本記事では、『サカモトデイズ』の最新刊までの戦績や生死を徹底的に考察し、各キャラクターの戦いの軌跡を振り返りつつ、最終的な結末までのネタバレ・Wikiを含めた分析を画像付きでお届けします。
最新話のネタバレ感想を交えながら、物語の中で何が起こり、どのキャラクターがどのように生き残ったのか、または倒れたのか、これまでの戦績や生死の詳細、そして今後の展開に必要な情報をしっかりとまとめていきますので、是非最後までお楽しみください。
※漫画rawなど違法サイトでの閲覧は、コンテンツの本来の価値を損ねるばかりか、ウイルス感染の危険も伴います。より安全に、そして作品をより深く理解するためにも、本記事のような考察記事を通して『サカモトデイズ』の魅力を存分に堪能してください!
※また物語を最大限に楽しむためには、まず登場人物の詳細を知ることが不可欠!彼らの心情や動機を理解することで、本編の展開がより理解し楽しめる筈です。主要キャラクターの考察を先に読んで、作品を理解し更に本編の内容を楽しんでいきましょう!
- 【ネタバレ】サカモトデイズ 主要人物の全貌
- 【ネタバレ】サカモトデイズ 主要人物の関係者の全貌
- 殺連(サツレン)
- 【ネタバレ】ORDER(オーダー)の全貌
- 【ネタバレ】JCCの全貌
- 【ネタバレ】上層部の全貌
- 【ネタバレ】殺連専属占い師の全貌
- 【ネタバレ】殺連所属の殺し屋の全貌
- 【ネタバレ】その他の構成員の全貌
- 【ネタバレ】スラー一派の全貌
- 【ネタバレ】死刑囚たちの全貌
- SAKAMOTO DAYS 全巻の感想・ネタバレ
- 第1巻ネタバレ感想:伝説の殺し屋「坂本太郎」の新たな戦い
- 第2巻ネタバレ感想:坂本を狙う奇妙な殺し屋たち
- 第3巻ネタバレ感想:サバゲー大会と地下組織の陰謀
- 第4巻ネタバレ感想:ラボ編完結!緊迫の救出作戦
- 第5巻ネタバレ感想:カジノ対決と新たな刺客たち
- 第6巻ネタバレ感想:死刑囚編が本格化!坂本の異変と「X」の狙い
- 第7巻ネタバレ感想:スラーとの対決と新たな試練
- 第8巻ネタバレ感想:JCC編入試験の激闘と新たな仲間たち
- 第9巻ネタバレ感想:坂本の怒りとX(スラー)の影
- 第10巻ネタバレ感想:JCC潜入と新たな対立
- 第11巻ネタバレ感想:混乱を極めるJCCと新たな敵の登場
- 第12巻ネタバレ感想:京都の街で繰り広げられる壮絶な戦闘
- 第13巻ネタバレ感想:過去編の開幕と新キャラクターの登場
- 第14巻ネタバレ感想:過去編の完結と新たな舞台へ
- 第15巻ネタバレ感想:激闘!豹 vs クマノミ&平助
- 第16巻ネタバレ感想:殺し屋展で“世紀の殺し合い”の幕開け
- 第17巻ネタバレ感想:真冬の決断と戦いの激化
- 第18巻ネタバレ感想:決着と激闘、そして新たな闇の登場
- 第19巻ネタバレ感想:赤尾の衝撃的な変貌と激動のクライマックス
- 第20巻ネタバレ感想:赤尾の衝撃的な変貌と激動のクライマックス
- まとめ| サカモトデイズ最新話までのネタバレ考察
【ネタバレ】サカモトデイズ 主要人物の全貌
坂本 太郎(さかもと たろう)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
本作品『SAKAMOTODAYS』の主人公である坂本太郎はかつて伝説の殺し屋として恐れられた男です。
かつては「ORDER」という精鋭部隊に所属し、数多くの命を奪ってきましたが、運命の相手である葵との出会いをきっかけに一変。結婚し、娘をもうけたことで、殺し屋としての道を引退し、坂本商店を開業します。
一見すると、すっかりだらけた日常を送っているように見える坂本ですが、その戦闘能力は決して衰えていません。
体重が増えたものの、いざという時には殺し屋としての本能が呼び覚まされ、再び戦闘モードに突入します。
驚くべきことに、激しい戦闘を繰り広げると、すぐに痩せるという不思議な体質も持ち合わせており、そのギャップが彼の魅力を一層引き立てています。
坂本は周囲の人々から「何でも屋」として信頼され、困っている人々を助けるために立ち上がります。
平穏な暮らしを送っていた彼ですが、ある日、同期の殺し屋・南雲与市により10億円の懸賞金をかけられ、命を狙われることに。
これによってかつての仲間たちや個性豊かなキャラクターたちと再び関わり、彼の平穏無事な生活を取り戻すために立ち向かっていくのです!
朝倉 シン(あさくら シン)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
坂本太郎のかつての部下であり、エスパー能力を持つ青年・朝倉シン。
彼はテレパシーを使って人の心を読むことができる能力を持ちますが、その能力を成長させることなく、物語が進んでいきます。
シンは、かつて坂本を暗殺するために命令を受けていましたが、坂本の家庭を知ったことで心が動かされ、暗殺を拒否します。
この選択がきっかけで命を狙われることになり、坂本に救われました。
その後、坂本商店で働くこととなり、坂本への信頼と敬意は変わらぬまま、彼の側で活躍を続けます。
シンの名前「朝倉」は、彼が過ごした実験施設で親しくしていた男「朝倉」に由来しており、彼の過去にも大きな影響を与えています。
彼のテレパシー能力は物語を通して成長の余地を感じさせ、準主人公として今後の展開においても重要な役割を果たすことでしょう!
陸 少糖(ルー シャオタン)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
中国マフィア・陸家の娘である陸少糖は、物語の中で坂本太郎と出会い、坂本商店で働くことになるユニークなヒロイン。
初登場時、金庫の鍵を持って弾商会から逃亡していた彼女は、坂本たちと出会い、仲間として加わります。
彼女は肉まんが作れるという理由で坂本商店に就職することになり、その後も彼女の特異な性格が物語に彩りを加えていました。
少糖は自称「酔拳使い」であり、酒癖が悪いという一面も持っています。まだ18歳という若さながら、すでに大人顔負けの酒量を誇る彼女ですが、その不思議な魅力は周囲を引きつけてきました。
また、陸家の相談役・陸無糖に溺愛されていることから、彼女の過去にも謎が多い人物です。
眞霜 平助(ましも へいすけ)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
フリーランスの殺し屋として生きる眞霜平助。
彼は、どこかコミカルな部分を持ちながらも、狙撃の腕前は一流で、その実力を坂本太郎にまで認められています。
ピー助という愛鳥を飼い、なんとも愛嬌のある一面を持ちながらも、生活は困窮しており、テント暮らしをしています。
その金銭感覚は少しズレており、自分の食費を2千円、ピー助には2万円も使っているという、非常に変わり者な人物です。
涙もろい一面もあり、情に厚い性格の持ち主。
かつて坂本と記録を競い合った際には、狙撃の技術で坂本の記録を上回り、全盛期の坂本すらも上回る描写が描かれました。
しかし、そのバカさ加減ゆえに前の組織をクビになり、今は坂本とともに新たな生活を送っています。
戦闘では基本的に冷静に対応しつつ、敵に対しては容赦なく攻撃する姿勢を見せるなど、その矛盾した性格が大変魅力的です。
坂本 葵(さかもと あおい)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
主人公である坂本太郎の妻であり、花の母親である坂本葵。彼女は、坂本がまだ殺し屋として生きていた時代に、コンビニ店員として出会いました。
そこから坂本が一目惚れし、交際を経て結婚に至るわけですが、葵自身も非常に肝が据わった性格です。
彼女は、バスジャックのような危険な状況でも、冷静に坂本を信じて行動する度胸を持っています。
坂本が過去に殺し屋であったことを知っている葵ですが、彼との間に「殺し屋の仕事をしたら離婚」という家訓を設けています。
この家訓が生まれたのは、二人が若い頃、クリスマスに坂本が人を殺す仕事を終えてプレゼントを買った際、葵が彼の仕事に対して嫌気を感じたからです。
その後、坂本は「人を助ける人生」にすることを誓い、殺し屋としての道を絶ちます。葵との約束が坂本の人生を大きく変えるきっかけとなったことは言うまでもありません。
坂本 花(さかもと はな)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
坂本太郎と葵夫妻の間に生まれた娘、坂本花。彼女は、赤ん坊の頃に見せた笑顔が花が咲いたようだったことから「花」と名付けられました。
その優しい性格は両親譲りで、戦いに傷ついた殺し屋たちに絆創膏を渡すなど、心優しい一面を見せています。
物語が進む中で、小学校に入学した花は「シュガーちゃん」というキャラクターが大好きで、限定品のランドセルをもらう場面も描かれました♪
このエピソードは、坂本と葵がどれだけ愛情を注いで花を育てているかを感じさせ、彼女の成長を温かく見守る中、読者の心もしっかり掴んでいます。
【ネタバレ】サカモトデイズ 主要人物の関係者の全貌
南雲 与市(ナグモ ヨイチ)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
南雲与市は、坂本太郎とJCC時代に同期だった人物で、坂本に対して様々なアドバイスを送り、サポートをしてきた重要なキャラクターです。
彼は、坂本だけでなく、他の仲間たちにも深い影響を与える存在ですが、非常に掴みどころのない人物です。
その性格は謎めいており、エスパー能力を持つ朝倉シンでさえ、彼の心を読むことができないほど。まさに「不可解な男」と言えます。
