【ダンダダン 妖怪・都市伝説の元ネタ一覧】邪視,セルコ,カシマレイコ等宇宙人や幽霊を徹底考察

アニメ情報/徹底考察

こんにちは♪はまちーずと申します。

本記事では、大人気アニメ『ダンダダン』に登場する妖怪や宇宙人の元ネタもといインスピレーションとなった都市伝説について徹底解説いたします。

劇中ではターボババアやセルポ星人、アクロバティックさらさらなど、個性的で不気味な妖怪や宇宙人が多数登場し、彼らとの迫力あるバトルシーンが大きな魅力となっています。

これらの怪異にはリアルに実在した都市伝説が元になっていると云われています。

都市伝説であるため、さまざまな解釈が存在しますが、本記事を読めば「ダンダダン」の世界観や元ネタをより深く理解しより楽しめるようになりますので是非最後までご覧ください♪

それでは、どうぞ…!

【幽霊・妖怪系怪異の元ネタ一覧】

ターボババア(CV:田中真弓)

『ダンダダン』コミックス一覧|少年ジャンプ公式サイト

「クソだらァだぜ」

『ダンダダン』コミックス一覧|少年ジャンプ公式サイト

☆詳細

オカルンが心霊スポットのトンネルで遭遇したのは、高速で走り去る老婆の妖怪でした。彼女に追い越されてしまったオカルンは、イチモツを奪われ、憑依されることとなります。


☆元ネタ

「ターボばあちゃん」は、日本の都市伝説の一つであり、その起源は1980年代にさかのぼります。

此の伝説では、超高速で走る老婆が夜の街や田舎道で若者や通行人を追いかける様子が描かれています。

彼女は時には車やバイクを追い越すほどの速度で現れ、追いつかれた際には何か恐ろしいことが起こるのではないかと数多の民間人に恐れられています。

此の都市伝説は主に子供や若者の間で語り継がれ、インターネットが普及する前から存在していた為、地域によって異なるバリエーションが見られます。

また、ターボばあちゃんの存在は、日本の田舎道や夜道に対する不安や恐怖を反映しているとも云われています。

セルポ星人(CV:中井和哉)

『ダンダダン』コミックス一覧|少年ジャンプ公式サイト

「バナナをください」

TVアニメ『ダンダダン公式サイト』

☆詳細

惑星セルポ出身の宇宙人は、雄のみで構成される種族であり、独自のクローン技術を用いて個体数を増やしてきました。

しかし、生物的な進化が進まず、感情を失ってしまいます。

彼らは生殖機能を回復するために、人間の女性を捕らえて研究する計画を立てています。

また、独自の科学技術を持ち、他の宇宙人との交流も行っています。


☆元ネタ

セルポ星人は「プロジェクトセルポ」に由来するとされており、1960年代にアメリカ政府が秘密裏に実施したとされる極秘計画の名称です。

此の計画では、レティクル座ゼータ連星系の惑星セルポにアメリカ軍人12名を交換留学させたとUFO研究者たちが主張しています。

計画の開始当初は「プロジェクト・クリスタルナイト」と呼ばれていたとも云われています。


フラットウッズモンスター (CV:大友龍三郎)

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☆詳細

力士を彷彿とさせる外見を持ち、ひし形の大きなエラを特徴とする宇宙人。

素早い動きで、蹲踞の姿勢から四股やツッパリなどを行います。


☆元ネタ

アメリカのウェストバージニア州フラットウッズで1952年9月に目撃されたとされる未確認生物に関する都市伝説です。

此の生物は「ブラクストン・カウンティ・モンスター」としても知られています。数人の地元住民、特に子供たちが夜空に現れた奇妙な光を目撃し、その光が山の上に降り立つように見えたため、調査に出かけました。

