成長し、時には助け合いながらも、最終的には自立する道を歩みます。
この歌詞は、他者を手放し、自分自身で歩み続ける勇気を示しているようです。
夜鷹純と狼嵜光の関係においても、この歌詞は重要な意味を持っています。
彼らが持っていた「手を放す」瞬間、つまり他者の背中を押して自分の道を選ぶ決断が描かれており、物語の中でそれぞれが自立していく過程に重なります。
特に、夜鷹純が最初から覚悟を決めていた人物であったことが、この歌詞と深く結びついており、彼のキャラクター性をより一層深く感じました。
そう、この曲は「いのりと司」の為だけでなく、「光と夜鷹純」の関係にも新たな意味が込められていたのです。
米津玄師さんの歌詞は、単に物語の中の二人の関係性を描くだけでなく、彼らの心情や成長を巧みに表現していました。
作品に対する解像度が極めて高く、細部に至るまで緻密に構築されており、リスナーに多くの感情を呼び起こす力をひしひしと感じました!!
いのりと光の高め合う関係 |強さと美しさの表現に感動
物語の中で、光が「希望の光になる」と誓い、ライバルのために氷上を舞い踊るシーンには言葉を失いました。
いのり「光ちゃん、あなたは…
私をずっと照らしてくれる
希望の光だ!!!」
その後のいのりの台詞も、感動と美しさが溢れていました。
いのりと光、両者の関係の中で、最強であり続けることをお互いが望み合う姿勢に心打たれます。
メダリストのテーマ”親子の庇護と自立”
「メダリスト」の深層には、繰り返し現れるテーマとして「自立」があります。
光は、物語を通していのりと共に歩みながらも、着実に自らの道を切り開いていきます。
家族やコーチからの支えを受けつつも、最終的には自立した存在として成長する光の姿には、感動せずにはいられません。
また、光が「あなたが私の光でいてほしい」と願う一方で、いのりもまた光を照らす存在となり、二人の関係性は対比を通じて描かれています。
この対比が物語をより一層深いものにしており、互いに影響を与え合いながら成長していく姿が心に響きます…
本作は、ただのスポーツ漫画にとどまらず、子どもが大人から精神的に自立していく過程を丁寧に描いている点が特筆すべきです。
『メダリスト』は、スポーツの熱い展開だけでなく、子どもを支える大人の視点や、子どもが大人から精神的に自立していく成長過程もしっかりと描かれていてただただ感服。
親や教育関係者にこそぜひ読んでほしい名作です!!
令和時代における熱血スポーツ漫画の大成功
令和時代における熱血スポーツ漫画の大成功は、まさに現代の奇跡ともいえる現象です。
冷徹な社会情勢や日々の困難が影を落とす中で、どうしてこれほどまでに情熱溢れる物語が誕生し、心を打つのでしょうか!
それは、氷のように冷たい競技の世界に身を置くアスリートたちと、それに情熱を注ぐ作者の姿が、まるで二つの対極的なエレメントの融合を象徴しているからに他なりません。
この漫画における「氷」の部分は、日本アイススケート協会や競技自体を背景にした冷徹で厳しい現実ですが、同時にそこに燃えさかる「焰」のような情熱が作者そのものであり、彼らが紡ぐ物語には熱き心と努力の証が刻まれています。
どんな困難に立ち向かい、どれほどの失敗を繰り返しても、決して諦めることなく成長し続ける姿が心を震わせます。
それぞれのキャラクターが持つ努力家の面、そしてその中での成功と失敗は、読者に深い共感を与え、まるで自分のことのように応援したくなる気持ちを引き出します。
キャラクターの成長や友情、そして挑戦の物語は、単なるスポーツ漫画の枠を超えて、見る者に勇気と希望を与えてくれました。
彼らがどんなに苦しんでも、どんなに涙を流しても、その先にある「必ず明日は来る」というメッセージが、読者の胸に深く響きます。
このような王道ながらも熱の籠った作劇が、令和という時代においても依然として大きな支持を受けており、今もメダリストが多くの人々に愛され続けている理由は、まさにそこにあるのです!!
メダリスト最新52話ネタバレ感想まとめ
光といのりの関係はますます深まっており、特に光がいのりに抱く感情の重さが伝わってきました!!
いのりが目指すものが明確であるのに対し、光のいのりへの思いは計り知れないものがあることがわかります。
また、レイリー先生の姿勢も印象的で、彼女の過去の経験から来る子どもを守ろうという姿勢に胸を打たれました!!
光の4回転ジャンプは一時的に封印されることとなり、今後の展開がどのように進んでいくのか気になります。
そして次はいのりの出番!次回、ジュニアグランプリファイナルを心待ちにしながら、引き続きこの物語の先に何が待っているのか、期待が膨らみますね!!
©つるまいかだ・講談社/メダリスト製作委員会様より引用

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