元々は日本殺し屋連盟直属の特務部隊「ORDER」のメンバーで、その実力は「ORDER」の中でも1、2を争うほどの強さを誇ります。
彼の武器は、6種類の武器を収納した巨大な十徳ナイフのようなもの。戦闘中、サイコロを振って使用する武器を決めるという遊び心を持ち合わせており、彼のユニークな戦いっぷりには一種のユーモアや余裕さえも感じられますよね。
さらに、南雲は変装術の達人であり、隠密の名家出身という背景もあります。これにより、他人を変装させることもできる能力を持ち、ますますその謎めいた雰囲気を深めています。
彼がどんな形で物語に関与していくのか、その今後の動向に注目が集まります。
赤尾 リオン(アカオ リオン)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
赤尾リオンは、JCC時代に坂本太郎や南雲与市と共に、恐ろしいほどの評判を立てていた女性。
彼女は、標的を殺すための「道」を視覚的に見ることができる特殊な能力を持っており、その能力を駆使して数多くの任務をこなしてきました。しかし、数ヶ月前に彼女は命を落としてしまいます。
実際には、彼女の死後、坂本の首に10億円の懸賞金がかけられたという衝撃の事実が判明し、物語はさらに波乱を呼ぶことになりました。
赤尾リオンの姪、赤尾晶は後に同期である有月憬に惨殺される運命を辿ります。このような人間関係の複雑さと、リオンが生前にどのように関わっていたのかが、今後の展開に大きな影響を与えることでしょう。
陸 無糖(ルー ウータン)
陸無糖は、中国マフィア「陸家」の中でも特に頭脳派の人物として知られています。
武闘派が多い陸家の中で、彼は組織のブレーン的存在であり、その知識と戦略で多くの難局を切り抜けてきました。
朝倉シンが彼の頭の中を読もうとした際、その膨大な情報量にシンがオーバーヒートしてしまうというエピソードもあります。陸無糖の知識と情報量の多さがいかに特異であるかが伺えますよね。
物語では、坂本太郎たちが裏カジノで活躍する場面を見て、彼は坂本たちの実力を認め、また、陸少糖を連れ戻すために動き出しました。
坂本商店に臨時アルバイトとして働くこともあり、彼の動きが今後のストーリーにどのように絡んでいくのか注目されています。
朝倉(アサクラ)
朝倉(アサクラ)は、政府非公認の化学研究施設「ラボ」の所長で、40歳にしてシンの育ての親。
シンをエスパーにした人物であります。
殺連(サツレン)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
殺連(サツレン)は、日本最大の殺し屋組織「日本殺し屋連盟」の通称。構成員は約1000名、そのうち約400名がプロの殺し屋。「ORDER」もこの殺連の団体です。
【ネタバレ】ORDER(オーダー)の全貌
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
ORDERは、日本最大の殺し屋組織「日本殺し屋連盟」に直属する特務部隊で、殺し屋界の中でも最強の戦力を誇ります。
主な任務は、殺連が指定した危険な殺し屋の抹殺であり、秩序を保つために活動しています。
定員は10名とされていますが、実際にはその人数に達することはほとんどありません。
※坂本太郎もかつてこの部隊に所属していました。
神々廻(シシバ)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
神々廻は、ORDERのメンバーであり、その武力や冷静さで知られる一方、少し変わった一面も持っています。
長髪で左顎に傷を持ち、関西弁で話す彼は、ORDERの中では比較的常識的な人物。しかし、タマネギが料理に入っていると凶暴化し、料理人を滅多刺しにするなど、暴力的な一面を持っています。そのため、神々廻の人物像は、冷徹な殺し屋としての顔と、ちょっとした人間臭さを感じさせる一面が共存しています。
彼は部下の大佛とよく行動を共にしており、彼女の自由すぎる性格に振り回されながらも、一定の尊敬を抱いています。
また、ORDER創設者の一人である四ツ村暁からは指導を受けており、坂本太郎とも面識があり、「坂さん」と呼び敬語で接するなど、一定の敬意を払っています。
大佛(オサラギ)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
大佛は、ORDERの紅一点として、ベールと黒いドレスをまとい、神秘的でクールな雰囲気を放っています。しかし、見た目に反してマイペースで非常に負けず嫌いな性格で、任務では神々廻とよく行動を共にし、彼をしばしば振り回すことが多いです。とはいえ、神々廻を先輩として尊敬している様子も見受けられ、彼との関係性が彼女のキャラクターに深みを与えています。
新入りの大佛は、神々廻に紹介されるまで坂本太郎とは面識がなく、彼女の過去についてはあまり多くが明かされていませんが、田舎の農家出身という情報が伺えました。
上終(カミハテ)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
上終は、「ORDER」の中でも群を抜いて優れたスナイパーであり、殺連史上最強の狙撃手。長距離狙撃のギネス記録を保持しており、その射程距離は驚異的な”8キロ”。
これまでに「世界で最も影響力のある100人の殺し屋」に選ばれるなど、その腕前と影響力は一目置かれています。
彼の外見は非常に謎めいており、巨大な布で全身を隠しているため、作中では銃身部分しか登場しません。
極度のひきこもりな性格で、他人との接触を避けがちですが、鋭い洞察力と高い技術を持つ彼の狙撃には天候の影響さえも考慮するほどの精度があります。
また、読唇術を使うことができ、状況に応じて銃弾の軌道を微調整する能力も備えています。
上終は、画家兼殺し屋のジョン・ペイチーを8キロの距離から射殺し、その功績で名を馳せました!しかし、フランスでペイチーの遺作を見た際、本当の狙撃手が坂本太郎であることを悟り、坂本への恨みを募らせることに…。
沖(オキ)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
沖は、「ORDER」のリーダー的な存在で、冷徹で厳格な性格を持つ37歳の男性です。
彼は時間に非常に厳しく、部下たちからはその嫌味な性格ゆえにあまり好かれていません。
特に、神々廻や大佛、上終とは相性が悪く、度々衝突が起きる場面も見られます。
沖はORDER内で指導的な役割を担っていますが、彼の厳格な態度と過去のミッションでの失敗から、部下たちとの関係に溝が生まれているようです。
特に、坂本太郎とのミッション終了後には責任を取るために自殺を示唆する発言をしており、その重い発言が部下たちに与えた影響も大きいとのこと。
トーレス
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
トーレスは、長身の老人で、ギャンブル依存症という一風変わった背景を持っています。
彼は沖にスカウトされ、ORDERのメンバーとなりましたが、602億円もの借金を抱えているため、利息分しか働かないという独特の主義を貫いています。
坂本太郎とは戦った経験があり、その実力は確かなもの。
トーレスは、一般常識には欠ける一面があり、他のメンバーとは少し異なる価値観を持っていますが、戦闘においては非常に優れた能力を発揮してきました。
七夕(タナバタ)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
七夕はプロのミュージシャンであり、沖にスカウトされたORDERのメンバー。
彼は殺しからインスピレーションを受けて作曲をしており、非常にユーモアに溢れた人物です。
【ネタバレ】JCCの全貌
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
「JCC」——それは日本国内で最も名高い殺し屋養成機関、通称「Japan Clear Creation」の略称です。
4年制の全寮制で、数百人もの生徒が厳しい訓練を受けるその場所は、言葉にできないほどの過酷さを誇ります。
教員は35名、生徒は約1000人。男女比は8対2で、毎年何百人もの若者がその命を失うか途中で脱落します。それでも、残った者たちは在学中にプロのライセンスを得るほどの実力を身につけ、次代の殺し屋たちとして名を馳せるのです。
「透明な殺意に徹せよ」。それがJCCの基本理念である。
赤尾晶(アカオ アキラ)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
赤尾晶は、JCC編で登場した受験生の一人です。彼女が初めて登場したのは飛行機内での試験中。
銃の使い方に困っていた彼女を、坂本太郎が優しくレクチャーし、その一件が彼女の心に大きな影響を与えました!
実は暗殺よりも家事の方が得意で、その手腕を活かして飛行機が爆破された際には、上空に投げ出される事態を切り抜け、簡易的なパラシュートを作り出しました。
そんな多才な彼女も、JCCに入学すると授業に追いつけず苦労します。
しかし、JCCがスラー一派に襲撃される中で、彼女は衝撃の事実を知ります。
叔母である赤尾リオンがスラー、つまり有月憬に殺害されたことを。悲しみと怒りに駆られた彼女は、京と手を組み、リベンジを誓いながらJCCを去るのでした。
勢羽夏生(セバ ナツキ)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