目撃者たちは、其の場所で異様な形をした巨大な生物を見たと証言しています。

此の生物は推定2.7〜3.6メートルの高さで、暗い長いローブをまとい、頭部はハート型で明るく輝いていたとされています。

また、目撃者たちは硫黄のような異臭と、空気中に漂う重い霧を感じたと報告しています。

此の出来事はUFO現象や宇宙人との関連で語られることが多く、1950年代のUFOブームを助長しました。

地縛霊

『ダンダダン』コミックス一覧|少年ジャンプ公式サイト

☆詳細

トンネル内に潜む地縛霊は、オカルンが訪れた際に目撃されました。

彼女たちは連続殺人事件の犠牲者であり、バラバラにされて命を奪われた少女たちの集合体であることが明らかになっています。

彼女たちはカニのような姿をしており、これは亡くなった人々が三途の川を渡る際にサワガニの形になるためだと言われています。

また、ターボババアと合体することも可能です。


☆元ネタ

「地縛霊」は、日本の霊的概念の一つで、特定の場所に縛られて存在する霊のことを指します。地縛霊の元ネタは古く、特定の時期や出来事に明確に結びついたものではなく、日本の死生観や霊的な信仰に深く根ざしています。

強い未練や執着、無念の感情を抱いて亡くなった人の魂が成仏できず、其の感情が縛りとなって特定の場所に留まるとされています。

此の「場所に縛られる」という特徴から、地縛霊は多くの場合、事故や事件の現場、戦場、または家や墓地といった場所に稀に出現すると云われています。

地縛霊の概念は、日本の伝承や仏教における死後の世界観、さらには江戸時代の幽霊物語など、さまざまな文化的要素から影響を受けています。

江戸時代には怪談が流行し、幽霊が特定の場所に留まって現れるという話が多く語られました。

また地縛霊は現代のホラーやフィクションにも頻繁に登場し、映画や漫画、アニメなどで描かれることが一般的です。

此の場合、霊は亡くなった場所に留まり、訪れる人々に悪い影響を及ぼすというストーリーがよく拝見されます。


アクロバティックさらさら(CV:井上喜久子)

『ダンダダン』コミックス一覧|少年ジャンプ公式サイト

「おかあさんですよおおお」

TVアニメ『ダンダダン公式サイト』

☆詳細

赤いドレスを纏った異形の妖怪。特徴的な言葉遣いとして「おどんだけ」や「お場所」などが挙げられます。

其の名の通り、アクロバティックな動作を得意とし、変身したオカルンの速さにも追随できるほどの能力を有しています。

何故か愛羅に注目しており、彼女が自分を認識できるようになるのを待っていたようです。


☆元ネタ

ネット上のオカルト掲示板で話題になった怪異の一つで、通称「悪皿(あくさら)」と呼ばれています。

一見ふざけた名前のようですが、「出会ったら危険」とされている存在です。

此の噂は掲示板の書き込みを通じて広まりました。

2022年12月20日に放送されたテレビ番組『口を揃えた怖い話』でこの妖怪が取り上げられたことにより、SNSでも注目を集めることになります。

赤い服を着た長身の女性の姿をしており、長いサラサラの髪、左腕には自傷のような切り傷があり、眼窩には眼球が存在しません。特に屋根やビルの上といった高所での目撃が多く、非常に活発な動きをすることから「アクロバティック」とも呼ばれています。

目撃情報は北海道、東北、茨城、大阪、広島などで報告されていますが、四国や九州、離島での目撃は確認されていません。一説には2003年頃に福島県で投身自殺をした女性の霊とも言われていますが、其の詳細は不明とされています。


ドーバーデーモン(CV:関智一)

『ダンダダン』コミックス一覧|少年ジャンプ公式サイト

「チキチータ〜 ユメナイカ〜♪」
「チキチータ〜 シャイマイ チョッチキ フォ〜ユ〜」

TVアニメ『ダンダダン公式サイト』

☆詳細

シャコの特徴を持つ宇宙人が登場します。

彼は「ドーバーデーモン」と呼ばれていますが、作品内では主に「シャコ」として知られています(セルポ星人は「ギグワーカー」と呼称)。

星子たちからは、タコ型ではないことや頭部の形状から「河童」と名付けられています。

セルポ星人に雇われた部下として現れる通称シャコ星人で、つぶらな瞳と鮮やかな赤いボクサーグローブが特徴です。

其の外見にふさわしい強力なパンチを「チキチータ〜ユメナイカ〜」と歌いながら繰り出します。


☆元ネタ

1977年にアメリカのマサチューセッツ州ドーバーで目撃されたとされる未確認生物についての情報です。

此の生物は、フラットウッズ・モンスターやビッグフットと同様に、アメリカの都市伝説やUFO現象の一部として知られています。

此の生物は小型で、身長は約1.2メートルと推測されています。

頭部は大きく丸みを帯びており、体に対して不釣り合いな大きさで、目は大きく、オレンジ色や発光する色合いで輝いていたとの証言があります。また体型は痩せており、長い腕と足を持ち、体表は滑らかで毛がないとされています。