勢羽夏生は、光学迷彩を使いこなす特殊なスーツを持つ殺し屋。
通称「透明人間」とも呼ばれる彼の特徴的な能力は、姿を完全に消し去ることができることです。
ラジオが好きで、仕事はできるだけ残業せず、効率よくこなすタイプ。
高速道路で坂本たちと対決したこともありますが、最終的には眞霜平助のサポートを受けたシンに敗北しました。
その後、コミックスのおまけでは、ラボ崩壊後にクレープ屋へ転職し、話題のメニューで大繁盛。
光学迷彩を使って宙に浮かせたクレープが話題となり、店は大賑わいに。
そしてJCC編にて再登場を果たしたのち、そこで明らかになるのは、彼が勢羽真冬の兄であるという事実。さらに、インフルエンザを弟に移してしまい、真冬がマスクをしていた理由もこのためだったということがわかります。
勢羽真冬(セバ マフユ)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
勢羽真冬は、JCC編に登場する14歳の受験生。
年齢にしては冷静な判断力を持つ一方、非常に潔癖な性格をしており、血を浴びることに過剰に反応してしまうほど。
精神的にはまだ年相応に幼い一面もあり、自信家でありながらもすぐに弱音を吐いてしまうことが多い。
映画よりもYouTube派だと言い、現代っ子らしい一面も持っています。
兄の勢羽夏生からインフルエンザをうつされ、試験を受ける羽目になったことを「クソ兄貴」と愚痴りながらも、その試練に立ち向かいます。
朝倉シンからは「潔癖ゆとり野郎」とからかわれつつも、その場慣れした能力を活かし、試験を乗り越えていく姿が描かれています。
虎丸尚(トラマル ナオ)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
虎丸尚は、JCC編入試験の三次試験で現れた女子。
彼女はただの試験受験生にとどまらず、すでにプロの殺し屋や殺し屋会社から推薦を受けるほどの実力を誇っています。
坂本太郎と出会ったことで人生が大きく変わり、坂本を神格化している彼女は、自作のグッズを作るほどの熱狂的なファンです。
音楽やおしゃれに目覚め、友達もでき、坂本に対する憧れが深まっていきました。しかし、坂本が太った姿を見て驚き、そのショックを受ける一幕も。
さらには、勢羽真冬と共に拉致された際、有月憬のファンになったことで、彼女の視野が広がり始めます。
加耳丈一郎(カジ ジョウイチロウ)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
加耳丈一郎は、JCC編入試験で合格した推薦組の一員。
極度の人見知りで、口数が少ない彼ですが、その聴力は驚異的です
ヤナヤ・ツー
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
ヤナヤ・ツー、通称「キルベイビー」は、JCC編入試験において5浪を経験したベテラン。
新人いびりを好む一方、28歳という年齢にして、まだその実力を証明し続けています。
坂本や赤尾晶と同じチームになり、編入試験を合格しました!
四ツ村周(ヨツムラ アマネ)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
四ツ村周は、ORDERの創設者である四ツ村暁の息子です。
幼少期、母親が父によって命を奪われるという悲劇的な経験をした彼は、その後祖父に引き取られてJCCで育ちました。
JCCでの生活が長いため、一般社会の知識には疎い一面がありますが、その記憶力は優れ、祖父である廟堂のDNAを受け継いでいます。
暁の情報を得るため、鹿島と繋がりを持ちながらも、坂本たちに協力するために坂本商店にアルバイトとして勤務しています。
佐藤田悦子(サトウダ エツコ)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
佐藤田悦子は、JCC(日本殺し屋養成機関)に所属する古参の女性教員で、合気道の達人としてその名を馳せています。
シンの物語において、彼の過去を探る手がかりを提供する重要な人物であり、彼がJCCに入学した際にデータバンクの発見へと繋がる一歩を踏み出させました。
初登場は暗殺実戦演習で、厳つい男性教員と共に登場します。
シンは彼女の情報を得ようとこの授業に潜り込むものの、予想外にもシンは彼女に簡単に床に叩きつけられます。男性教員はただの助手で、実は佐藤田こそがシンが探していた人物だったのです。彼女の冷静さと技量に驚かされると同時に、彼女がただの教師ではなく、過去の実力派殺し屋であることが垣間見えました。
実際、彼女はかつてその腕前を評価され、ORDERからオファーを受けるほどの実力者でしたが、過剰な殺戮に心を痛め、その道を捨て教職に身を振った経緯があります。
彼女の教えの中でも、合気道を殺し屋教育に取り入れることで、今ではJCCの必須科目として生徒たちに指導しています。その過程で、ただ単に殺しの技術を教えるのではなく、命の重みを伝えることにも注力しています。
シンが過去の問題に立ち向かう中で、彼女は一度、自分がかつて教えた生徒たちが命を落とさないよう、彼らを守りたいと強く願う気持ちを見せます。その一方で、彼女自身もまた過去を抱え、辛い決断を下さなければならない場面に直面します。
現役時代は、強靭な武闘派として数多くの任務をこなしてきた佐藤田ですが、あまりにも多くの命が奪われるこの世界に深い疑念を抱き、最終的にはその道を捨てました。
廟堂(ビョウドウ)
廟堂は、四ツ村周の母方の祖父であり、JCCの用務員として働いている人物です。
彼は超人的な記憶能力を持ち、その知識量はまさにJCCのデータバンクそのものといえる存在。
【ネタバレ】上層部の全貌
麻樹栖(アサキ セイ)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
麻樹栖は、現在の「日本殺し屋連盟」(通称、殺連)の会長であり、かつては四ツ村暁と共に次期会長候補として名を連ねていた人物です。
彼の最大の特徴は、自分が決めたことを実現させるためなら、どんな手段でも厭わないという極端なまでの意志の強さ。わがままで、自己中心的な性格が彼の支配力を強めています。
かつて、アルカマルの人間を人質に取り、弟である有月憬(後のスラー)をJCCに潜入させ、スパイ活動を強要したこともありました。
天羽宗一(アモウ ソウイチ)
天羽宗一は、殺連の前会長であり、8年前に新体制派によるクーデターで命を奪われました。
武藤エリオ(むとう エリオ)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
武藤エリオは、麻樹栖を退けて会長に就こうとする野望を抱いていた殺連幹部でした。
彼は、自身の目標に向かって慎重に歩みを進めていましたが、スラー一派に脅され、会長殺害の計画に協力することを強いられます。
その結果、スラーが体内に仕掛けた爆弾によって命を落とすこととなりました。
福光(フクミツ)
福光は、殺連関西支部の支部長としてその名を知られる人物です。
任務に失敗したORDERのメンバーに対して、粛清を実行する厳格さを持ち合わせています。
【ネタバレ】殺連専属占い師の全貌
アタリ
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
アタリは、殺連の専属占い師として知られ、その的中率はなんと100%。
殺連の重要な決定事項のほとんどが、彼女の占いを通じて行われています。そのため、彼女の存在は極秘中の極秘であり、組織内でもその存在を知る者はごくわずか。
まさに殺連の影の支配者と言える存在です。しかし、スラー関連の占いを外し続けた結果、スラーとの共謀を疑われ、最終的には殺連監獄の最下層に収監されてしまいました。
【ネタバレ】殺連所属の殺し屋の全貌
慈乃(しの)
四ツ村暁の妻であり、新体制派の幹部の部下。彼女は、息子の周を人質に取ったことが原因で、最終的に四ツ村に命を奪われました。
武部(たけべ)
殺連関東支部に所属する殺し屋で、額と頬に大きな傷を持つ男。彼の生き様は、その傷に象徴されるように、過酷な戦いと命のやり取りの中で刻まれてきました。
最終的には、彼はあっけなく命を落としてしまいます。
猪田(いのだ)
武部の先輩であり、特徴的なモヒカン頭がトレードマークの男。
彼もまた、楽に命を奪われる運命にありました。
鮫島(さめじま)
「世界の殺し屋展」で、特殊護衛分遣隊の隊長として名を馳せる男。
シンと夏生を軽々と抑え込む実力者ですが、楽の寸勁によって首から上を吹き飛ばされ、あっけなく命を落とします
ニンニンマン
「世界の殺し屋展」で日本の昔の殺し屋エリアを警護する忍者殺し屋。
坂本が投げた折り紙の手裏剣で、日本刀を折られ、敗北しました。
枷錠(かせ じょう)
殺連監獄B1の看守長を務める枷錠は、かつてORDERの下部組織である反テロ組織・殺連特殊分遣隊に所属していた殺し屋です。
彼はその腕前で「この殺し屋がすごい!ランキング」の1位に選ばれたこともあり、ORDERに最も近かった男でもあります。
【ネタバレ】その他の構成員の全貌
フローター
殺連の事後処理部隊として知られる「フローター」は、破壊された現場や汚れた証拠を元の状態に戻す役割を担っています。
入谷(イリヤ)
入谷は、殺連内で重要な情報伝達の任務を担う人物です。
渡井(わたらい)
「世紀の殺し屋展」において、麻樹が欲していた有形文化財を手に入れるために、渡井は驚くべき行動に出ました。
単なる収集家としての顔を持つ彼は、その文化財を所蔵する国、テート・ブリテンごと買収するという驚異的な手段で目的を達成します。
【ネタバレ】スラー一派の全貌