1977年4月には、ドーバーの若者たちがこの生物を何度も目撃したと報告しています。

最初の目撃者は、友人と車で移動中に奇妙な生物を見かけ、その後も他の目撃者が同様の生物を見たと主張しています。

ドーバーデーモンは、宇宙人や異次元の存在と関連付けられることが多く、明確な説明はされていません。しかし、一部の懐疑論者は、見間違いや既存の動物(例えば、子鹿やフクロウ)の誤認ではないかと云われています。

走る人体模型太郎(CV:杉田智和)

『ダンダダン』コミックス一覧|少年ジャンプ公式サイト

「そこどけえええ!!誰もオレを止められねええええ!!」

TVアニメ『ダンダダン公式サイト』

☆詳細

まるで生きているかのように動き回る人体模型。内臓を含めて体を分解することが可能です。

初恋の人体模型「花」を探し続けており、彼女の為ならどんな困難にも立ち向かう覚悟を持ち合わせています。


☆元ネタ

「走る人体模型太郎」は、主にインターネット上で広まる都市伝説や怪談のキャラクターの一つです。

「人体模型」とは、学校の理科室や病院で使用される人体の構造を学ぶための模型のことを指します。

此の模型が何らかの理由で動き出し、さらには走り出すという恐怖映像が、噂や怪談として世間に広まったと言い伝えられています。

このような衝撃映像は、特に学校の怪談話として人気があり、「理科室の人体模型が夜中に動く」といった話は古くから語り継がれています。

「人体模型太郎」という名称はキャラクターに親しみやすさやユーモアを与えるために付けられたものだと云われています。

「走る人体模型太郎」は、主にネット掲示板やSNSを通じて恐怖ネタとして利用され、学校での怖い怪談話や理科室の不気味さをテーマにした都市伝説として多くの地域に広まっています。


邪視

『ダンダダン』コミックス一覧|少年ジャンプ公式サイト

「人間は皆殺しじゃあ」

TVアニメ『ダンダダン公式サイト』

☆詳細

異常に長い手足と、ほとんど垂直に近いほど吊り上がった目を持つ、ブリーフ姿の妖怪。

目を合わせた相手を狂わせ、自ら命を絶つように仕向けるという非常に危険な能力を有しています。

また何かを訴えるかのようにジジの前に姿を現すが……


☆元ネタ

本来、邪視(じゃし)とは、悪意や災厄を引き起こすとされる視線や目の力を指す概念であり、これは世界中の古くからの信仰や迷信と深く結びついています。邪視の起源は特定の文化に限らず、さまざまな地域や時代において「悪意を持つ目の力」に関する信仰や呪いが存在しています。

日本において「邪視」という用語は、主に「悪意のある視線」や「呪いの視線」を指し、強い嫉妬や悪意を持って他者を見つめることが、その者に不幸や病気をもたらすと言い伝えられています。

日本の伝統的な信仰や民話には、目が特別な力を持つという考え方があり、「目で呪う」や「目つきの悪い人は不吉」といった概念が存在します。

邪視の信仰は、目が魂や感情を映し出す窓であるという古代からの考えに基づいており、嫉妬や悪意の感情が視線を通じて他者に害を与えるという信念が広まり、呪いとして恐れられてきました。

このような信仰は地域ごとに異なる形で伝承されてきましたが、共通して「視線」に特別な力が宿るという考えが散見されます。


音楽室の肖像画

『ダンダダン』コミックス一覧|少年ジャンプ公式サイト

☆詳細

音楽室の肖像画に対する恐怖が集まり、具現化した存在です。

バンベン(ベートーヴェン)、もっさん(モーツァルト)、ばばあ(バッハ)、メガネ(シューベルト)、おとてつ(ドヴォルザーク)、だいく(カラヤン)の6体で構成されています。