スラーの組織は、かつて「殺連」の壊滅を目指して立ち上がった謎多き一派です。
その目的は単純ではなく、背後には深い陰謀と人間ドラマが隠れています。
驚くべきことに、組織の多くのメンバーは、かつて存在した「殺連直営」の児童養護施設「アルカマル」から来た孤児たちです。
彼らは、過酷な環境の中で生き抜くため、そして「ORDER」と呼ばれる人工的な戦闘力を得るために、冷酷なまでに「殺し」の技術を学びました。
×(スラー)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
『×(スラー)』は、冷徹で謎めいた青年です。
彼は白いクセ毛に白いセーターとジャケットを身にまとい、優男のような印象を与えます。
しかし、その外見に隠された真の姿は、殺し屋組織のリーダーとしての冷徹さそのもので、殺しには一切の躊躇を見せません。
作中でも最強格の一人とされる坂本と対決した際には、彼に一撃で致命傷を与えるほどの実力を誇ります。
彼の過去には、坂本たちと共に護衛任務に従事していた時期があり、そこでキンダカを手にかけたことがあることが明かされています。さらに数年後、赤尾リオンをも殺害するなど、冷徹な一面を強調する事件を次々と引き起こしました。
興味深いのは、彼がかつてORDERの一員だった坂本に命を奪われるはずだったという点です。
運命に翻弄された彼の過去には、謎と秘密が絡み合っています。
部下に対しては、あまり堅苦しい指導をせず、フランクな態度で接します。彼が組織に強引に引き入れた虎丸も、最初は警戒していましたが、次第に彼を「推し」として慕うようになります。
その奇妙な魅力が、彼に対する信頼を生み出していったのでしょう。
また、彼は時折、独り言をブツブツ言うことがあり、解離性同一性障害の疑いがあるとも噂されています。
ボスとしての異様さを漂わせる一方で、熊埜御の威圧に対しては、楽と共に一歩引く姿勢を見せるなど、人間らしさを垣間見せる場面も描かれました。
鹿島(カシマ)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
X(スラー)一派の一員である鹿島。彼はスラーこと有月を崇拝するサイボーグで、どこか異様な雰囲気を漂わせています。口には「×」の傷か刺青が刻まれ、その外見には謎が隠されています。
全身が武装されたサイボーグで、肉体的には驚異的な耐久性を誇り、どんなにバラバラにされても死ぬことはありません。
唯一、脳が弱点とされていますが、頭蓋骨も強化されており、ヘッドショットを受けても簡単には倒れないでしょう。
坂本太郎との死闘では、電車の車両間という狭い空間で壮絶な戦いを繰り広げましたが、最終的には自動改札機に叩きつけられ敗北。しかし、ただの敗北では終わりません。
その後、ジャンク品として処分されることになりますが、裏方に回り、東南アジアの死刑囚を脱獄させるという行動に出ました。
楽(ガク)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
X(スラー)一派の中でも一際目立つ実力者、楽。
肉叩きのような武器にランチャーを仕込んで使いこなす彼は、単身で殺連関東支部にいた多数の殺し屋を圧倒するほどの実力を誇ります。その武器の使い方一つ一つが巧妙で、戦場ではその異能さが際立っていました。
篁によって右腕と右耳を切断された過去を持ちながらも、その体は不屈の精神を象徴しています。
JCC編入試験編では、リモート技術を駆使して柔軟に体を操作し、試験監督や受験生との戦いを繰り広げました。
宇田(ウダ)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
X(スラー)の一員で、スラーの部下として暗躍していた宇田。殺連の襲来に備えてスパイとして潜入し、内部から情報を探ろうとしていました。
彼の特徴的な言葉、「殺連はホワイト企業だ」とは、殺し屋組織を揶揄しつつも、その裏で抱える暗い部分を指摘しているのでしょう。
しかし、運命の波に呑まれた宇田は、スラーを守るために自爆して命を落とします。
キャロライナ・リーパー
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
目元を隠した外見が特徴的の短気な性格のキャロライナ・リーパー。
彼の体内ではガスが生成され、口から火を吹くことができるという異能を持っています。
その武器はガス切断機。辛党で、物語の中で一度は神々廻に致命傷を与えるものの、最終的には大佛によって地面をくり抜かれ、粉微塵となって命を落とします。
クラブ・ジャム
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
キャロライナ・リーパーの弟、クラブ・ジャムは、その異常な性癖を持つ人物。
額に「Sweet tooth」というタトゥーを入れ、拷問を受けることを好む変態的な一面があります。
彼の能力は、手を打つことで他人を洗脳することができるというもの。相手を操り、意のままにしてしまうその力は恐ろしいもの。
JCCに潜入するものの、シン、夏生、周に敗れてしまい、最終的には殺連に捕らえられてしまいます。
熊埜御(クマノミ)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
X(スラー)一派の一員である熊埜御は、体育会系の熱血漢で、特に仲間を大切にする人物です。
彼の特徴的な能力は、磁力を操るアイテムを所有している点で、これにより戦闘においても大きなアドバンテージを得ています。
バンコクの市内では、豹や眞霜平助といった強敵たちと死闘を繰り広げ、その実力を証明しました。
熊埜御は仲間を絶対視し、仲間を傷つける者には、たとえ自分たちに非があっても容赦しない冷徹さを持っています。
ハルマ
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
ハルマは、顔にタトゥーを施した長身で糸目の男性。
豹に匹敵するほどの驚異的なパワーを誇り、その力をスポーツ(特に球技)にも応用しています。
殺しの技術にもその力を活かすものの、実際には普通の戦い方の方が強いという、少しユニークな戦闘スタイルを持っています。
彼は篁により、有月を守るために命を落としました。
牛頭(ゴズ)
牛頭は、アルカマル出身の人物ですが、詳細は未だ謎に包まれています。
天弓(テンキュウ)
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
天弓は、殺連監獄に囚われている一人の男性で、眼帯をしているのが特徴的。
なぜか常に半裸で楽観的な性格をしており、周囲の状況に対してあまり動じることがないようです。
その武器は弓矢で、まるで冷徹な戦士のように戦いを挑みます。
アルカマル出身で、有月からは「アルカマルの成功例」として言及され、感情が欠落していると言われています。
【ネタバレ】死刑囚たちの全貌
スラーによって東南アジアから脱獄してきた4人の死刑囚たちは、組織にとって有害な人物を抹殺することを命じられます。
それぞれが恐ろしい能力を持っており、その背景には深い闇が潜んでいます。
ダンプ
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
ダンプは、無数の穴を開けて人を殺すことが趣味の死刑囚で、胸には刺青がある褐色肌の女性。
彼女は手や体に仕込んだ伸縮性のあるトゲを使い、敵を容赦なく攻撃します。その罪状は、殺人や強盗致死、死体遺棄など、数々の凶悪な犯罪に関与しており、犠牲者の数は180人にも上りました。
ダンプの独占欲は歪んでおり、好きな人が自分に怯える気持ちで満たされることを望んでいます。
彼女の狂気じみた独占欲が物語にどんな影響を与えるのか、彼女の行動が一層注目されます。神社で大佛を襲撃するも、最終的には体を真っ二つにされて命を落としました。
ソウ
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
全身の肉を削ぎ取って殺すことを趣味とする死刑囚。
特徴的な麻呂眉を持つ金髪の男性で、斧を使う元軍人である。彼の罪状には殺人、強盗殺人、死体遺棄、死体損壊が含まれ、犠牲者の数は64人に達する。ペットショップでシンとルーを襲撃するも、覚醒したシンと酔ったルーに敗北し、逃げ込んだタクシーで豹に殺害された。
アパート
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
糸を用いて人をバラバラにすることを趣味とする死刑囚。
目隠れの青年で、口癖は「死にたい」である。彼の罪状は殺人、死体損壊、誘拐であり、犠牲者の数は206人に上る。歪んだ思想を持つ父親に逆上して殺害し、その後殺人鬼へと堕ちた。
物を整然と並べることにこだわる性質を持つ。東京タワーで坂本と戦い敗北するが、死刑囚の中で唯一生存している。
ミニマリスト
『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト/©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
人を丸めて殺すことを趣味とする死刑囚。ドレッドヘアの大男で、罪状は殺人、強盗殺人である。犠牲者の数は370人に達する。
坂本商店で葵に変装して待機していた南雲と戦闘になり、全く抵抗できずに3番の缶切りで首を刎ねられて死亡した。
SAKAMOTO DAYS 全巻の感想・ネタバレ
第1巻ネタバレ感想:伝説の殺し屋「坂本太郎」の新たな戦い