演奏することで爆発的な音符を生み出し攻撃を行い、休符に触れると動きが停止します。

また、交響曲を演奏することで田んぼや劇場などの空間を創出することも可能です。


☆元ネタ

「音楽室の肖像画にまつわる怪談」は、日本の学校における有名な怪談の一つであり、具体的な起源は不明ですが、全国の学校で語られる「学校の七不思議」の一部として広く知られています。

此のエピソードでは、音楽室に飾られた作曲家や音楽家の肖像画が、夜中に突如動き出したり、目が合った人に呪いをかけるといった内容が描かれています。

此の怪談の背景には、音楽室の暗く静かな雰囲気や、肖像画が持つ威圧感が影響しています。特に深夜になると、学校の教室は不気味に感じられ、其の中で目を引くのが音楽室の大きな肖像画です。

「肖像画が動く」「目が追いかけてくる」という話は、こうした心理的な恐怖から生まれたものとも言い伝えられています。

また、学校の怪談は子供たちの間で噂が広まりやすい特徴があります。

音楽室や理科室などの特別な空間での怪談は、子供たちの想像力や恐怖心を刺激する要因となります。

「音楽室の肖像画」は、こうした心理的要因や学校特有の雰囲気から自然に生まれた怪談であり、特定の事件や文献に基づくものではないものの、日本全国の学校で怪談話として語られています。

カシマレイコ

『ダンダダン』コミックス一覧|少年ジャンプ公式サイト

「ワタシキレイ?」

TVアニメ『ダンダダン公式サイト』

☆詳細

ある廃墟に住み着いている女性の妖怪。

此れは独自の設定を持つ妖怪で、口裂け女、カシマレイコ、八尺様の要素が組み合わさっています。

戦闘能力は間違いなく作中で最強クラスの部類に入り、星子ですら対抗できなかったほどです。

驚異的な身体能力を誇り、さらに鏡の中に相手を閉じ込める厄介な能力を有しています。

一週間隠れていれば逃げられるものの、其の間に精神的な攻撃を仕掛けてきます。


☆元ネタ

不明


オンブスマン

『ダンダダン』コミックス一覧|少年ジャンプ公式サイト

☆詳細

巨大な赤ん坊の姿をした異形の存在。

亡くなった幼い子供の霊が悪霊となり、愛情を求めて他者の背中に乗りかかってきます。

優しく接することで成仏できますが、拒絶されると憎しみが増大し、憑依された者を最終的に押しつぶしてしまいます。

別名は子泣きジジイ。作中では委員長の佐脇凛に憑依し、彼女を圧迫しようとしました。


☆元ネタ

オンブスマンは元々北海道の山中に現れる見えない妖怪でしたが、最近では都市部にも姿を現すようになり、都市での存在は”市民オンブスマン”と呼ばれるようになりました。

街中で待ち構えるオンブスマンは、ターゲットとなる人間を見つけると赤ん坊のような声を発します。

其の声を聞いた人間がオンブスマンを抱き上げると、しがみついて離れず、次第にその体重を増して人間を押しつぶしてしまいます。

此の妖怪は元々アイヌの人々の間で語られていた昔話に由来するとされていますが、実際には「おんぶ」と「オンブズマン制度」という言葉の響きから生まれた都市伝説であると言い伝えられています。

コウシャイン

☆詳細

学校の七不思議が集まり、合体した巨大な地縛霊が出現、オンブスマンによって全校の悪霊が引き寄せられ、巨大化し、凛を押し潰そうと襲いかかってきます。

コウシャイン自身の攻撃は結界によって比較的防ぎやすいですが、その巨体の中にいる小さな悪霊「二宮デスロード金次郎」が非常に厄介で、四方八方からの攻撃に桃たちは苦戦を強いられることとなります。