坂本太郎は、町の商店を営む一見普通の男。
しかし、彼の正体は伝説の殺し屋であり、今もなお危険から家族を守るため戦い続けています。
バトルとコメディが絶妙に交わる本作は、アクションの迫力だけでなく、坂本の過去と現在のギャップが描かれており、独自の魅力を放っていました!
作画はまだ線が荒い部分もありますが、それがキャラクターたちの力強さやスピード感を引き立て、見開きのアクションシーンに圧倒されます。
構図が素晴らしく、ページをめくるたびにワクワクが止まりません!
第2巻ネタバレ感想:坂本を狙う奇妙な殺し屋たち

第2巻では、坂本を狙う謎めいた殺し屋と対峙するシンの姿が描かれました。
思考が読めない相手にどう立ち向かうのか、シンがどんな方法でその難局を切り抜けるのかが見どころ。
遊園地での一見平和な休日を守ろうとする坂本たちの奮闘が、アクションと緊張感を交えながら描かれています。
個人的には、アクションシーンがいつにも増してカッコよくて、特に見開きページでの迫力ある描写には毎回引き込まれます!!
第3巻ネタバレ感想:サバゲー大会と地下組織の陰謀

第3巻では、坂本たちが商店街主催のサバゲー大会に出場します。
賞金100万円を狙って、坂本を標的にしたバカっぽい狙撃手・平助とチームを組むことになり、またしても波乱の展開が繰り広げられることに。
しかし、それだけでは終わりません!
シンがかつて育った地下組織の魔の手が、坂本商店に迫る展開に。物語のテンションが急上昇する中、次巻への期待も高まります。
坂本商店、スラー、オーダーの三つ巴の戦いがどうなるのか、今から4巻が楽しみでなりません!
p.s.坂本太郎の圧倒的な強さがやはり最高です‼︎
第4巻ネタバレ感想:ラボ編完結!緊迫の救出作戦

第4巻では、いよいよラボ編が完結!
坂本商店、殺し屋軍団、そしてORDERという3勢力がラボの地下で一堂に会し、激しい戦闘が繰り広げられました。その背後には「あの男」の存在が影を落とし、緊迫した雰囲気が漂います。
ルーの奪還を目指す坂本商店に対し、鹿島と勢羽が容赦なく襲いかかり、救出作戦の行方が注目されます。
今回もアクションシーンがめっぽう素晴らしくて、坂本の無敵感に安心感を覚えながらも、今後どんな強敵が登場するのかも気になります。
また、坂本の家族愛や仲間との絆がますます深まっている点が心に響きますね。
無口だけどどこか優しさを感じさせる坂本のキャラクターが大変魅力的で、エスパーや怪力キャラとの絡みも見逃せません!
ギャグとシリアスの絶妙なバランスが作品に豊かな味わいを与えており、何度も読み返したくなる部分が多いですね♪
第5巻ネタバレ感想:カジノ対決と新たな刺客たち

第5巻では、坂本商店と中国マフィア・ウータンとのカジノ対決が繰り広げられました。
懸賞金の情報を手に入れるため、ルーを守りながらの緊迫した戦いが繰り広げられますが、個人的には、今巻は、アクションが少し物足りなく感じました。
坂本らしいカッコいい見開きのアクションシーンが少なかったのがその原因かもしれません。しかし、次巻に向けての新展開にはワクワクさせられましたね。
一方で、死刑囚編がスタートすると、物語のテンションが一気に上がります。
ORDERのメンバーはどれもスタイリッシュで格好良く、特に大佛の戦闘シーンは圧倒的でした‼︎
新キャラのおさらぎさんも強力で、ラストのコマは驚きの一言。
戦闘シーンにおける迫力はやはり『SAKAMOTO DAYS』ならではの魅力で、油断していた読者を一気に引き込む力が確かに詰まっていました。
第6巻ネタバレ感想:死刑囚編が本格化!坂本の異変と「X」の狙い

第6巻では、死刑囚編がさらに面白くなり、物語が最高潮に達します。
坂本商店、ORDER、死刑囚たちが繰り広げる殺し合いは、ただのアクションではなく、登場人物それぞれの思いが交錯するドラマとなっていました。
坂本の家族を守るために戦う姿には、改めてその人間味が感じられ、胸が熱くなります。
特に東京タワーでのバトルが印象的で、日常的な場所や地形のアングルを上手く戦闘描写に活かすところが、この作品の魅力の一つだと感じました。
アクションの中にも、場所や状況をうまく利用して戦うというリアリティがあるため、より没入感を味わえますね。
第7巻ネタバレ感想:スラーとの対決と新たな試練

第7巻では、いよいよ「X(スラー)」との対決が始まります。坂本が不殺の誓いを立てた中で、家族を盾に揺さぶりをかける「X」の策略が物語をさらに緊迫させますね!
坂本がその殺意に飲み込まれそうになる場面では、彼の心の葛藤がしっかりと描かれており、ただのアクション漫画に留まらない熱い魅力が詰まっていました。
新章のjcc編入試験編がスタートし、登場する新キャラたちもまた個性的で魅力的。
坂本の強さはもちろんですが、ボールペン一本で無双するシーンは本当に格好良く、坂本の能力の幅広さに驚かされました‼︎
シンの先読み能力も次第に開花しており、このままいくと、常に解放状態のようなレベルに到達するのではないかという期待感が膨らみます。
第8巻ネタバレ感想:JCC編入試験の激闘と新たな仲間たち