☆元ネタ

不明


團曼羅

『ダンダダン』コミックス一覧|少年ジャンプ公式サイト

☆詳細

ボードゲームの形をした呪いのアイテムで、別名は呪行李(のろいごうり)です。

此のボードゲームに触れると、プレイヤーはゲームの世界に引き込まれ、一度入るとクリアするまで外に出ることができません。

ゲームの世界は広大なファンタジーで構成されており、危険な敵も存在します。

また、プレイヤーの能力が制限されてしまい、基本的にはわずかな武器で敵に立ち向かう必要があります。

このような状況から「ゲームをクリアすれば脱出できる」と考えられがちですが、実際にはそれだけでは済まないようです。

元のアイデアは映画『ジュマンジ』に由来していると云われています。


☆元ネタ

團曼羅のインスピレーションは、ボードゲーム「ジュマンジ」を題材にした映画に由来しています。

「ジュマンジ」は、クリス・ヴァン・アールスダールによる1981年の児童書を基にしたボードゲームを中心に展開される映画シリーズです。

ジュマンジは、神秘的なボードゲームであり、プレイヤーはサイコロを振ることでゲーム内の冒険や危険な状況に直面します。

此のゲームをプレイすることで現実世界にさまざまな影響を及ぼすため、プレイヤーはゲームをクリアする必要があります。テーマは「冒険」と「危険」であり、時にはユーモアも交えられています。

メルヘンカルタ

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「あなた様のおかげでやっと出ることが出来ました。とても愛しています。」

TVアニメ『ダンダダン公式サイト』

☆詳細

封印された悪魔が團曼羅の中に存在している中、彼は自身の呪行李を奪い取り、ボードゲームである團曼羅を改造し、プレイヤーがそれをクリアすることで封印を解こうと企んでいました。

彼は見た者を洗脳する能力を有し、さらに精神的な攻撃を加えることで、より多くの手駒を増やすことを可能としています。

彼は慇懃無礼な口調で、レ・ミゼラブルの歌詞を好んで歌う。

また、対象の顔の一部を奪うことができ、対象の部位のカードを破壊すれば元に戻るが、すぐに再生するため、実質的な意味はない。しかし、カルタの名が示すように、読み手と取り手が存在し、メルヘンカルタのカードを同時に2枚、または全て破壊することで彼を撃破することが可能です。


☆元ネタ

「悪魔のメルヘンカルタ」は、現代日本における都市伝説や怪異の一つであり、特にインターネットを介して広まった物語です。白雪姫、赤ずきん、ヘンゼルとグレーテル、人魚姫、不思議の国のアリス、ピノキオの絵が描かれた6枚のカルタが存在します。

これらはヨーロッパの呪術師によって悪を封じ込めたものともされています。

邪悪な心を持つ者に取り憑くと、その者は6つの身体を持ち、身体以外の全てを支配するという伝説があります。  このカルタは特定のルールに従ってプレイされ、プレイヤーは特定のカードを引いたり、条件を満たすことで様々な「悪魔」や「怪異」と遭遇します。カードを引く際には慎重な選択が求められ、運や判断力が試される要素が含まれています。中にはプレイヤーに不幸や災厄をもたらす効果を持つカードも存在します。

アンブレボーイ

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☆詳細

溺れかけた警官たちを救おうとした頭間雲児に憑依した妖怪で、別名は唐傘お化けとも云われています。

周囲に武器としての唐傘を展開し、鈍器として使用したり、衝撃波を放つことが可能。ただし、衝撃波は頭間が無意識に力を抑えているため、一度の変身で2回しか発射することができません。本来は優しい性格の妖怪とされますが、その実力は非常に高く、一度暴れ出すと手がつけられなくなると云われています。

☆元ネタ

アンブレボーイのインスピレーションは、日本の妖怪「唐笠お化け」に由来しています。

「唐笠お化け」は、日本の伝説や都市伝説において知られる怪異の一つで、特に農村や山間部での目撃が多いとされています。この妖怪は、唐笠という特有の形状の傘を被った姿で描かれることが一般的です。

唐笠は、日本の伝統的な傘の一種で、竹や木の骨組みに和紙や布が張られたものです。主に夜間に現れ、特に雨や霧の中で目撃されることが多いとされています。人々にいたずらをしたり、恐怖を与えたりする存在として語られる一方で、地域によっては善意の存在としても描かれることがあります。

唐笠お化けは、特に農村部の伝説に多く見られ、古くからの信仰や生活様式と深く結びついていると云われています。

特に田んぼや山道での目撃情報が豊富とされています。

TVアニメ『ダンダダン』より引用

© 龍幸伸/集英社

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この記事を書いた人
はまちーず

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