第8巻では、JCC編入試験の三次試験が本格的に始まり、複数のチームに分かれての“しっぽ取り”が繰り広げられました!
この試験の中で、坂本たちと敵対することになるシンの成長した姿が見どころです。
試験に新たに加わった3人の“推薦組”の存在が、物語に緊張感と新たな興奮をもたらします。特に、虎丸尚という新キャラが登場し、その不穏な動きに注目が集まりました!
シンと虎丸、そしてマフユの3人組の活躍は、戦闘シーンだけでなく、彼らの絆が強く感じられて非常に熱かったです!!
『SAKAMOTO DAYS』らしいアクションと共に、所々で見せるほっこりとしたシーンもあり、緩急のバランスが絶妙。
第9巻ネタバレ感想:坂本の怒りとX(スラー)の影

第9巻では、シンが危機的な状況に陥り、坂本が駆けつけて彼を助ける場面が描かれます。
坂本の怒りが炸裂し、楽(ガク)が操るシナヤとの激しい戦闘が繰り広げられました。
シンの成長と、坂本が仲間を守るために戦う姿には、感動と共に心が熱くなりましたね。
一方、JCC編入試験は予想外の展開を見せ、試験の結末は一筋縄ではいかないもので、読者の予想を裏切るような驚きの展開が待っていました。
物語の中で、X(スラー)の暗躍が続き、その存在感がますます大きくなります。彼の動きが坂本たちにどう影響を与えるのか。
また、大佛の感情が少しかけている描写や、神々廻さんのツッコミシーンは今巻でもファンにはたまらないポイントとなっていましたね。
大佛が登場するだけで物語が一層面白くなるという印象を受けました。
第10巻ネタバレ感想:JCC潜入と新たな対立

第10巻では、坂本とシンがJCCに潜入し、データバンクに関する情報を探し始めます。
シンは、秘密を握ると思われる教師との“真剣勝負”に突入し、坂本はX(スラー)と繋がる少年・周(あまね)と対峙することに。
Xの謀略が坂本たちに新たな危機をもたらし、物語はますます複雑化していきました。
特に印象的なのは、佐藤田先生の登場です。彼はちょっとズレた部分もありますが、生徒を大切に思っている姿勢が伝わり、まさに理想的な教師像を体現していましたね。
その強さは半端なく、坂本たちにとって大きな支えになりますが、今後どうなるのか気がかりです。坂本の変装がまるで本物の学生のように完璧で、その細かい演出にも感心させられました。
第11巻ネタバレ感想:混乱を極めるJCCと新たな敵の登場

第11巻では、X(スラー)一味の急襲によって、JCCは大混乱に陥ります。
生徒たちを守るために立ち向かう佐藤田先生の姿が光りますが、彼の戦闘能力の高さに圧倒されるばかり。
佐藤田先生の「死してなお教え子のために動く」という姿勢は、本当に尊敬に値します。
彼が京の片目を奪っていくシーンが、非常に印象的で、彼の決意の強さが伝わってきました…!
一方、坂本とシンは周(あまね)の祖父を確保するため、さらに混沌とした状況に突入します。クラブ・ジャムの催眠術が絡むことで、事態はますます複雑に。予測不能な展開が続き、読者を引き込んで離しません‼︎
また、ORDERのキャラクターたちも魅力的で、特にシシバとオサラギのコンビは、観ていて飽きることがありませんね。
シシバと四ツ村の戦闘が本格化し、物語はクライマックスに向けて進んでいきます。特に、シシバと四ツ村の師弟関係に絡んだ過去が明かされる場面は、深く響きました。
第12巻ネタバレ感想:京都の街で繰り広げられる壮絶な戦闘

第12巻では、京都を舞台に神々廻(シシバ)と四ツ村、大佛と芸妓の戦闘が同時進行で描かれ、物語が一層盛り上がりました!
特に、大佛と舞妓の戦闘シーンは圧巻。屏風の穴から覗く大佛の目が、脳裏に焼き付いて離れません!
大佛の戦闘スタイルは派手でありながら、その静けさの中に強烈な存在感を感じさせ、非常に魅力的です!
また、シシバと四ツ村の過去が明かされ、二人の師弟関係に複雑な感情が絡み合う様子が描かれます。
四ツ村と神々廻の間にある情が、戦いの中でどのように作用するのか、今後の展開が気になりますよね。
坂本と京(カナグリ)の戦いもついに最終局面を迎え、緊張感が高まる中で繰り広げられる戦闘シーンには毎度のことながら圧倒されます。
第13巻ネタバレ感想:過去編の開幕と新キャラクターの登場

第13巻では、いよいよ過去編が始まり、若き日の坂本、南雲、赤尾がJCCの超問題児だったことが明らかになります。
退学を回避するために、3人は謎の男・有月(うづき)と共に特別任務に挑むことになります。
この過去編では、これまで明かされていなかったキャラクターの背景や関係性を深掘りする貴重なエピソードとなっており、ファン必見の一冊です!
特に赤尾リオンの登場には驚かされましたね。
これまで少し謎めいていた赤尾の過去や彼の考えが少しずつ明かされていき、キャラクターとしての深みが増していました。
また、有月というキャラクターも非常に気になります。無口で謎めいた存在ながら、彼の過去がどのように坂本たちと繋がっていくのか、非常に気になるところです。
第14巻ネタバレ感想:過去編の完結と新たな舞台へ

第14巻では、過去編が完結し、現代に舞台が戻ります。
今巻は、若き日の坂本、南雲、赤尾、そして有月がともに任務に挑むシーンが印象的でしたね。
要人警護の任務中に、毒使いの攻撃で仲間たちが危機に直面します。このシーンは、過去編ならではの緊張感とスリルがあり、現代と照らし合わせることでそれぞれのキャラクターの成長を感じました。
また、悲劇的な決断を迫られる有月の姿が胸を打ちます。
キンダカ殺害の密命に苦しむ彼の心理描写が丁寧に描かれました。悲劇の歯車が回り始めたことで、より今後の展開が気になりました。
そして、現代パートでは、坂本たちがタイに赴き、そこで新たなバトルが繰り広げられます。豹とクマノミの戦いが始まり、まさに『SAKAMOTO DAYS』らしいアクションが炸裂しました!
第15巻ネタバレ感想:激闘!豹 vs クマノミ&平助

第15巻では、殺し屋たちのバトルがさらに白熱します。
豹と狙撃手・平助、そして磁力使いのクマノミが対峙するシーンは、近接戦と遠距離戦が入り混じった壮絶な戦闘で、それぞれが異なる流儀で戦うため、その戦闘スタイルの違いが非常に面白い!
特に、平助とピー助のコンビネーションが注目ポイント。
平助がライフルを構えるシーンでの雰囲気の変化、そしてピー助が平助を支えるために奮闘する姿は、感動的で心を打たれました!
ドジな面もある平助が、戦闘中に見せる決意と覚悟には、思わず惚れ惚れしてしまいました。
また、赤尾リオンの存在感も強まりましたね。
リオンが語る「僕を守るために…死を覚悟で…」というセリフが不穏で、彼の行動が今後どのように物語に絡んでいくのかが気になります。スラーとの関係にも何かしらの秘密があるようで、リオンの真意が明かされる日は来るのでしょうか。
そして、豹の面倒見の良さや、平助とピー助の絆が心温まる一方で、X(スラー)の陰謀がますます黒く深まっていく様子には、一層緊張感が漂っていました。
第16巻ネタバレ感想:殺し屋展で“世紀の殺し合い”の幕開け

第16巻では、坂本たちが殺し屋展のチケットを手に入れるために奔走し、闇オークションでの争奪戦が繰り広げられます。
ここでの「世紀の殺し合い」が、物語の大きな転換点となることに。
坂本商店、X一派、そしてORDERといった勢力が一堂に会し、異なる思惑が交錯する様子は、スリル満点!
特に、上終という新キャラクターが登場し、彼の強さと個性が際立っていましたね。
少しめんどくさい性格ではありますが、そのキャラの濃さと平助との会話のやりとりが抜群に面白い!また、平助と上終のスナイパー同士の戦闘は、迫力満点で目が離せません。
特に電車を挟んで行われる狙撃戦のシーンは、見開きでの描写が圧倒的で、白熱しました!
物語は、いよいよ本格的な戦闘と謎の解明に向かって進んでおり、X(スラー)の存在がどう影響していくのか、そして坂本たちがどのようにこの激動の時代を乗り越えていくのか、主要キャラクターの行動にますます目が離せません!!
第17巻ネタバレ感想:真冬の決断と戦いの激化

第17巻では、真冬がX(スラー)に利用されていることを知りつつも、任務を遂行しようとする姿が描かれます。
彼女の葛藤と忠誠心が見どころですが、そこに坂本やシンがどのように関わるのかが緊迫感を生んでいました。
シンが必死に真冬を説得しようとするも、最終的に大佛の乱入によって状況は一層複雑に。
展覧会場で繰り広げられる激しい戦闘では、坂本たちが奔走しますが、その中で坂本の冷静さと機転が光ります。
彼の判断力とその戦術的な頭脳が、ますます彼の魅力を引き出しており、読者を引き込んで離しません。
坂本が冷静に動きつつも、仲間を思う気持ちが伝わってきて、感情的に入り込むことができました。
また、サブキャラクターたちのバックストーリーも徐々に掘り下げられ、その一人ひとりの過去や動機が物語に更なる厚みを加えています。
第18巻ネタバレ感想:決着と激闘、そして新たな闇の登場

第18巻では、南雲の一撃で深傷を負った楽(ガク)との死闘が繰り広げられます。
戦いは決着を迎え、タイムアタックのように息をつかせぬ展開が続きます。特に、南雲と楽の対決は互角の戦いが続いており、その結果には驚かされました。
また、地下階でのX(スラー)と殺連会長・麻樹の邂逅、上階でのハルマ&クマノミとシン&神々廻(シシバ)の戦闘が繰り広げられるシーンも圧巻!!戦闘描写の迫力は相変わらず素晴らしく、キャラクターごとの個性が戦いの中で輝いていました。
神々廻の冷徹な強さも際立ちますが、時折見せる人間的な一面が物語に一層深みを加えていましたね。
そして、南雲が楽に対して見せる無慈悲な一面と、それに対するシンの優しさが対比をなしており、この巻では、その間に生まれる微妙な感情の変化を感じ取ることができます。
第19巻ネタバレ感想:赤尾の衝撃的な変貌と激動のクライマックス

第19巻では、致命傷を負ったはずのX(スラー)が豹変し、赤尾の人格が出現します。
この展開が読者にとって大きな衝撃を与え、坂本と南雲が戸惑いながらも赤尾と対峙するシーンが描かれました。
赤尾の言動が本物そのままとなり、彼がどこまでスラーに支配されているのかが大きな疑問を呼び起こしました。
また、この巻では、学生時代の3人、坂本、南雲、赤尾の関係が再び浮き彫りになることに。
赤尾が有月に殺すよう命じるシーンでは、南雲が躊躇し、昔の3人の空気がそのまま蘇る様子に、読者は思わず感情移入してしまいます。
さらに、今巻では『SAKAMOTO DAYS』の別の作品である「骸区」のセルフオマージュシーンが登場し、ファンにとってはたまらない瞬間でもありました!!
第20巻ネタバレ感想:赤尾の衝撃的な変貌と激動のクライマックス

今回で、坂本の「家族」や「仲間」の安全を守るための戦いが一層深刻化していきました。
坂本が辿り着いた答えとは一体何なのか、その過程が非常に感動的であり、心に残ります。
さらに、篁の人格が暴走し、X(スラー)はもはや人間とは思えない殺戮マシンへと変貌していきます。
混乱が続く中、リオンの人格が登場し、かつて有月(うづき)との日々を語り始める展開は、物語にさらなる深みを加えていきました。
また、赤尾さんとスラーがひっそりと隠れて暮らしていたことが明かされ、そこに至る経緯が描かれました。
赤尾さんを初めて殺してしまったことで、スラーのリミッターが外れてしまったという衝撃的な展開が強い印象を残すこととなります。
にしても、スラーの持つ「他人の人格や技術をコピーする能力」は、まさにチート級ですよね。
まさかこんな能力が物語に登場するとは! と驚かされつつも、その能力をどう攻略するか、如何にして物語を加速させるのか楽しみが尽きません!
まとめ| サカモトデイズ最新話までのネタバレ考察
本記事では、最新話までの戦績や生死を含めたキャラクターの動向を追い、物語の流れを徹底的に考察しました。
特に、各キャラクターがどのように戦い、どのように物語を進展させていったのかは、今後の展開を予測するために非常に重要なポイントとなっております。
※漫画rawなどの違法サイトで作品を読むことは、ウイルス感染のリスクを伴い、何より制作側の努力を無駄にすることになります。安全に作品を楽しみ、深く理解するためにも、ぜひ本記事のような考察記事を通じて、正規の方法で『サカモトデイズ』を楽しんでいただければと思います。
物語の進行に伴い、新たな謎や重要なポイントが次々に浮かび上がるため、今後の考察にもぜひ注目してください!
ファンとして、そして読者として、『サカモトデイズ』を心から楽しみ、深く味わいながら応援していきましょう!
©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会様より引用

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